TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024040948
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-26
出願番号2022145623
出願日2022-09-13
発明の名称流路切換弁
出願人株式会社不二工機
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類F16K 11/056 20060101AFI20240318BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】様々な仕様の流路切換弁を容易に実現できるようにする。
【解決手段】流路切換弁10は、弁室12に第一入出口31及び第二入出口32が形成され、弁室12の底面に第三入出口33が形成された弁本体14と、弁室12内に回転自在に配置され、かつ流路36が形成された第一弁体16と、第一入出口31と連通する第一流路21と、弁本体14を挟んで第一流路21に並設され第二入出口32と連通する第二流路22と、第三入出口33と連通し少なくとも二方向に分岐する分岐部27と、分岐部27にそれぞれ接続された第三流路23及び第四流路24と、分岐部27内に配置され第一弁体16と連動して回転する第二弁体17と、を備えた弁ユニット20を有し、第一入出口31、第二入出口32及び第三入出口33の連通状態が第一弁体16を通じて選択的に切り換わり、第三入出口33、第三流路23及び第四流路24の連通状態が第二弁体によって切り換わる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
内部に弁室が形成されると共に、前記弁室を形成する壁面にそれぞれ流体が出入りする第一入出口及び第二入出口が形成され、前記弁室の底面に第三入出口が形成された弁本体と、前記弁室内に回転自在に配置され、かつ流路が形成された第一弁体と、前記第一入出口と連通する第一流路と、前記弁本体を挟んで前記第一流路に並設され、前記第二入出口と連通する第二流路と、前記第三入出口と連通し少なくとも二方向に分岐する分岐部と、前記分岐部にそれぞれ接続された第三流路及び第四流路と、前記分岐部内に配置され前記第一弁体と連動して回転する第二弁体と、を備えた弁ユニットを有し、
前記第一入出口、前記第二入出口及び前記第三入出口の連通状態が前記第一弁体の前記流路を通じて選択的に切り換わると共に、
前記第三入出口、前記第三流路及び前記第四流路の連通状態が前記第二弁体によって切り換わる、流路切換弁。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記第一弁体は、球面を有するボール弁体であり、前記第一入出口と前記第三入出口とが連通する状態と、第二入出口と前記第三入出口とが連通する状態とを切り換えることができ、
前記第二弁体は、円筒面を有する円筒弁体であり、前記第三入出口と前記第三流路とが連通する状態と、前記第三入出口と前記第四流路とが連通する状態とを切り換えることができる、請求項1に記載の流路切換弁。
【請求項3】
前記弁ユニットに連結され、前記第一弁体及び前記第二弁体を回転させる回転駆動部を有する、請求項1に記載の流路切換弁。
【請求項4】
前記第一弁体と前記第二弁体は、前記回転駆動部の駆動力を伝達するための連結軸で連結されている、請求項3に記載の流路切換弁。
【請求項5】
一の前記弁ユニットに他の前記弁ユニットが重ねて連結され、
2つの前記弁ユニットにおける2つの前記第一弁体及び2つの前記第二弁体を1つの前記回転駆動部により回転させる、請求項3に記載の流路切換弁。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、流路切換弁に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
バルブ本体内に回転する第一弁体を有し、5以上のポート(管継手)を有する制御弁(流路切換弁)が開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国特許出願公開第111828682号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記した従来例では、仕様に応じて接続ポートの数や流路の組合せが固定されているため自由度がなく、仕様が変われば設計からやり直す必要が生じると考えられる。
【0005】
本発明は、様々な仕様の流路切換弁を容易に実現できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る流路切換弁は、内部に弁室が形成されると共に、前記弁室を形成する壁面にそれぞれ流体が出入りする第一入出口及び第二入出口が形成され、前記弁室の底面に第三入出口が形成された弁本体と、前記弁室内に回転自在に配置され、かつ流路が形成された第一弁体と、前記第一入出口と連通する第一流路と、前記弁本体を挟んで前記第一流路に並設され、前記第二入出口と連通する第二流路と、前記第三入出口と連通し少なくとも二方向に分岐する分岐部と、前記分岐部にそれぞれ接続された第三流路及び第四流路と、前記分岐部内に配置され前記第一弁体と連動して回転する第二弁体と、を備えた弁ユニットを有し、前記第一入出口、前記第二入出口及び前記第三入出口の連通状態が前記第一弁体の前記流路を通じて選択的に切り換わると共に、前記第三入出口、前記第三流路及び前記第四流路の連通状態が前記第二弁体によって切り換わる。
【0007】
この流路切換弁では、第二弁体が第一弁体に連動して回転するようになっており、第一弁体を回転させることで第二弁体も回転させることができる。これにより、様々な仕様の流路切換弁を容易に実現できる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様に係る流路切換弁において、前記第一弁体が、球面を有するボール弁体であり、前記第一入出口と前記第三入出口とが連通する状態と、第二入出口と前記第三入出口とが連通する状態とを切り換えることができ、前記第二弁体は、円筒面を有する円筒弁体であり、前記第三入出口と前記第三流路とが連通する状態と、前記第三入出口と前記第四流路とが連通する状態とを切り換えることができる。
【0009】
この流路切換弁では、ボール弁体である第一弁体により、第一入出口と第三入出口とが連通する状態と、第二入出口と第三入出口とが連通する状態とを切り換えることができる。また、円筒弁である第二弁体により、第三入出口と第三流路とが連通する状態と、第三入出口と第四流路とが連通する状態とを切り換えることができる。これにより、仕様に応じて、第一流路又は第二流路からの流れを、第三流路又は第四流路へ流すことができる。
【0010】
第3の態様は、第1の態様に係る流路切換弁において、前記弁ユニットに連結され、前記第一弁体及び前記第二弁体を回転させる回転駆動部を有する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
脚装置
2か月前
個人
配管固定金具
3か月前
個人
家具
1か月前
個人
ジャイロの軸受装置
1か月前
個人
アンカーボルト
22日前
株式会社ミクニ
弁装置
2か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
2か月前
株式会社ミクニ
弁装置
2か月前
株式会社テイエルブイ
自動弁
27日前
株式会社フジキン
バルブ装置
22日前
カヤバ株式会社
ダンパ
1か月前
カヤバ株式会社
バルブ
1か月前
マフレン株式会社
自動給脂器
2か月前
株式会社ミクニ
弁装置
2か月前
株式会社不二工機
電動弁
1か月前
株式会社不二工機
電磁弁
2か月前
日星電気株式会社
多層チューブ
2か月前
個人
圧入成形物の製造法
1か月前
株式会社テイエルブイ
熱応動弁
2か月前
株式会社ナジコ
自在継手
1か月前
株式会社奥村組
制振機構
3か月前
株式会社奥村組
制振機構
3か月前
イワブチ株式会社
締結具
3か月前
日本精工株式会社
ボールねじ装置
7日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
ヒロホー株式会社
締結構造
今日
個人
穴なしナットと芯なしボルト
3か月前
個人
束ねばね
22日前
株式会社テイエルブイ
複座弁装置
2か月前
日東工器株式会社
防振構造
22日前
株式会社エステック
減速機
1か月前
株式会社伊藤製作所
連結具
1か月前
個人
鉛直免震支承用ばね要素
3か月前
カヤバ株式会社
シリンダ装置
1か月前
個人
軸力表示機能付きボルト
1か月前
カヤバ株式会社
シリンダ装置
17日前
続きを見る