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公開番号2024048585
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154583
出願日2022-09-28
発明の名称培養バッグ及びそれを用いた培養方法
出願人日東電工株式会社
代理人弁理士法人青藍国際特許事務所,個人,個人
主分類C12M 1/00 20060101AFI20240402BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】微細藻類を培養することに適した新たな培養バッグを提供する。
【解決手段】本発明の培養バッグ100は、第1の輝度向上フィルムを含む第1の基材10を備える。培養バッグ100は、第2の基材をさらに備えてもよく、第2の基材は第2の輝度向上フィルムを含んでもよい。本発明の培養方法は、培養バッグ100を用いる培養方法である。培養バッグ100には、例えば微細藻類が収容される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1の輝度向上フィルムを含む第1の基材を備える、
培養バッグ。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記第1の輝度向上フィルムは、複数の層を含む多層フィルムであり、前記多層フィルムは、第1層及び前記第1層と屈折率の異なる第2層を含む、請求項1に記載の培養バッグ。
【請求項3】
前記第1の基材の厚さが、20μm以上かつ1000μm以下である、請求項1に記載の培養バッグ。
【請求項4】
前記第1の基材は、前記第1の輝度向上フィルムを被覆する被覆層をさらに含む、請求項1に記載の培養バッグ。
【請求項5】
第2の基材をさらに備え、
前記第1の基材及び前記第2の基材は、互いに重ね合わされ、袋状の構造を有するように接合されている、請求項1に記載の培養バッグ。
【請求項6】
前記第2の基材が第2の輝度向上フィルムを含む、請求項5に記載の培養バッグ。
【請求項7】
前記第1の輝度向上フィルムと前記第2の輝度向上フィルムとは互いに同じである、請求項6に記載の培養バッグ。
【請求項8】
気体を内部に供給するための開口部を有する、請求項1に記載の培養バッグ。
【請求項9】
微細藻類を培養するために用いられる、請求項1に記載の培養バッグ。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか1項に記載の培養バッグを用いる、培養方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、培養バッグ及びそれを用いた培養方法に関する。
続きを表示(約 980 文字)【背景技術】
【0002】
微細藻類は、食料や燃料などに利用することができ、その利用価値が高い。微細藻類は、容易に培養できるだけでなく、その培養過程で二酸化炭素を大量に吸収できる利点もある。
【0003】
微細藻類の培養方法としては、屋外に開放された培養槽を利用する開放系での培養方式や、タンクなどの密閉容器を利用する閉鎖系での培養方式が挙げられる。開放系での培養方式は、コンタミネーションリスクが高いことや微細藻類のバイオマス生産性が限定的となるなどのデメリットがある。閉鎖系の培養方式は、外部からの物質混入や生物侵入で培養液が汚染されるコンタミネーションのリスクを低減できる利点がある。
【0004】
閉鎖系の培養方式では、密閉容器として、樹脂製のフィルムを含む培養バッグ、ガラス管やガラスプレートで構成された培養容器などが利用される。培養バッグとしては、例えば、2つの包装材(基材)が互いに重ね合わされ、袋状の構造を有するように接合された袋状体が用いられる。この袋状体では、通常、2つの包装材がヒートシールにより接合されている。
【0005】
上記の袋状体を用いた培養方式によれば、その厚さ方向が水平方向と一致するように袋状体を配置することによって、袋状体の設置面積を抑制しつつ、微細藻類を効率的に培養することができる。一例として、特許文献1は、梁などに吊るされた袋状体を備えた培養装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
中国実用新案第207483706号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
微細藻類の培養に適した新たな培養バッグを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、第1の輝度向上フィルムを含む第1の基材を備える、培養バッグを提供する。
【0009】
さらに本発明は、前記培養バッグを用いる培養方法を提供する。
【発明の効果】
【0010】
微細藻類の培養に適した新たな培養バッグを提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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