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公開番号2024043081
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148069
出願日2022-09-16
発明の名称シール装置
出願人PACRAFT株式会社
代理人個人,個人
主分類B65B 51/10 20060101AFI20240322BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】袋の収縮を抑えつつ袋を適切にシールするのに有利なシール装置を提供する。
【解決手段】シール装置10は、第1加圧支持部材21a、第2加圧支持部材21b、加熱部材25及び冷却部材28を備える。第1加圧支持部材21a及び第2加圧支持部材21bが袋Bのシール予定箇所を挟むように閉状態を維持しつつ、加熱シールモードにおいて加熱部材25は加熱位置に移動して配置され、冷却シールモードにおいて冷却部材28は冷却位置に移動して配置される。加熱位置に配置される加熱部材25は、第1加圧支持部材21a及び第2加圧支持部材21bのうちの少なくともいずれか一方を加熱する。冷却位置に配置される冷却部材28は、第1加圧支持部材21a及び第2加圧支持部材21bのうちの少なくともいずれか一方を冷却する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
開閉可能に設けられる第1加圧支持部材及び第2加圧支持部材であって、袋のシール予定箇所を挟むように閉状態に置かれ、前記シール予定箇所を解放するように開状態に置かれる第1加圧支持部材及び第2加圧支持部材と、
移動可能に設けられる加熱部材であって、加熱シールモードにおいて、前記第1加圧支持部材及び前記第2加圧支持部材のうちの少なくともいずれか一方を加熱する加熱位置に配置される加熱部材と、
移動可能に設けられる冷却部材であって、冷却シールモードにおいて、前記第1加圧支持部材及び前記第2加圧支持部材のうちの少なくともいずれか一方を冷却する冷却位置に配置される冷却部材と、を備え、
前記第1加圧支持部材及び前記第2加圧支持部材が閉状態を維持しつつ、前記加熱シールモードと前記冷却シールモードとの間の切り替えが行われる、
シール装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
回転可能に設けられる少なくとも1つの温調ブロックであって、前記加熱部材及び前記冷却部材を含む少なくとも1つの温調ブロックを備え、
前記少なくとも1つの温調ブロックが加熱回転位置に配置されることで、前記加熱部材が前記加熱位置に配置され、
前記少なくとも1つの温調ブロックが冷却回転位置に配置されることで、前記冷却部材が前記冷却位置に配置される、
請求項1に記載のシール装置。
【請求項3】
前記第1加圧支持部材及び前記第2加圧支持部材のうちの少なくともいずれか一方は、
前記シール予定箇所を挟んでいる間、前記シール予定箇所に接触するシール面と、
前記シール面とは反対側に位置する部材接触面と、
を有し、
前記加熱位置に配置される前記加熱部材及び前記冷却位置に配置される前記冷却部材は、各々、前記部材接触面に接触する、
請求項1又は2に記載のシール装置。
【請求項4】
前記冷却部材は、冷却媒体が流れる流路を有する請求項1又は2に記載のシール装置。
【請求項5】
前記少なくとも1つの温調ブロックは、円柱の形状を有し、当該円柱の中心軸を中心に回転可能に設けられ、
前記少なくとも1つの温調ブロックの前記中心軸に直交する断面は複数の断面領域を含み、当該複数の断面領域は、前記加熱部材の断面領域及び前記冷却部材の断面領域を含む、
請求項2に記載のシール装置。
【請求項6】
開閉可能に設けられる第1上側加熱シール部材及び第2上側加熱シール部材であって、袋の上側シール予定箇所を挟むように閉状態に置かれ、前記上側シール予定箇所を解放するように開状態に置かれる第1上側加熱シール部材及び第2上側加熱シール部材と、
開閉可能に設けられる第1下側加熱シール部材及び第2下側加熱シール部材であって、前記袋の下側シール予定箇所を挟むように閉状態に置かれ、前記下側シール予定箇所を解放するように開状態に置かれる第1下側加熱シール部材及び第2下側加熱シール部材と、
開閉可能に設けられる第1上側冷却シール部材及び第2上側冷却シール部材であって、前記上側シール予定箇所を挟むように閉状態に置かれ、前記上側シール予定箇所を解放するように開状態に置かれる第1上側冷却シール部材及び第2上側冷却シール部材と、
開閉可能に設けられる第1下側冷却シール部材及び第2下側冷却シール部材であって、前記下側シール予定箇所を挟むように閉状態に置かれ、前記下側シール予定箇所を解放するように開状態に置かれる第1下側冷却シール部材及び第2下側冷却シール部材と、を備え、
上側加熱シールモードにおいて、前記第1上側加熱シール部材及び前記第2上側加熱シール部材は閉状態に置かれ、前記第1上側加熱シール部材及び前記第2上側加熱シール部材のうちの少なくともいずれか一方は前記上側シール予定箇所を加熱し、
