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公開番号2024043436
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148631
出願日2022-09-16
発明の名称情報処理装置、その制御方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人ひのき国際特許事務所
主分類G06F 3/14 20060101AFI20240322BHJP(計算;計数)
要約【課題】 複数のウィンドウが重なって表示される表示手段を有する情報処理装置において、ユーザの利便性を向上させることができる。
【解決手段】 第1のアプリケーションの第1のウィンドウと第1のアプリケーションにより起動される第2のアプリケーションの第2のウィンドウを含む複数のウィンドウを重ねて表示する表示手段を有する情報処理装置であって、前記第2のアプリケーションは、前記第2のウィンドウが表示されたことを示す通知を前記第1のアプリケーションに送信する通知手段と、前記第1のアプリケーションは、前記通知を受けた場合に、前記第1のウィンドウを非表示とする表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1のアプリケーションの第1のウィンドウと第1のアプリケーションにより起動される第2のアプリケーションの第2のウィンドウを含む複数のウィンドウを重ねて表示する表示手段を有する情報処理装置であって、
前記第2のアプリケーションは、前記第2のウィンドウが表示されたことを示す通知を前記第1のアプリケーションに送信する通知手段と、
前記第1のアプリケーションは、前記通知を受けた場合に、前記第1のウィンドウを非表示とする表示制御手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
第1のアプリケーションは、ユニバーサルウィンドウズプラットフォーム(UWP)アプリケーションであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
第1のアプリケーションは、デスクトップブリッジを介して第2のアプリケーションを起動することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第2のアプリケーションは、デスクトップアプリケーションであることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記デスクトップアプリケーションは、ランチャーアプリケーションであることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第2のアプリケーションは、ユニバーサルウィンドウズプラットフォーム(UWP)アプリケーションであることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記表示制御手段は、前記第1のアプリケーションが前記第2のアプリケーションを起動中は、前記第1のウィンドウを閉じることができないように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第2のウィンドウが表示されたことを示す通知は、前記第2のアプリケーションが前記第1のアプリケーションをプロトコル起動する場合のパラメータ情報であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第2のウィンドウが表示されたことを示す通知は、前記第2のアプリケーションと前記第1のアプリケーションのプロセス間通信により前記第1のアプリケーションに送信されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
第1のアプリケーションの第1のウィンドウ、第1のアプリケーションにより起動される第2のアプリケーションの第2のウィンドウ及び第2のアプリケーションにより起動される第3のアプリケーションの第3のウィンドウを含む複数のウィンドウを重ねて表示する表示手段を有する情報処理装置であって、
前記第3のアプリケーションは、前記第3のウィンドウが表示されたことを示す通知を前記第1のアプリケーションに送信する通知手段と、
前記第1のアプリケーションは、前記通知を受けた場合に、前記第1のウィンドウを非表示とする表示制御手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、その制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
情報処理装置に接続された表示装置に複数のウィンドウを表示する技術が知られている。特許文献1には、表示装置に複数のウィンドウを表示する際の、ユーザ操作を妨げないためのウィンドウ表示制御技術について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-96132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、新たなアプリケーション(以下「アプリ」という。)を起動した際に、そのウィンドウが最前面に表示されずに、他のウィンドウの背面に表示されてしまい、起動がされているかどうかを確認することができない場合がある。
上記課題に鑑み、複数のウィンドウが重なって表示される表示手段を有する情報処理装置において、ユーザの利便性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、第1のアプリケーションの第1のウィンドウと第1のアプリケーションにより起動される第2のアプリケーションの第2のウィンドウを含む複数のウィンドウを重ねて表示する表示手段を有する情報処理装置であって、前記第2のアプリケーションは、前記第2のウィンドウが表示されたことを示す通知を前記第1のアプリケーションに送信する通知手段と、前記第1のアプリケーションは、前記通知を受けた場合に、前記第1のウィンドウを非表示とする表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
