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公開番号2024043246
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148326
出願日2022-09-16
発明の名称工具
出願人工機ホールディングス株式会社
代理人個人
主分類B23D 27/04 20060101AFI20240322BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】保護性能を向上する。
【解決手段】剪断工具10では、プロテクタ80がヘッド部70の支持ヘッド部74に設けられており、プロテクタ80が支持ヘッド部74の外周部を覆っている。これにより、剪断工具10が落下したときに、プロテクタ80が水平面に衝突することで、ヘッド部70に入力される衝撃荷重を緩和することができる。したがって、ヘッド部70の保護性能を高くしつつ、ヘッド部70の破損を抑制できる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
加工材を支持する金属製のヘッド部と、
第1方向に移動可能に構成され、前記第1方向の一方側への移動時に前記ヘッド部と共に前記加工材を挟み込んで前記加工材を剪断するブレードと、
前記ヘッド部に設けられ、前記ヘッド部の外周部を覆うプロテクタと、
を備えた工具。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記プロテクタが樹脂製である請求項1に記載の工具。
【請求項3】
前記ヘッド部は、
前記第1方向に直交する第2方向の両側から前記ブレードを覆う第1ヘッド部と、
前記第1ヘッド部に対して前記第1方向の一方側に配置され、前記加工材を支持する第2ヘッド部と、
前記第1ヘッド部及び前記第2ヘッド部を連結する連結部と、
を含んで構成されており、
前記プロテクタが、前記第2ヘッド部に設けられている請求項2に記載の工具。
【請求項4】
前記第2ヘッド部は、前記第2方向に対向する一対のヘッドプレートによって構成されており、前記加工材に対する剪断加工時には、前記ブレードが一対の前記ヘッドプレートの間に挿入され、
前記プロテクタは、一対の前記ヘッドプレートを前記第1方向の一方側及び前記第2方向の両側から覆っている請求項3に記載の工具。
【請求項5】
前記プロテクタは、前記ヘッド部に着脱可能に装着されており、保持機構によって前記ヘッド部に保持される請求項1~請求項4の何れか1項に記載の工具。
【請求項6】
前記保持機構は、
前記ヘッド部の外周部に形成され、前記プロテクタと係合可能に構成された凹部と、
前記プロテクタに形成され、前記凹部に嵌め込まれ且つ凹部と係合して前記プロテクタを保持する保持突起と、
を含んで構成されている請求項5に記載の工具。
【請求項7】
前記凹部の開口部には、前記開口部から互いに接近する方向に突出した一対の係合部が設けられており、
前記保持突起は、一対の前記係合部の間に配置された接続部と、前記凹部に嵌め込まれ且つ前記係合部と係合する被係合部と、を含んで構成されている請求項6に記載の工具。
【請求項8】
前記ヘッド部には、一対の前記凹部が形成され、前記プロテクタには、一対の前記凹部にそれぞれ対応する一対の係合突起が形成されており、
一対の前記凹部の開口方向が、交差している請求項7に記載の工具。
【請求項9】
前記ブレードを動作させるためのモータと、
前記モータを収容すると共に、前記ブレードの前記第1方向の他方側に配置されたハウジングと、
を備えた請求項3に記載の工具。
【請求項10】
前記第1方向及び前記第2方向と直交する方向を第3方向とし、
前記第2方向から見て前記第3方向における前記プロテクタの最大外形幅内に前記ヘッド部が配置され、前記第3方向から見て前記第2方向における前記プロテクタの最大外形幅内に前記ヘッド部が配置されている請求項9に記載の工具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、工具に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載の電動往復動工具では、受け板が電動往復動工具の前端部に設けられており、受け板の後側にブレードホルダが設けられている。また、ブレードホルダの後側には、ハウジングが設けられており、ハウジングは、前後方向に延在されたモータ室と、モータ室から交差する方向に延在されたハンドルと、を含んで構成されている。そして、被加工材を受け板にセットし、ハンドルのメインスイッチを操作することで、可動刃(ブレード)が前方へ移動して、被加工材に対して剪断加工を施す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-277039号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記電動往復動工具では、以下に示す点において改善の余地がある。すなわち、このような電動往復動工具では、受け板(支持部)によって被加工材を支持するため、一般に、受け板が金属製とされている。このため、仮に、電動往復動工具を落下させた場合に受け板が床などに衝突すると、受け板や床が破損する可能性がある。さらに受け板が金属となることで重量が大きくなりやすいこともあり、落下させた場合には受け板を支持する部分に衝撃が集中して破損したり、その他の部分に衝撃が伝達されて破損や変形を招いたりする恐れがある。このため、工具では、保護性能を向上できる構成にすることが望ましい。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮して、保護性能を向上することができる工具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、加工材を支持する金属製のヘッド部と、第1方向に移動可能に構成され、前記第1方向の一方側への移動時に前記ヘッド部と共に前記加工材を挟み込んで前記加工材を剪断するブレードと、前記ヘッド部に設けられ、前記ヘッド部の外周部を覆うプロテクタと、を備えた工具である。
【0007】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記プロテクタが樹脂製である工具である。
【0008】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記ヘッド部は、前記第1方向に直交する第2方向の両側から前記ブレードを覆う第1ヘッド部と、前記第1ヘッド部に対して前記第1方向の一方側に配置され、前記加工材を支持する第2ヘッド部と、前記第1ヘッド部及び前記第2ヘッド部を連結する連結部と、を含んで構成されており、前記プロテクタが、前記第2ヘッド部に設けられている工具である。
【0009】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記第2ヘッド部は、前記第2方向に対向する一対のヘッドプレートによって構成されており、前記加工材に対する剪断加工時には、前記ブレードが一対の前記ヘッドプレートの間に挿入され、前記プロテクタは、一対の前記ヘッドプレートを前記第1方向の一方側及び前記第2方向の両側から覆っている工具である。
【0010】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記プロテクタは、前記ヘッド部に着脱可能に装着されており、保持機構によって前記ヘッド部に保持される工具である。
(【0011】以降は省略されています)

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