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公開番号2023088811
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-27
出願番号2021215525
出願日2021-12-15
発明の名称多用途収納ボックス
出願人個人
代理人
主分類B65D 6/36 20060101AFI20230620BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 従来の収納ボックスは、分解することができず、多用途用に使用することができないという問題点があった。
【解決手段】 本発明の多用途収納ボックスは、少なくとも片面のコーナー部の夫々に嵌合突起が形成された第一の板材と、少なくとも片面のコーナー部の夫々に嵌合突起が形成された第二の板材と、一端が第一の板材の嵌合突起に嵌合するとともに他端が第二の板材の嵌合突起に嵌合する嵌合凹部を設けた筒状支柱からなる多用途ボックスであって、前記第一の板材の嵌合突起と第二の板材の嵌合突起間に形成される前記筒状支柱の空間に挿入されて前記筒状支柱を補強する補強部材を設けたことで上記課題を解決している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも片面のコーナー部の夫々に嵌合突起が形成された第一の板材と、少なくとも片面のコーナー部の夫々に嵌合突起が形成された第二の板材と、一端が第一の板材の嵌合突起に着脱自在に嵌合するとともに他端が第二の板材の嵌合突起に着脱自在に嵌合する嵌合凹部を設けた筒状支柱からなる多用途ボックスであって、前記第一の板材の嵌合突起と第二の板材の嵌合突起間に形成される前記筒状支柱の空間に挿入されて前記筒状支柱を補強する補強部材を設けたことを特徴とする多用途収納ボックス。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記筒状支柱の嵌合凹部は、前記嵌合突起の外側の二面に対面する嵌合突起対面部がV字状に形成されるとともに、前記嵌合突起対面部の端縁からそれぞれ延設されて前記筒状支柱の内面に接合される接合部とでW字形状に形成されている請求項1に記載の多用途収納ボックス。
【請求項3】
前記第一の板材は長方形であって、一端と他端の夫々に嵌合突起が形成されている請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の多用途収納ボックス。
【請求項4】
第一の板材の底面にキャスターが設けられている多用途ボックスであって、第一の板材の底面に設けた嵌合突起に着脱自在に嵌合する筒状支柱の嵌合凹部に嵌合させた基板に前記キャスターを固定した請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の多用途収納ボックス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、多用途収納ボックスに関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来のボックスは、分解することができず、多用途用に使用することができないという問題点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3213858号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記問題点を解消するためになされたものであり、収納ボックスを複数の部材に分解可能に構成し、使用目的に合ったものに組み替えることが可能な多用途収納ボックスを提供するとともに、強度を高めた多用途収納ボックスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の多用途収納ボックスは、少なくとも片面のコーナー部の夫々に嵌合突起が形成された第一の板材と、少なくとも片面のコーナー部の夫々に嵌合突起が形成された第二の板材と、一端が第一の板材の嵌合突起に着脱自在に嵌合するとともに他端が第二の板材の嵌合突起に着脱自在に嵌合する嵌合凹部を設けた筒状支柱からなる多用途ボックスであって、前記第一の板材の嵌合突起と第二の板材の嵌合突起間に形成される前記筒状支柱の空間に挿入されて前記筒状支柱を補強する補強部材を設けたことを特徴とする。
又、本発明の多用途収納ボックスにあっては、前記筒状支柱の嵌合凹部は、前記嵌合突起の外側の二面に対面する嵌合突起対面部がV字状に形成されるとともに、前記嵌合突起対面部の端縁からそれぞれ延設されて前記筒状支柱の内面に接合される接合部とでW字形状に形成されていのが望ましい。
又、本発明の多用途収納ボックスにあっては、前記第一の板材は長方形であって、一端と他端の夫々に嵌合突起が形成されていることが望ましい。
又、本発明の多用途収納ボックスにあっては、第一の板材の底面にキャスターが設けられている多用途ボックスであって、第一の板材の底面に設けた嵌合突起に嵌合する筒状支柱の嵌合凹部に着脱自在に嵌合させた基板に前記キャスターを固定していることが望ましい。
【発明の効果】
【0006】
本発明の多用途収納ボックスは、少なくとも片面のコーナー部の夫々に嵌合突起が形成された第一の板材と、少なくとも片面のコーナー部の夫々に嵌合突起が形成された第二の板材と、一端が第一の板材の嵌合突起に着脱自在に嵌合するとともに他端が第二の板材の嵌合突起に着脱自在に嵌合する嵌合凹部を設けた筒状支柱からなる多用途ボックスであって、前記第一の板材の嵌合突起と第二の板材の嵌合突起間に形成される前記筒状支柱の空間に挿入されて前記筒状支柱を補強する補強部材を設けたことを特徴とするものであるから、収納ボックスとして使用できるとともに、分解して他の部材を使用することで他の用途の使用もできるという効果があり、更に、補強部材で筒状支柱を補強しているので、補強部材は強固となり、途中から折れ曲がることが無いという効果がある。
又、請求項2のように、前記筒状支柱の嵌合凹部は、前記嵌合突起の外側の二面に対面する嵌合突起対面部がV字状に形成されるとともに、前記嵌合突起対面部の端縁からそれぞれ延設されて前記筒状支柱の内面に接合される接合部とでW字形状に形成されているものは、連結部材の接合部を筒状支柱の内面に接合するだけで筒状支柱の嵌合凹部を形成することができるという効果がある。
又、請求項3のように、前記第一の板材は長方形であって、一端と他端の夫々に嵌合突起が形成されているものは、第一の板材を肘掛けに使用したり便座としても使用することができるという効果がある。
又、請求項4のように、第一の板材の底面にキャスターが設けられている多用途ボックスであって、第一の板材の底面に設けた嵌合突起に着脱自在に嵌合する筒状支柱の嵌合凹部に嵌合させた基板に前記キャスターを固定したものは、キャスターの着脱が簡単にでき、キャスター付きの第一の板材にしたり、キャスター無しの第一の板材にしたりすることが容易にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本発明の多用途収納ボックスの分解斜視図。
図2は、同上の多用途収納ボックスの他の実施例の外観斜視図。
図3は、同上の多用途収納ボックスにキャスターを設けた断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下本発明を実施するための形態について図1乃至図3を参照して詳述する。多用途収納ボックス1は、少なくとも片面のコーナー部の夫々に嵌合突起3が形成された第一の板材2と、少なくとも片面のコーナー部の夫々に嵌合突起5が形成された第二の板材4と、一端が第一の板材2の嵌合突起3に着脱自在に嵌合するとともに他端が第二の板材4の嵌合突起5に着脱自在に嵌合する嵌合凹部7を設けた筒状支柱6からなる多用途ボックスであって、第一の板材の嵌合突起と第二の板材の嵌合突起間に形成される筒状支柱6の空間8に挿入されて筒状支柱6を補強する補強部材9が設けられている。
【0009】
第一の板材2は、紙、段ボールで形成されているが、木質材や合成樹脂であっても構わないものであり、隅部が円弧状に面取りされた四角形に形成されているが、長方形でも構わないものである。又、三角形、五角形、六角形のような多角形でも構わないものである。
【0010】
嵌合突起3は、紙、段ボールで形成されているが、木質材や合成樹脂であっても構わないものであり、高さが5センチメートルの四角柱に形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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