複数のウィンドウが重なって表示される表示手段を有する情報処理装置において、ユーザの利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態におけるシステム構成を説明するための図
実施形態におけるウィンドウ表示処理を示すフローチャート
実施形態におけるウィンドウの表示状態の図(他のウィンドウ無し)
UWPアプリが入力受付状態で表示する画面例を示す図
実施形態におけるウィンドウの表示状態の図(他のウィンドウ有り)
実施形態におけるウィンドウの表示状態の図(他のウィンドウがアクティブ)
他の実施形態におけるシステム構成を説明するための図
他の実施形態におけるウィンドウ表示処理を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。以降では、本実施形態における情報処理装置としてPCを例に説明するが、タブレット端末などでもよい。
本実施形態では、Windows 10(登録商標)でサポートされるユニバーサルウィンドウズ(登録商標)プラットフォーム(以下「UWP」という。)アプリから、デスクトップブリッジの仕組みを用いて、デスクトップアプリケーション(以下「デスクトップアプリ」という。)を起動する場合を考える。
デスクトップブリッジとは、UWPアプリからデスクトップアプリを起動する仕組みである。デスクトップブリッジでは、まず予め起動するデスクトップアプリをUWPアプリのマニフェストに登録し、それぞれのUWPアプリごとに用意される専用のパッケージに、起動するデスクトップアプリを同梱する。そして、UWPアプリが専用のアプリケーションプログラミングインターフェース(以下「API」という。)を利用することにより、登録したデスクトップアプリをUWPアプリから起動することができる。
【0009】
ここで、デスクトップアプリについて説明する。デスクトップアプリとは、各ベンダーが提供する実行ファイル(.EXEなど)を用いて実行又はインストールされる従来の仕組みのアプリであり、UWPアプリでは実現できない機能を実現できるといったメリットを持つ。そのため、UWPアプリを実装する際には、UWPアプリからデスクトップアプリを起動し、一部の機能をデスクトップアプリに担わせるといった方法を取ることが検討される。ところが、UWPアプリは、Windows Storeと呼ばれる専用サイトのみからインストールされる新しい仕組みのアプリである。そして、高度なセキュリティで保護されているため、UWPアプリを含むパッケージ内へのアクセスのみが許可されるといった特徴を持っている。そのため、UWPアプリから外部のデスクトップアプリにアクセスすることができず、通常の方法ではデスクトップアプリを起動することができないという問題がある。
この問題を解決するために、前述したデスクトップブリッジという仕組みが用意されている。しかしながら、デスクトップブリッジという仕組みには、起動できるデスクトップアプリが1つのみなどの制限もある。そのため、一般に、デスクトップアプリとしてランチャーアプリケーション(以下「ランチャーアプリ」という。)を起動し、ランチャーアプリからランチャーアプリとは別のメインの機能を持つデスクトップアプリを起動するといった構成をとることが多い。
【0010】
前述したとおり、一般に、既存のウィンドウと新たに表示されるウィンドウとの表示領域が重なる場合、オペレーティングシステム(以下「OS」という。)では新たに表示されるウィンドウが既存のウィンドウの上に表示されるように制御される。ところが、デスクトップブリッジの仕組みを用いた場合、UWPアプリが起動したデスクトップアプリを介して表示されるウィンドウは、OSの制約によってアクティブ状態で表示される場合と、非アクティブ状態で表示される場合とがある。デスクトップアプリを介して表示されるウィンドウが非アクティブ状態で表示された場合、その後の処理で不要となるウィンドウの下に、続きの処理を実施するウィンドウが表示されることとなり、ユーザの利便性が下がるといったような問題がある。そこで本実施形態では、ウィンドウを表示したUWPアプリがデスクトップブリッジの仕組みを用いて、デスクトップアプリを起動し、デスクトップアプリが新たにウィンドウを表示させる場合に、不要なUWPアプリのウィンドウを非表示状態に変更する。また、UWPアプリ以外の非アクティブウィンドウが表示装置に存在している状況で、UWPアプリのウィンドウを非表示に変更すると、非アクティブウィンドウの中で一番上に存在するウィンドウがアクティブウィンドウとなってしまう。この場合において、デスクトップアプリが非アクティブ状態で起動されると、デスクトップアプリのウィンドウが新たにアクティブウィンドウとなったウィンドウの下に表示されてしまう可能性がある。そこで、UWPアプリは、デスクトップアプリからデスクトップアプリのウィンドウの表示が完了した旨を示す通知を受信する。そして、通知を受信したことを確認した場合に、UWPアプリのウィンドウを非表示状態に変更する。これにより、デスクトップアプリのウィンドウが非アクティブ状態で表示された場合においても、UWPアプリのウィンドウの下に表示されることとなる。そして、その後UWPアプリのウィンドウが非表示状態に変更されることにより、デスクトップアプリのウィンドウがすべてのウィンドウの最前面に表示されることとなる。以下では、本実施形態を詳細に説明する。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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