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公開番号2024042781
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022147606
出願日2022-09-16
発明の名称パネル型スピーカ
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04R 1/40 20060101AFI20240322BHJP(電気通信技術)
要約【課題】複数のアクチュエータによって加振されたパネルの各領域から放音される音同士の干渉を抑制する技術を提供する。
【解決手段】パネルスピーカが、単一のパネルと、前記パネルの後面に接続され、入力信号に応じて振動し、当該振動を前記パネルに伝えることにより、前記パネルの前面から放音させる複数のアクチュエータと、を備え、前記複数のアクチュエータから前記パネルに振動が伝達される際の、振動方向の軸が、前記パネルの法線方向となす角が個々のアクチュエータごとに互いに異なるように、前記パネルと接続されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
単一のパネルと、
前記パネルの後面に接続され、入力信号に応じて振動し、当該振動を前記パネルに伝えることにより、前記パネルの前面から放音させる複数のアクチュエータと、
を備え、
前記複数のアクチュエータから前記パネルに振動が伝達される際の、振動方向の軸が、前記パネルの法線方向となす角が個々のアクチュエータごとに互いに異なるように、前記パネルと接続されている、
パネルスピーカ。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記パネルと、前記複数のアクチュエータとを接続する複数の接続部材を備え、
前記複数のアクチュエータから前記複数の接続部材に振動が伝達される際の、振動方向の軸が、個々のアクチュエータごとに前記パネルの法線方向となす角を互いに異ならせるように、前記接続部材に接続されている、
請求項1に記載のパネルスピーカ。
【請求項3】
前記複数の接続部材は、前記複数のアクチュエータと接続する接続面を有し、前記接続面の法線方向と前記パネルの法線方向とのなす角が、個々の接続部材ごとに互いに異なる、請求項1又は2に記載のパネルスピーカ。
【請求項4】
前記複数のアクチュエータは、前記パネルの平面視左右方向における、中央より右側の領域と、中央より左側の領域に、それぞれ接続される一対のアクチュエータを含み、
前記一対のアクチュエータは、前記パネルの前面側に位置し前記パネルの表面と平行な仮想的な平面と前記一対のアクチュエータのそれぞれの振動方向の軸とが交わる、二つの交点の間の距離が、前記パネルの表面と前記仮想的な平面との間の距離が増加するほど、前記パネルの平面視左右方向に離れるように単調に増加するように、前記パネルに接続されている、
請求項1に記載のパネルスピーカ。
【請求項5】
前記一対のアクチュエータは、前記パネルを、平面視における、中央より右側の領域と中央より左側の領域に分割する中心線に対して対称位置に接続されている、
請求項4に記載のパネルスピーカ。
【請求項6】
前記一対のアクチュエータには、ステレオの入力信号のうち、左チャネル用の信号と、右チャネル用の信号がそれぞれ入力される請求項4または5に記載のパネルスピーカ。
【請求項7】
前面が前記パネルに接着され、後面に前記複数のアクチュエータが接続される接続プレートを備え、
前記接続プレートの後面は、前記パネルの平面視左右方向における中央から両端に向かうにつれ、前記パネルの前面側から後面側へ向かう方向に曲がっている請求項1に記載のパネルスピーカ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パネル型スピーカに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、パネルを振動させて音響を発生させる形態のパネルスピーカが提案されている。例えば、特許文献1では、映像を表示するように構成される表示パネルと、複数の音響出力領域内の、表示パネルを直接振動させて音響を発生させる複数の音響発生アクチュエータと、複数の音響出力領域の少なくとも1つを囲む隔壁部を有する装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-93468号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一枚のパネルに対して複数のアクチュエータを設けたパネルスピーカにおいて、各アクチュエータへステレオの左チャネル用信号と右チャネル用信号のように位相の異なる信号を入力した場合、パネルから出力される音が互いのチャネルで干渉して減衰してしまうことがあった。
【0005】
本発明は、複数のアクチュエータによって加振されたパネルの各領域から放音される音同士の干渉を抑制する技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明のパネルスピーカは、
単一のパネルと、
前記パネルの後面に接続され、入力信号に応じて振動し、当該振動を前記パネルに伝えることにより、前記パネルの前面から放音させる複数のアクチュエータと、
を備え、
前記複数のアクチュエータから前記パネルに振動が伝達される際の、振動方向の軸が、前記パネルの法線方向となす角が個々のアクチュエータごとに互いに異なるように、前記パネルと接続されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、複数のアクチュエータによって加振されたパネルの各領域から放音される音同士の干渉を抑制する技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、ディスプレイスピーカを上方から見下ろした断面図である。
図2は、ディスプレイスピーカを後面側から見た図である。
図3は、ディスプレイスピーカを側方から見た図である。
図4は、ディスプレイスピーカのアクチュエータ付近を示す分解図である。
図5は、複数の振動アクチュエータの振動方向と音出力の関係を示す図である。
図6は、比較例としてのディスプレイスピーカにおける振動アクチュエータの振動方向と音出力の関係を示す図である。
図7Aは、第二実施形態に係るディスプレイスピーカの構成を示す図である。
図7Bは、第二実施形態における振動伝達部の別例を示す図である。
図8は、第三実施形態に係るディスプレイスピーカの構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
【0010】
ここでは、アクチュエータによってパネルを振動させて、当該パネルから音波を出力させるパネルスピーカについて説明する。以下の実施形態では、主にアクチュエータが、ディスプレイパネルを振動させることにより、ディスプレイパネルから音波を出力(放出)させ、ディスプレイスピーカとして機能させる例について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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