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公開番号2024046988
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152393
出願日2022-09-26
発明の名称操作パネル装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人ぱてな
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240329BHJP(電気通信技術)
要約【課題】制御基板とカバー隙間との距離が短くても表示部の動作不良を確実性高く抑制でき、ひいては小型化を実現できる操作パネル装置を提供する。
【解決手段】操作パネル装置1は、ベース30と、第1カバー10と、第2カバー20と、第1カバー10に装着された表示部50と、第1方向D1において表示部50とベース30との間に位置する制御基板60と、表示部50と制御基板60とを接続する接続ハーネス90であって、表示部50及び制御基板60よりもカバー隙間G1に近い位置で湾曲する湾曲部90Cを有する接続ハーネス90と、カバー隙間G1と、表示部50及び制御基板60との間に位置する壁部110であって、第1カバー10からベース30に向かって第1方向D1の一方に突出し、かつ第2方向D2に延び、湾曲部90Cに当接可能な壁部110と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ベースと、
前記ベースに組み付けられ、前記ベースの少なくとも一部を覆う第1カバーと、
前記ベースに組み付けられ、前記第1カバーとの間にカバー隙間を形成する第2カバーと、
前記第1カバーに装着された表示部と、
前記第1カバーに支持され、前記第1カバーと前記表示部と前記ベースとが重なる第1方向において前記表示部と前記ベースとの間に位置し、前記表示部を制御する制御基板と、
前記表示部と前記制御基板とを接続する接続ハーネスであって、前記表示部及び前記制御基板よりも前記カバー隙間に近い位置で湾曲する湾曲部を有する前記接続ハーネスと、
前記カバー隙間と、前記表示部及び前記制御基板との間に位置する壁部であって、前記第1カバーから前記ベースに向かって前記第1方向の一方に突出し、かつ前記カバー隙間が延びる方向に沿う第2方向に延び、前記湾曲部に当接可能な前記壁部と、
を備えていることを特徴とする操作パネル装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記壁部は、前記第1カバーに一体的に設けられ、
前記壁部は、前記第1カバーから前記第1方向の前記一方に突出し、かつ前記第2方向に延びる壁部本体と、
前記壁部本体における前記第1方向の前記一方の端縁に接続する屋根部であって、前記カバー隙間から離隔する方向に突出し、かつ前記第2方向に延びる前記屋根部と、を有している請求項1記載の操作パネル装置。
【請求項3】
前記壁部は、前記湾曲部から前記第2方向に離隔した位置で前記壁部本体における前記カバー隙間とは反対側を向く面と前記屋根部とを接続する接続壁を有している請求項2記載の操作パネル装置。
【請求項4】
前記壁部は、前記第1カバーに一体的に設けられ、
前記ベースは、前記壁部における前記第1方向の前記一方の端縁よりも前記第1方向の前記一方に位置する規制傾斜面であって、前記第1方向の前記一方に延びるにしたがって前記カバー隙間から離隔する方向に傾斜し、かつ前記第2方向に延びる前記規制傾斜面を有している請求項1記載の操作パネル装置。
【請求項5】
前記操作パネル装置が組み立てられた状態において、前記規制傾斜面は、前記制御基板よりも前記第1方向の前記一方に位置している請求項4記載の操作パネル装置。
【請求項6】
前記ベースは、前記操作パネル装置が組み立てられた状態において、前記規制傾斜面に対して前記カバー隙間とは反対側に位置し、かつ前記制御基板よりも前記第1方向の前記一方に位置して前記接続ハーネスの一部を収容可能に凹むハーネス収容部を有している請求項5記載の操作パネル装置。
【請求項7】
光透過性を有し、前記第1方向の他方から前記表示部を覆うカバーシートをさらに備え、
前記壁部は、前記カバーシートにおける前記表示部よりも前記カバー隙間に近い部分が前記第1方向の前記一方に折り曲げられて形成され、
前記ベースは、前記壁部における前記第1方向の前記一方の端縁よりも前記第1方向の前記一方に位置する規制傾斜面であって、前記第1方向の前記一方に延びるにしたがって前記カバー隙間から離隔する方向に傾斜し、かつ前記第2方向に延びる前記規制傾斜面を有している請求項1記載の操作パネル装置。
【請求項8】
前記壁部は、前記第1カバーに一体的に設けられ、
