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公開番号2024030351
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022133188
出願日2022-08-24
発明の名称クーラント装置
出願人個人
代理人個人,個人,個人
主分類B23Q 11/00 20060101AFI20240229BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】スクリーンの孔の目詰まりを防止し、ろ過面積を小さくすることができるクーラント装置を提供する。
【解決手段】クーラント装置10は、投入口32から排出口36までの間に、コンベアケース30を上下段に分割するように配設され、複数の孔38を有するスクリーン37と、スクレーパ57を、投入口32から排出口36までの間を循環移動させるコンベア駆動機構50と、を有する。コンベア駆動機構50は、一対の無端チェーン56と、一対の無端チェーン56間に架け渡されるスクレーパ57と、一対の前記無端チェーン56を回動させる駆動装置としてのモータ51と、を備え、スクレーパ57が、スクリーン37の上下面を掻き取り可能とされている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
工作機械からの異物を含むクーラントを、投入口からコンベアケース内に導入し、前記コンベアケース内を循環走行する複数のスクレーパにより異物を引き上げ、前記コンベアケース内の前記クーラントの液面より高い位置に設けられた排出口から排出する、クーラント装置であって、
前記投入口から前記排出口までの間に、前記コンベアケースを上下段に分割するように配設され、複数の孔を有するスクリーンと、
前記スクレーパを、前記投入口から前記排出口までの間を循環移動させるコンベア駆動機構と、
を有し、
前記コンベア駆動機構は、一対の無端チェーンと、一対の前記無端チェーン間に架け渡されるスクレーパと、一対の前記無端チェーンを回動させる駆動装置と、を備え、
前記スクレーパが、前記スクリーンの上下面を掻き取り可能とされていることを特徴とするクーラント装置。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記スクレーパは、外形形状が、送り方向前側に配される垂直面部と、前記垂直面部より送り方向後側に配される円弧面部と、を含む、半円柱状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のクーラント装置。
【請求項3】
前記スクリーンの前記孔の径が、前記スクリーンの板厚より大きく形成されていることを特徴とする請求項1記載のクーラント装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クーラントから金属等の異物を分離して、クーラントを再利用可能とするクーラント装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来のクーラント装置として、特許文献1に記載されるものがあった。これによれば、工作機械からの異物を含むクーラントをコンベアケースの投入口からコンベアケース内に導入し、当該コンベアケース内を循環走行する多数のスクレーパにより異物を引き上げ、コンベアケース内のクーラントの液面より高い位置に設けられた排出口から排出する構成とされていた。そして、コンベアケースを上下段に分割するように投入口から排出口までの間に設けられた多数の孔を有するスクリーンと、スクレーパがスクリーン上を掻き取りながら投入口から排出口までの間を移動させるコンベア駆動機構と、を備えていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-173021号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記のクーラント装置では、スクレーパでスクリーンの上面しか掻き取らないので、スクリーンの孔が目詰まりしやすく、また、ろ過面積を大きくする必要があった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑み、スクリーンの孔の目詰まりを防止し、ろ過面積を小さくすることができるクーラント装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明では、工作機械からの異物を含むクーラントを、投入口からコンベアケース内に導入し、前記コンベアケース内を循環走行する複数のスクレーパにより異物を引き上げ、前記コンベアケース内の前記クーラントの液面より高い位置に設けられた排出口から排出する、クーラント装置であって、
前記投入口から前記排出口までの間に、前記コンベアケースを上下段に分割するように配設され、複数の孔を有するスクリーンと、
前記スクレーパを、前記投入口から前記排出口までの間を循環移動させるコンベア駆動機構と、
を有し、
前記コンベア駆動機構は、一対の無端チェーンと、一対の前記無端チェーン間に架け渡されるスクレーパと、一対の前記無端チェーンを回動させる駆動装置と、を備え、
前記スクレーパが、前記スクリーンの上下面を掻き取り可能とされている。
【0007】
これによれば、スクレーパが、スクリーンの上下面を掻き取ることで、スクリーンの孔の目詰まりを防止し、ろ過面積を小さくすることができる。
【0008】
また、前記スクレーパは、外形形状が、送り方向前側に配される垂直面部と、前記垂直面部より送り方向後側に配される円弧面部と、を含む、半円柱状に形成されている。
【0009】
これによれば、スクレーパを薄板状ではなく、垂直面部と円弧面部とで構成される角部が厚みを有する、半円柱状の外形形状とすることで、切り屑等で構成される異物を引っ掛かりにくくして、異物がリターンすることにより発生する不具合を防止することができる。また、コンベアケースが屈曲する構成としても、円弧面部により、コンベアケースと干渉することを防止できる。
【0010】
また、前記スクリーンの前記孔の径が、前記スクリーンの板厚より大きく形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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