下側加熱シールモードにおいて、前記第1下側加熱シール部材及び前記第2下側加熱シール部材は閉状態に置かれ、前記第1下側加熱シール部材及び前記第2下側加熱シール部材のうちの少なくともいずれか一方は前記下側シール予定箇所を加熱し、
上側冷却シールモードにおいて、前記第1上側冷却シール部材及び前記第2上側冷却シール部材は閉状態に置かれ、前記第1上側冷却シール部材及び前記第2上側冷却シール部材のうちの少なくともいずれか一方は前記上側シール予定箇所を冷却し、
下側冷却シールモードにおいて、前記第1下側冷却シール部材及び前記第2下側冷却シール部材は閉状態に置かれ、前記第1下側冷却シール部材及び前記第2下側冷却シール部材のうちの少なくともいずれか一方は前記下側シール予定箇所を冷却する、
シール装置。
【請求項7】
前記下側加熱シールモードにおいて前記第1下側加熱シール部材及び前記第2下側加熱シール部材のうちの少なくともいずれか一方が前記下側シール予定箇所を加熱する温度は、前記上側加熱シールモードにおいて前記第1上側加熱シール部材及び前記第2上側加熱シール部材のうちの少なくともいずれか一方が前記上側シール予定箇所を加熱する温度よりも高い請求項6に記載のシール装置。
【請求項8】
前記第1上側冷却シール部材及び前記第2上側冷却シール部材のうちの少なくともいずれか一方は、冷却媒体が流れる流路を有し、
前記第1下側冷却シール部材及び前記第2下側冷却シール部材のうちの少なくともいずれか一方は、冷却媒体が流れる流路を有する請求項6又は7に記載のシール装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、シール装置に関し、例えば包装機において内容物が入れられている袋の口部をシールするのに好適に用いられうるシール装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
一対の熱板によって袋の口部を挟みつつ加熱し、その後、一対の冷却板によって当該口部を挟みつつ冷却することによって、当該口部のシール処理が行われる(特許文献1及び特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公昭48-32952号公報
特開平7-172403号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
袋は、シール処理において高温に加熱されることで収縮し、不規則なシワが生じることがある。このような不規則なシワは、袋の外観を損ないうるものであり、またシール強度を低減させたり不均一にさせたりする要因となる。
【0005】
本開示は上述の事情に鑑みてなされたものであり、袋の収縮を抑えつつ袋を適切にシールするのに有利な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、開閉可能に設けられる第1加圧支持部材及び第2加圧支持部材であって、袋のシール予定箇所を挟むように閉状態に置かれ、シール予定箇所を解放するように開状態に置かれる第1加圧支持部材及び第2加圧支持部材と、移動可能に設けられる加熱部材であって、加熱シールモードにおいて、第1加圧支持部材及び第2加圧支持部材のうちの少なくともいずれか一方を加熱する加熱位置に配置される加熱部材と、移動可能に設けられる冷却部材であって、冷却シールモードにおいて、第1加圧支持部材及び第2加圧支持部材のうちの少なくともいずれか一方を冷却する冷却位置に配置される冷却部材と、を備え、第1加圧支持部材及び第2加圧支持部材が閉状態を維持しつつ、加熱シールモードと冷却シールモードとの間の切り替えが行われる、シール装置に関する。
【0007】
シール装置は、回転可能に設けられる少なくとも1つの温調ブロックであって、加熱部材及び冷却部材を含む少なくとも1つの温調ブロックを備えてもよく、少なくとも1つの温調ブロックが加熱回転位置に配置されることで、加熱部材が加熱位置に配置されてもよく、少なくとも1つの温調ブロックが冷却回転位置に配置されることで、冷却部材が冷却位置に配置されてもよい。
【0008】
第1加圧支持部材及び第2加圧支持部材のうちの少なくともいずれか一方は、シール予定箇所を挟んでいる間、シール予定箇所に接触するシール面と、シール面とは反対側に位置する部材接触面と、を有してもよく、加熱位置に配置される加熱部材及び冷却位置に配置される冷却部材は、各々、部材接触面に接触してもよい。
【0009】
冷却部材は、冷却媒体が流れる流路を有してもよい。
【0010】
少なくとも1つの温調ブロックは、円柱の形状を有してもよく、当該円柱の中心軸を中心に回転可能に設けられてもよく、少なくとも1つの温調ブロックの中心軸に直交する断面は複数の断面領域を含んでもよく、当該複数の断面領域は、加熱部材の断面領域及び冷却部材の断面領域を含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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