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公開番号2024046498
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022151923
出願日2022-09-22
発明の名称作成プログラム、作成方法および作成装置
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 50/06 20240101AFI20240327BHJP(計算;計数)
要約【課題】電力プロファイルをより短時間に立案する。
【解決手段】実施形態の作成プログラムは、取得する処理と、構築する処理と、変換する処理と、求解する処理とをコンピュータに実行させる。取得する処理は、複数のエネルギー管理装置のそれぞれより運用方策と運用方策に関する経費または利益を含む運用方策案情報を取得する。構築する処理は、取得した運用方策案情報に基づき、複数のエネルギー管理装置それぞれの運用方策の選択を2値変数で表して、所定の制約条件を満たしつつ経費を最小化または利益を最大化するための制約付き2値最適化問題を構築する。変換する処理は、構築した制約付き2値最適化問題を制約なし2値2次最適化問題に変換する。求解する処理は、変換した制約なし2値2次最適化問題をアニーリングマシンで求解する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
複数のエネルギー管理装置のそれぞれより運用方策と当該運用方策に関する経費または利益を含む運用方策案情報を取得し、
取得した前記運用方策案情報に基づき、前記複数のエネルギー管理装置それぞれの前記運用方策の選択を2値変数で表して、所定の制約条件を満たしつつ前記経費を最小化または前記利益を最大化するための制約付き2値最適化問題を構築し、
構築した前記制約付き2値最適化問題を制約なし2値2次最適化問題に変換し、
変換した前記制約なし2値2次最適化問題をアニーリングマシンで求解する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする作成プログラム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記変換する処理は、前記制約付き2値最適化問題を、タイムステップごとの制約式を表現して制約なし2値最適化問題に変換し、当該制約なし2値最適化問題の目的関数に前記制約式を付与することで、前記制約なし2値2次最適化問題に変換する、
ことを特徴とする請求項1に記載の作成プログラム。
【請求項3】
少なくとも時間を指定した要求を外部より受信する処理をさらに前記コンピュータに実行させ、
前記取得する処理は、前記要求において指定された時間内における運用方策と当該運用方策に関する経費または利益を含む運用方策案情報を取得する、
ことを特徴とする請求項1に記載の作成プログラム。
【請求項4】
前記要求は、制約条件を示す情報を含み、
前記構築する処理は、前記要求に含まれる制約条件を満たしつつ前記経費を最小化または前記利益を最大化するための制約付き2値最適化問題を構築する、
ことを特徴とする請求項3に記載の作成プログラム。
【請求項5】
複数のエネルギー管理装置のそれぞれより運用方策と当該運用方策に関する経費または利益を含む運用方策案情報を取得し、
取得した前記運用方策案情報に基づき、前記複数のエネルギー管理装置それぞれの前記運用方策の選択を2値変数で表して、所定の制約条件を満たしつつ前記経費を最小化または前記利益を最大化するための制約付き2値最適化問題を構築し、
構築した前記制約付き2値最適化問題を制約なし2値2次最適化問題に変換し、
変換した前記制約なし2値2次最適化問題をアニーリングマシンで求解する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする作成方法。
【請求項6】
複数のエネルギー管理装置のそれぞれより運用方策と当該運用方策に関する経費または利益を含む運用方策案情報を取得し、
取得した前記運用方策案情報に基づき、前記複数のエネルギー管理装置それぞれの前記運用方策の選択を2値変数で表して、所定の制約条件を満たしつつ前記経費を最小化または前記利益を最大化するための制約付き2値最適化問題を構築し、
構築した前記制約付き2値最適化問題を制約なし2値2次最適化問題に変換し、
変換した前記制約なし2値2次最適化問題をアニーリングマシンで求解する、
処理を実行する制御部を含むことを特徴とする作成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、作成プログラム、作成方法および作成装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
エネルギー供給システムは、電力・ガス・重油・日射量・空気熱などの各種の形態でシステム境界から入出力されるエネルギーおよび物質を、冷水・温水・蒸気・用水などの用役へと変換し、下流のプロセスへ供給するシステムである。
【0003】
アグリゲーターは、エネルギー供給システムを電力資源とみなして、需要家ごとにEMS(Energy Management System)を介して分散配置された負荷装置、蓄エネルギー装置、発電装置などのエネルギーリソースの電力消費・発電パターン(電力プロファイル)を集約する。
【0004】
アグリゲーターにおける電力プロファイルの立案は、本分野における古典的な問題である。この電力プロファイルの立案については、混合整数線形計画(MILP)問題として定式化する従来技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-140615号公報
特開2020-27383号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記の従来技術では、アグリゲーターが管理する需要家が多数ある場合、短時間(例えば、30分、45分、1時間等)での電力プロファイルの立案が困難であるという問題がある。
【0007】
例えば、需給調整市場の1つでは、比較的に短時間(例えば、30分)における電力量の合計を指定量に一致させるような電力プロファイルの立案が求められる場合がある。しかしながら、MILPは、離散変数の増加(需要家とその需要家が有するエネルギーリソース)に応じて分岐限定法で探索すべき解空間の指数的な増加、すなわち組み合わせ爆発が生じる。したがって、需給調整市場が要求する時間内にMILP問題を解くことは困難になる。
【0008】
1つの側面では、電力プロファイルをより短時間に立案することができる作成プログラム、作成方法および作成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
1つの案では、作成プログラムは、取得する処理と、構築する処理と、変換する処理と、求解する処理とをコンピュータに実行させる。取得する処理は、複数のエネルギー管理装置のそれぞれより運用方策と運用方策に関する経費または利益を含む運用方策案情報を取得する。構築する処理は、取得した運用方策案情報に基づき、複数のエネルギー管理装置それぞれの運用方策の選択を2値変数で表して、所定の制約条件を満たしつつ経費を最小化または利益を最大化するための制約付き2値最適化問題を構築する。変換する処理は、構築した制約付き2値最適化問題を制約なし2値2次最適化問題に変換する。求解する処理は、変換した制約なし2値2次最適化問題をアニーリングマシンで求解する。
【発明の効果】
【0010】
電力プロファイルをより短時間に立案することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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