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公開番号2024045819
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022150828
出願日2022-09-22
発明の名称詰め替え容器用の内容物取出装置及びそれを含む詰め替え容器
出願人株式会社サイトー,株式会社ユメミグサ
代理人個人
主分類B05B 11/00 20230101AFI20240327BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】本発明は、非常に簡易な構成で、逆さまにぶら下げて使用されても、内容物が垂れてくることもなく一定量の内容物を取り出すことができる内容物取出装置を提供する。
【解決手段】本発明の内容物取出装置10は、詰め替え容器20をぶら下げて使用するための内容物取出装置10であって、前記詰め替え容器20の開口部に前記内容物取出装置10を取り付けるための取付部;前記詰め替え容器20の開口部から内容物を取り出すための取出部;前記内容物取出部と流通しており、かつ内容物を貯留可能なシリンジ部;前記シリンジ部内を往復可能で、かつ外部から操作可能なピストン部;前記ピストン部が前記シリンジ部内を往復運動すると内容物が流通可能になる第1の弁;前記第1の弁を流通した内容物を吐出するためのノズル、及び前記ピストン部を片手操作するためのフランジを有する、内容物取出装置10に関する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
詰め替え容器をぶら下げて使用するための内容物取出装置であって、
前記詰め替え容器の開口部に前記内容物取出装置を取り付けるための取付部、
前記詰め替え容器の開口部から内容物を取り出すための取出部、
前記内容物取出部と流通しており、かつ内容物を貯留可能なシリンジ部、
前記シリンジ部内を往復可能で、かつ外部から操作可能なピストン部、
前記ピストン部が前記シリンジ部内を往復運動すると内容物が流通可能になる第1の弁、
前記第1の弁を流通した内容物を吐出するためのノズル、及び
前記ピストン部を片手操作するためのフランジ
を有する、内容物取出装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記詰め替え容器に取り付けした状態で、前記シリンジ部が前記詰め替え容器の外側に位置する、請求項1に記載の内容物取出装置。
【請求項3】
前記内容物取出部が、前記詰め替え容器の開口部に挿入可能な管の形態であり、前記詰め替え容器に取り付けした状態で、開口部に挿入されている管の長さが3.0cm以下である、請求項1に記載の内容物取出装置。
【請求項4】
前記内容物取出部と前期シリンジ部との間に、第2の弁を有する、請求項1に記載の内容物取出装置。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか一項に記載の内容物取出装置と、内容物を含む詰め替え容器とを具備する、内容物取出装置付き詰め替え容器。
【請求項6】
さらにぶら下げ用フックを含む、請求項5に記載の内容物取出装置付き詰め替え容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シャンプー等の詰め替え容器をそのまま使用するために用いられる、詰め替え容器用の内容物取出装置及びそれを含む詰め替え容器に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
シャンプー、ボディーソープ等は、専用の容器に充填されて販売されているだけではなく、その専用の容器に内容物を詰め替えるための詰め替え容器にも充填されて販売されている。
【0003】
近年、詰め替え容器を浴室のタオル掛け等にぶら下げて使用するための用具が販売されている。例えば、特許文献1では、容器を逆さまにぶら下げる保持部材と、容器の取り出し口に取り付けられるポンプとを具備した詰め替え容器用の内容物取出装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-214933号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の内容物取出装置は、逆さまにぶら下げて使用されても、内容物が垂れてくることもなく一定量の内容物を取り出すことができるため、ぶら下げて使用するのに非常に有用である。しかし、特許文献1の内容物取出装置は、構造が複雑であり、これを製造するためには専用の金型が多数必要になる。
【0006】
そこで、本発明は、非常に簡易な構成で、逆さまにぶら下げて使用されても、内容物が垂れてくることもなく一定量の内容物を取り出すことができる内容物取出装置及びそれを含む詰め替え容器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、以下の態様を有する本発明により、上記課題を解決できることを見出した。
《態様1》
詰め替え容器(20)をぶら下げて使用するための内容物取出装置(10)であって、
前記詰め替え容器(20)の開口部(21)に前記内容物取出装置(10)を取り付けるための取付部(11)、
前記詰め替え容器(20)の開口部(21)から内容物を取り出すための内容物取出部(12)、
前記内容物取出部(12)と流通しており、かつ内容物を貯留可能なシリンジ部(13)、
前記シリンジ部(13)内を往復可能で、かつ外部から操作可能なピストン部(14)、
前記ピストン部(14)が前記シリンジ部(13)内を往復運動すると内容物が流通可能になる第1の弁(15)、
前記第1の弁(15)を流通した内容物を吐出するためのノズル(16)、及び
前記ピストン部(14)を片手操作するためのフランジ(17)
を有する、内容物取出装置(10)。
《態様2》
前記詰め替え容器(20)に取り付けした状態で、前記シリンジ部(13)が前記詰め替え容器(20)の外側に位置する、態様1に記載の内容物取出装置(10)。
《態様3》
前記内容物取出部(12)が、前記詰め替え容器(20)の開口部(21)に挿入可能な管の形態であり、前記詰め替え容器(20)に取り付けした状態で、開口部(21)に挿入されている管の長さが3.0cm以下である、態様1に記載の内容物取出装置(10)。
《態様4》
前記内容物取出部(12)と前期シリンジ部(13)との間に、第2の弁(18)を有する、態様1に記載の内容物取出装置(10)。
《態様5》
態様1~4のいずれか一項に記載の内容物取出装置(10)と、内容物を含む詰め替え容器(20)とを具備する、内容物取出装置付き詰め替え容器。
《態様6》
さらにぶら下げ用フック(30)を含む、態様5に記載の内容物取出装置付き詰め替え容器。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、非常に簡易な構成で、逆さまにぶら下げて使用されても、内容物が垂れてくることもなく一定量の内容物を取り出すことができる内容物取出装置及びそれを含む詰め替え容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、逆さまにぶら下げて使用されている状態の、内容物取出装置が装着された詰め替え容器の1つの実施形態を示す概略図である。
図2は、内容物取出装置を詰め替え容器の開口部に取り付けようとしている状態の1つの実施形態を示す概略図である。
図3は、内容物取出装置を詰め替え容器の開口部に取り付けるための取付部の1つの実施形態を示す概略図である。
図4は、内容物取出装置の内部構造の1つの実施形態を示す概略図である。
図5は、内容物取出装置のピストン部及び第1の弁の1つの実施形態を示す概略図である。
図6は、他の実施形態の詰め替え容器に取り付けられている内容物取出装置を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明を以下の実施形態を例として具体的に説明をするが、本発明はこれによって限定されるものではない。したがって、各図面の実施形態について詳細に述べている各構成については、本発明の1つの実施形態であり、特許請求の範囲に含まれる範囲において、様々な構成となることができる。各実施形態は、当業者が通常の知識に基づいて組み合わせることが可能であり、各実施形態について特記していない構成については、他の実施形態と同じ構成又はその実施形態に適した構成を有することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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