前記壁部における前記第1方向の前記一方に位置する部分の前記第2方向の幅は、前記接続ハーネスの前記第2方向の幅よりも狭い請求項1記載の操作パネル装置。
【請求項9】
前記制御基板は、前記表示部に対向する基板面を有し、
前記基板面における前記カバー隙間に近い端縁側には、前記接続ハーネスの一端が前記基板面に平行な方向から挿入されるコネクタが設けられている請求項8記載の操作パネル装置。
【請求項10】
前記壁部における前記第1方向の前記一方の端縁は、前記コネクタよりも前記第1方向の前記一方に位置している請求項9記載の操作パネル装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は操作パネル装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に従来の操作パネル装置の一例が開示されている。この操作パネル装置は、ベースカバー、操作パネル、トップカバー及びタッチパネルを備えている。
【0003】
操作パネルは、ベースカバーに組み付けられ、ベースカバーの前部分を覆っている。トップカバーは、ベースカバーに組み付けられ、自己の前端縁と操作パネルの後端縁との間にカバー隙間を形成している。タッチパネルは、操作パネルに装着されている。特許文献1では図示及び説明が簡略されているが、タッチパネルは、入力部、表示部及び制御基板を有している。
【0004】
また、特許文献2に従来の操作パネル装置の別の一例が開示されている。この操作パネル装置において、パネル部材の中央部には表示部が装着され、パネル部材の左部分には制御基板が装着されている。表示部と制御基板とは、接続ハーネスによって接続されている。接続ハーネスは、湾曲する湾曲部を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-102828号公報
特開2016-192633号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記特許文献1の操作パネル装置を小型化する要望があるが、操作パネルに装着されるタッチパネルの入力部、表示部及び制御基板は小さくし難いので、それらの周辺部を詰めることによって小型化する傾向が強い。
【0007】
しかしながら、この場合、接続ハーネスの湾曲部がカバー隙間に近い位置に配置される可能性が高くなるので、帯電体である人体や物体からカバー隙間を経由して接続ハーネスに至る放電が発生し易くなる。その結果、この操作パネル装置は、カバー隙間から侵入する静電気の影響を接続ハーネスが受け易くなり、表示部の動作不良を抑制することが難しくなるおそれがある。
【0008】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、制御基板とカバー隙間との距離が短くても表示部の動作不良を確実性高く抑制でき、ひいては小型化を実現できる操作パネル装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の操作パネル装置は、ベースと、
前記ベースに組み付けられ、前記ベースの少なくとも一部を覆う第1カバーと、
前記ベースに組み付けられ、前記第1カバーとの間にカバー隙間を形成する第2カバーと、
前記第1カバーに装着された表示部と、
前記第1カバーに支持され、前記第1カバーと前記表示部と前記ベースとが重なる第1方向において前記表示部と前記ベースとの間に位置し、前記表示部を制御する制御基板と、
前記表示部と前記制御基板とを接続する接続ハーネスであって、前記表示部及び前記制御基板よりも前記カバー隙間に近い位置で湾曲する湾曲部を有する前記接続ハーネスと、
前記カバー隙間と、前記表示部及び前記制御基板との間に位置する壁部であって、前記第1カバーから前記ベースに向かって前記第1方向の一方に突出し、かつ前記カバー隙間が延びる方向に沿う第2方向に延び、前記湾曲部に当接可能な前記壁部と、
を備えていることを特徴とする。
【0010】
本発明の操作パネル装置は、壁部が接続ハーネスの湾曲部に当接することにより、湾曲部の位置、姿勢、形状等の状態を所望の状態に保持できる。また、カバー隙間から湾曲部までの経路は、壁部を迂回するために長い経路となる。これにより、この操作パネル装置は、帯電体である人体や物体からカバー隙間を経由して接続ハーネスに至る放電が発生することを確実性高く抑制できる。その結果、この操作パネル装置は、カバー隙間から侵入する静電気の影響を接続ハーネスが受けることを確実性高く抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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