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公開番号2024041156
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022145807
出願日2022-09-14
発明の名称指示操作サービスシステム及び方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 8/61 20180101AFI20240319BHJP(計算;計数)
要約【課題】デバイスにアプリケーションをインストールすることを許可する処理を無駄にしないシステム及び方法を提供する。
【解決手段】指示操作サービスシステムは、デバイスにより使用され得るリソースを示す第一リソースデータを取得し、デバイスにアプリケーションがインストールされる場合、アプリケーションに必要となるリソースを示す第二リソースデータを取得し、第一リソースデータにより示されているリソースと、第二リソースデータにより示されているリソースとを比較し、デバイスにアプリケーションをインストールすることが可能であるか否かを判定し、デバイスにアプリケーションをインストールすることが可能であると判定された場合、デバイスにインストールされるアプリケーションの有効化に必要となる許可データを要求し、要求された許可データに対応するアプリケーションをデバイスにインストールすることを指示する指示データを生成する。
【選択図】図23
特許請求の範囲【請求項1】
デバイスにより使用され得るリソースを示す第一リソースデータを取得し、前記デバイスにアプリケーションがインストールされる場合、前記アプリケーションに必要となるリソースを示す第二リソースデータを取得するリソースデータ取得手段と、
前記第一リソースデータにより示されているリソースと、前記第二リソースデータにより示されているリソースとを比較し、前記デバイスに前記アプリケーションをインストールすることが可能であるか否かを判定する判定手段と、
前記デバイスに前記アプリケーションをインストールすることが可能であると判定された場合、前記デバイスにインストールされる前記アプリケーションの有効化に必要となる許可データを要求する要求手段と、
要求された前記許可データに対応する前記アプリケーションを前記デバイスにインストールすることを指示する指示データを生成する指示データ生成手段と、
を有する指示操作サービスシステム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記許可データは、前記アプリケーションのライセンスを発行するために利用されるライセンスアクセス番号である、
請求項1に記載の指示操作サービスシステム。
【請求項3】
前記要求手段は、前記デバイスに前記アプリケーションをインストールすることができない場合、前記ライセンスアクセス番号が要求されない、
請求項2に記載の指示操作サービスシステム。
【請求項4】
前記指示データ及び前記許可データを前記デバイスに送信する送信手段を更に有する、
請求項1又は請求項2に記載の指示操作サービスシステム。
【請求項5】
前記リソースデータ取得手段は、指示データを送信することを要求された場合に、前記第一リソースデータを取得する、
請求項1又は請求項2に記載の指示操作サービスシステム。
【請求項6】
前記リソースデータ取得手段は、前記デバイスにより使用され得るリソースが変化する度に前記第一リソースデータを取得する、
請求項1又は請求項2に記載の指示操作サービスシステム。
【請求項7】
前記リソースデータ取得手段は、前記デバイスに前記アプリケーションをインストールする契約が複数存在する場合、最先の前記契約に基づいて前記第一リソースデータを取得する、
請求項1又は請求項2に記載の指示操作サービスシステム。
【請求項8】
前記指示データ生成手段は、前記デバイスに前記アプリケーションをインストールすることが可能であると判定され、前記許可データが取得された場合、前記デバイスが前記アプリケーションを開始することを更に指示する前記指示データを生成する、
請求項1又は請求項2に記載の指示操作サービスシステム。
【請求項9】
前記デバイスに前記アプリケーションをインストールすることが不可能であると判定された場合、前記デバイスにインストールすることが不可能な前記アプリケーションが存在することを示すインストール不可能データを送信する送信手段を更に有する、
請求項1又は請求項2に記載の指示操作サービスシステム。
【請求項10】
前記判定手段は、前記デバイスが前記アプリケーションを開始することが可能であるか否かを更に判定する、
請求項1又は請求項2に記載の指示操作サービスシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、指示操作サービスシステム及び方法に関する。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、画像形成装置は、印刷機能、スキャン機能等、複数の機能を備えているだけではなく、アプリケーションが動作する環境をユーザに提供していることがある。このような画像形成装置は、アプリケーションが可搬性を有する場合、適宜アプリケーションをインストールすることにより、機能、ユーザビィリティ等を向上させたり、追加したりすることができる。例えば、Java(登録商標、以下省略)は、アプリケーションの可搬性を確保している。そして、Javaにより記述されているアプリケーションのプラットフォームとしては、例えば、OSGi(Open Services Gateway Initiative)がある。OSGiは、可搬性を有するアプリケーションを管理する単位としてバンドルを定義している。
【0003】
