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公開番号2024043142
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148160
出願日2022-09-16
発明の名称ワイヤハーネス
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人
主分類H01B 7/36 20060101AFI20240322BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】異なる線径の電線部材を簡易に製造できるワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】電線部材2は、例えば、インレットコネクタのワイヤハーネスに使用される。電線部材2は、例えば、GNDに接続されるアース線9である。電線部材2は、電気を通す芯線14の外周に絶縁被覆15が設けられた電線13と、電線部材2の電線種を表すために電線部材2の外周に取付けられた外皮部材21と、を備える。外皮部材21は、例えば、テープやチューブである。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電気を伝送する電線部材と、前記電線部材に電気接続される外部コネクタが着脱可能に取付けられるインレットコネクタと、を備えたワイヤハーネスであって、
前記電線部材は、
電気を通す芯線の外周に絶縁被覆が設けられた電線と、
前記電線部材の電線種を表すために前記電線部材の外周に取付けられた外皮部材と、を備えたワイヤハーネス。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記電線部材は、GNDに接地されるアース線である、請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記電線部材は、前記アース線と、前記インレットコネクタの取付対象に搭載された電装品に電力を供給するパワー線と、を含み、
前記外皮部材は、前記アース線の外周に取付けられている、請求項2に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
前記パワー線の前記電線と、前記アース線の前記電線とは、同じ構造のものが使用されている、請求項3に記載のワイヤハーネス。
【請求項5】
前記外皮部材の表面は、規定の色組合せ及び色比率によってデザインされている、請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項6】
前記外皮部材は、前記電線の周方向に巻いて貼り付けられるテープである、請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項7】
前記外皮部材は、前記電線を内部に通すことにより取付けられるチューブである、請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項8】
前記絶縁被覆の端部から露出する前記芯線に前記電線部材の端子を圧着させることにより形成された電線圧着部を備え、
前記チューブは、前記チューブの取付け加工の際に、前記電線圧着部に流れ込むことにより、前記電線圧着部を止水する接着剤を有する、請求項7に記載のワイヤハーネス。
【請求項9】
前記電線部材は、前記電線を周囲から覆う外装部材を有し、
前記外装部材は、前記外装部材の外周に取付けられている、請求項1に記載のワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されるように、電気自動車やプラグインハイブリッド車に使用されるワイヤハーネスが周知である。このワイヤハーネスは、電気自動車やハイブリッド車に搭載される高電圧の電装品に電気的に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015167116号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電気自動車やプラグインハイブリッド車においては、電装品に供給する電流の大きさに応じた線径のワイヤハーネスを使用する必要がある。また、仕向けの法規を準拠する必要もある。特に、アース線には、仕向けの法規によっては、電線色や色組み合わせが指定されている場合もある。このため、使用する電流の大きさや仕向けの法規に応じて、適宜、ワイヤハーネスを開発する必要があった。しかし、ワイヤハーネスを芯線から新たに製造するとなると、手間やコストを要するため、何らかの対策が必要であった。
【0005】
本開示の目的は、異なる線径の電線部材を簡易に製造できるワイヤハーネスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するワイヤハーネスは、電気を伝送する電線部材と、前記電線部材に電気接続される外部コネクタが着脱可能に取付けられるインレットコネクタと、を備えた構成であって、前記電線部材は、電気を通す芯線の外周に絶縁被覆が設けられた電線と、前記電線部材の電線種を表すために前記電線部材の外周に取付けられた外皮部材と、を備えた。
【発明の効果】
【0007】
本開示は、異なる線径の電線部材を簡易に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態のワイヤハーネスの外観を示す斜視図である。
図2は、電線の断面図である。
図3は、外皮部材を有する電線部材の側面図である。
図4は、外皮部材として電線に巻かれるテープの斜視図である。
図5は、テープの巻き始めを示す説明図である。
図6(a)は、小さめの線径の電線にテープを巻くときの説明図であり、図6(b)は、大きめの線径の電線にテープを巻くときの説明図である。
図7は、第2実施形態の電線部材の側面図である。
図8は、外皮部材としてのチューブを電線に取付ける加工の具体例を示す説明図である。
図9は、別例の電線部材の側面図である。
図10は、他の別例の電線部材の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示のワイヤハーネスは、電気を伝送する電線部材と、前記電線部材に電気接続される外部コネクタが着脱可能に取付けられるインレットコネクタと、を備えた構成であって、前記電線部材は、電気を通す芯線の外周に絶縁被覆が設けられた電線と、前記電線部材の電線種を表すために前記電線部材の外周に取付けられた外皮部材と、を備えた。
【0010】
本構成によれば、線径の異なる電線部材を製造する場合には、所要の線径を有する既存の電線を用意し、そして、この既存の電線に外皮部材を取付けるだけでよい。よって、異なる線径の電線部材を簡易に製造可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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