TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024046566
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-04-03
出願番号
2022164333
出願日
2022-09-22
発明の名称
ベルト後端部補強方法
出願人
個人
,
個人
代理人
主分類
A44B
11/12 20060101AFI20240327BHJP(小間物;貴金属宝石類)
要約
【課題】衣服用等の、バックルとベルトの着脱工程において、バックル固定刃によってベルト後端部のベルト損傷を防止する補強具を提供する。
【解決手段】 衣服等のベルトで、バックルとベルト本体と着脱自在の衣服用のベルトであって。バックルと連結するベルト後端部はバックルベルト挿入部に差し込まれ、爪部材の固定刃で破損を防止するためにベルト後端部を補強具と接着材で固着して被い、バックルに連結し、固定爪の刺し込みによって爪部材先端が補強具上面を貫通し、ベルト生地まで到達し、補強具の該打ち込み孔により発生したバリと接着材による効用でベルト後端部の破損を防止することを特徴とするベルト後端部補強方法である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
衣服等のベルトで、バックルとベルト本体と着脱自在の衣服用のベルトであって。
バックルと連結するベルト後端部はバックルベルト挿入部に差し込まれ、
爪部材の固定刃で破損を防止するために前記ベルト後端部を補強具で被い、前記固定爪の刺し込みによって前記爪部材先端が前記補強具上面を貫通し、ベルト生地まで到達し、
前期補強具に形成した打ち込み孔により発生したバリと接着材による効果で前記ベルト後端部が、バックル外側に引く力を阻止することを特徴とするベルト後端部補強方法。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
ベルト先端部裏側に係止用凹凸部を有したベルトの自在バックルとの着脱自在の方法であって、
前期ベルト後端部に形成された補強具(4a)後部部分を反り返し可能に形成し、補強具反り部(19)とし、
ベルト把持部(16)に挿入された前期補強具(4a)は、バックル(1a)に形成されたベルト端部止め位置(14)に到達して、補強具反り部(19)が補強具反り把持部(20)の保持によってバックル(1a)内ベルト2を外側に引く力を阻止することを特徴とする請求項1記載のベルト後端部補強方法。
【請求項3】
請求項2の前期補強具(4a)は、バックル固定爪(11)を開放しても補強具反り部(19)が補強具反り把持部(20)に刺し込まれ保持されることによりベルト2をバックル(1a)後方に引き戻し外すことができないことで、ベルト抜きスロープ(13)を形成し、
ベルト2をベルト抜きスロープ(13)を経て、バックル(1a)よりベルト本体(2)を抜き出す方法によりベルト(2)交換をすることを特徴とする請求項1、請求項2記載のベルト後端部補強方法。
【請求項4】
ベルト後端部を覆う補強具は金属板によって側面視逆コの字に形成され、厚さと幅は双方ベルトと同等とし、上面と下面を形成して逆コの字先端から後方に既定の延長を持ち前期上面、下面に打ち込み孔を少なくとも2以上を設け、前期打ち込み孔裏側に発生したバリがベルト生地に摩擦を与えると共に接着材の効用により固着することを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のベルト後端補強方法。
発明の詳細な説明
【発明の詳細な説明】
【】
【技術分野】
【0001】
この発明は、衣服用ベルトであって、ベルトバックルとベルトが連結する場合において、連結部のベルト損傷を防止するベルト補強に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、バックルにはベルト孔に掛け止めピンを差し込み、ベルトを固定するピンバックルと、自在調整ベルトバックル、あるいはラチエットバックル等の名称で、体型に応じてベルト長の変更可能なベルトでズボン等衣服を保持するものが一般的である。当該バックルと連結するベルト後端部固定部材の多くは爪部材の係止によりベルトをバックルに略固定する方式がとられている。以下、本発明は、ピンを有する物をピンバックル、ベルト先端部に凸凹を形成したベルトを自在ベルトと称する。
【0003】
又、市販の衣服用ベルトも様々なバックルが用意されている。市販時からベルトとバックルが固着されるものと、ベルトとバックルの連結は着脱自在であり、体系に応じてベルトの長短を自由に調節できるものである。その連結は従来の技術同様にベルト生地に爪部の押し圧、爪の差し込みにより固定されているのが一般的である。
【0004】
特開2022-120764には、バックルとベルト部が分離した状態からベルトに形成した連結金具と金具本体に固着したベルトがバックルに連結する様態が示されているが、ベルト連結金具と金具本体との連結が爪部材で支持されているので前記載と同様に長期的使用時にベルト部が破損して金具本体と分離する問題が発生する。
又、実用新案登録3224930には、自在ベルトの固定方法が詳細に記載されているがベルト後端部の略固着は図面上で爪板12からなる爪12aにて略固定されている。が、バックルとベルト後端部の固着方法は詳細な記載は見当たらない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-120764