ただし、上述した画像形成装置は、バンドルをインストールする前に様々な事項を確認する処理を実行する必要がある。このような技術として、例えば、特許文献1に開示されているライセンス管理装置が挙げられる。このライセンス管理装置は、インストールするソフトウェアと、既にインストールされているソフトウェアとの共存排他関係に基づいて、インストールするソフトウェアのライセンスの発行の可否を判定する。そして、このライセンス管理装置は、インストールするソフトウェアのライセンスの発行が可能と判定された場合、インストールするソフトウェアに対応するライセンス情報を発行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-164790号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述したライセンス管理装置は、ソフトウェア間の共存排他関係しか考慮していない。このため、上述したライセンス管理装置は、画像形成装置にソフトウェアをインストールするために必要なリソース又は画像形成装置がソフトウェアを実行するために必要なリソースが不足している場合、ライセンス情報を発行する処理が無駄になってしまう。また、この問題は、画像形成装置のリソースがパーソナルコンピューター等のリソースと比較して少ないことが多いため、デバイスが画像形成装置である場合、顕在化し易い。さらに、この問題は、ライセンス情報を発行する処理がユーザに課金する処理等の他の処理と連動している場合、特に顕著となる。
【0006】
そこで、本発明は、デバイスにアプリケーションをインストールすることを許可する処理を無駄にしないようにすることができる指示操作サービスシステム及び方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明の指示操作サービスシステムは、デバイスにより使用され得るリソースを示す第一リソースデータを取得し、前記デバイスにアプリケーションがインストールされる場合、前記アプリケーションに必要となるリソースを示す第二リソースデータを取得するリソースデータ取得手段と、前記第一リソースデータにより示されているリソースと、前記第二リソースデータにより示されているリソースとを比較し、前記デバイスに前記アプリケーションをインストールすることが可能であるか否かを判定する判定手段と、前記デバイスに前記アプリケーションをインストールすることが可能であると判定された場合、前記デバイスにインストールされる前記アプリケーションの有効化に必要となる許可データを要求する要求手段と、要求された前記許可データに対応する前記アプリケーションを前記デバイスにインストールすることを指示する指示データを生成する指示データ生成手段と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、デバイスにアプリケーションをインストールすることを許可する処理を無駄にしないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置及びクラウドサービスの例を示す図である。
画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。
画像形成装置のソフトウェアモジュールの階層の例を示す図である。
バンドル管理サービスのモジュール構成の例を示す図である。
指示実行サービスのモジュール構成の例を示す図である。
ポーリングサービスのモジュール構成の例を示す図である。
指示操作クラウドサービスに含まれる三つのサービスを実現するハードウェア構成の例を示す図である。
指示操作クラウドサービスのモジュール構成の例を示す図である。
指示操作クラウドサービスのユーザインターフェース部の例を示す図である。
指示データ保持部により保持されている指示内容リストの例を示す図である。
ライセンス管理サービスのモジュール構成の例を示す図である。
バンドルプールサービスのモジュール構成の例を示す図である。
指示データの例を示す図である。
指示操作クラウドサービスから指示実行サービスへの指示の流れを示すシーケンス図である。
指示操作クラウドサービスから指示実行サービスへの指示の流れを示すシーケンス図である。
バンドルのインストールに関する指示データを生成する処理の例を示すフローチャートである。
画像形成装置のリソースを確認する処理の例を示すフローチャートである。
図18は、バンドルに必要となるリソースの量を計算する処理の例を示すフローチャートである。
指示データを生成する処理の例を示すフローチャートである。
バンドルごとに必要なストレージのリソースの例及び当該リソースを確認する処理の結果の例を示す図である。
バンドルをインストールする指示及びバンドルを開始する指示に関する指示データを生成する処理の例を示すフローチャートである。
バンドルを開始する際にリソースの量を確認する処理の例を示すフローチャートである。
第二リソースデータを取得する処理及びこれに関連する処理の例を示すフローチャートである。
バンドルに関する情報を表示するユーザインターフェースに関する処理の例を示すフローチャートである。
バンドルに関する情報を表示するユーザインターフェースが生成される処理の例を示すフローチャートである。
指示操作クラウドサービス310により指示データが生成される処理の例を示すフローチャートである。
バンドルを開始する旨の指示を含んでいる指示データを生成する際に実行されるリソースの量を確認する処理の例を示す図である。
バンドルに関する情報を表示するユーザインターフェースの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第一実施形態>
図1から図20を参照しながら本発明の第一実施形態を説明する。図1は、画像形成装置及びクラウドサービスの例を示す図である。図1は、画像形成装置100と、インターネット300と、クラウドサービス301とを示している。画像形成装置100は、印刷機能、スキャン機能等、複数の機能を備えており、インターネット300を通してクラウドサービス300を利用する。画像形成装置100は、デバイスの例である。クラウドサービス301は、図1に示すように、指示操作クラウドサービス310と、ライセンス管理サービス320と、バンドルプールサービス330とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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