実用新案登録第3224930
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
つまり、バックルと連結するベルト後端部は爪部材により押し圧、あるいは爪部材の刺仕込みによって連結される。この場合ベルト端部は長期間の使用、又は人体腹部の内圧による破損が多々見られる問題がある。特に出願人は高所作業時においてのズボンベルト破損は危険であり大きな問題となる。さらに破損した該ベルト後端部をバックルに連結する際、ベルトを鋭利な刃物で切り口を正確に切断しないと連結が非常に厄介なこととなる問題がある。従来技術を検証してもバックルとベルト連結端部の補強方法等の記載が見つけられないのが現状である。本発明は、具体的には分離されているバックルとベルトが着脱自在に連結するベルト後端部部分の補強具を提供するものである。
【課題を解決する手段】
【0007】
▲1▼ピンバックルと連結するベルト後端部はピンバックルベルト挿入部に差し込まれ、爪部材の係止によって固着される。爪部材の固定刃で破損を防止するために該ベルト後端部を補強具と接着材で被い、爪部材の押し圧、又は固定爪の刺し込みによって補強具上面を貫通し、ベルト生地まで到達し、さらに補強具の形成した打ち込み孔により発生したバリと接着材による密着効果でベルト後端部が強固となることでバックル内でベルトを外側に引く力を抑止することを特徴とするベルト後端部補強方法。
▲2▼ベルト先端部裏側に係止用凹凸部を有したベルトの自在バックルは、該ベルト後端部に形成された▲1▼記載の補強具の幅を広げ、補強具後部部分を反り返るよう形成し、バックルベルト把持部に挿入された補強具後部部分は、バックルに形成されたベルト補強具把持部に到達して、さらに固定爪の補強具上面貫通によって略固定することを特徴とする▲1▼記載のベルト後端部補強方法。
▲3▼▲2▼の記載ベルト補強具は、バックル固定爪部材を開放しても補強具後部分のベルト補強具把持部により該ベルトをバックル後方に引き戻し、外すことができないことで、バックル内ベルトベルト後端部止め位置をスロープ形成し、該ベルトを該形成したスロープを経て、ベルト本体を抜き出す方法をとることでベルト交換をすることを特徴とする▲1▼、▲2▼記載のベルト後端部補強方法。
▲4▼ベルト後端を覆う補強具は金属板によって側面視コの字に形成され、厚さと幅は双方ベルトと同等とし、上面と下面を形成してコの字先端から後方に既定の延長を持ち該双方面に打ち込み孔を多数設け、打ち込み孔裏側に発生したバリがベルト生地に摩擦を与えると共に接着材の使用により固着することを特徴とする▲1▼乃至▲3▼記載のベルト後端部補強方法。
【発明の効果】
【0008】
ベルト後端部に係る補強具の効果により、ベルト後端部が破損することなく長期間使用可能となる。又、ベルト長短加工時に補強具は薄い金属板により形成されるので手力によって加工が容易でさらに安価であるために体系に合わせたベルトの長短を定める際には金属部部分を切断し、新たに金属板を、補強具を交換してバックルと再び連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態のピンバックルによる構成図である。
本発明の第2実施形態の自在バックルによる構成図である。
補強具とバックル後部の固定刃等による連結部の断面図である。
試作段階の自在バックル後部に掛る加工模式図である。
自在バックルから補強具を形成したベルトを抜き出す方法の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明をする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
紐端止め具
12か月前
個人
装身具用留具
3か月前
個人
装飾具
2か月前
個人
押し具
10か月前
個人
布折り畳み固定具
10か月前
有限会社小島工芸
装身具
8か月前
個人
アクセサリー
9か月前
個人
名札の取付構造
9日前
個人
パンツ用裾止めバンド
6か月前
株式会社ニフコ
紐留め具
12か月前
楠本技研株式会社
装飾品
10か月前
個人
身の回り品の係止構造
16日前
サンライズ株式会社
装身具
11か月前
個人
ベルト後端部補強方法
8か月前
個人
静電誘導式滑り止め対策指輪
6か月前
株式会社小林貴金属
装身具
8か月前
個人
ホック部開閉を有する衣類小物
11か月前
株式会社クロスフォー
装身具
10か月前
株式会社クロスフォー
装身具
3か月前
個人
装飾品の製造方法
8か月前
個人
アクセサリの連結具セット
3か月前
個人
留め具
4か月前
株式会社タクト
嵌合固定具
9か月前
スターライト穴水有限会社
組み合わせ装身具
7か月前
株式会社美創
装身具の部品及び装身具
6か月前
日本ダム株式会社
曲面状の立体ワッペン
8か月前
カシオ計算機株式会社
バンドおよび時計
8か月前
株式会社三鷹ホールディングス
ピアス用穿孔器
1か月前
サンコー株式会社
ベルトの緩み防止機構
6か月前
株式会社クロスフォー
宝石支持体および装飾具
9日前
株式会社秋山製作所
留め具
6か月前
大日本除蟲菊株式会社
網戸用面ファスナー
4か月前
台灣百和工業股ふん有限公司
バックル装置
9か月前
個人
宝飾箱
6か月前
個人
指輪サイズ補正に用いる使い捨てポリウレタン調整具
12か月前
丸山金属工業株式会社
雌ホック用のリング状樹脂バネ
5か月前
続きを見る
他の特許を見る