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公開番号2024040637
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-26
出願番号2022145108
出願日2022-09-13
発明の名称画像形成システム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類G03G 21/00 20060101AFI20240318BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】圧着はがきなどの圧着印刷物を作成する場合にレイアウト変更を行わないようにすることができる画像形成システムの提供。
【解決手段】圧着はがきを作成する設定のときにレイアウト変更が設定されている場合(SY1、SY2が共にYes)、主制御部は設定されているレイアウト変更を無効化する(SY3)。その後、画像形成装置によりトナー像が形成された圧着はがき用紙に対し圧着加工装置により圧着加工が行われることで、圧着はがきが作成される(SY4)。即ち、圧着印刷物作成モードの実行前にレイアウト変更が設定されていた場合には、圧着印刷物作成モードの実行時にレイアウト変更を実行せずに画像形成装置よりトナー像を形成させる。このようにして、圧着はがきを作成する設定のときにレイアウト変更が設定されていてもレイアウト変更を適用しないことから、圧着はがきが適切に作成される。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
表面に感圧接着剤層を有する記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、記録材に熱及び圧力を加えてトナー像を定着する定着手段とを有する画像形成装置と、
前記定着手段によりトナー像が定着された記録材を折り曲げて、折り曲げた前記記録材を圧着する圧着加工装置と、
前記画像形成装置と前記圧着加工装置を制御して、前記定着手段によりトナー像が定着された記録材を前記圧着加工装置により圧着加工して圧着印刷物を作成する圧着印刷物作成モードを実行可能であり、記録材の1ページに複数ページ分の画像を載せるレイアウト変更を設定可能な制御手段と、を備え、
前記画像形成手段は、前記レイアウト変更に応じて記録材にトナー像を形成可能であり、
前記制御手段は、前記圧着印刷物作成モードの実行前に前記レイアウト変更が設定されていた場合には、前記圧着印刷物作成モードの実行時に前記レイアウト変更を実行せずに前記画像形成手段にトナー像を形成させる、
ことを特徴とする画像形成システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
表面に感圧接着剤層を有する記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、記録材に熱及び圧力を加えてトナー像を定着する定着手段とを有する画像形成装置と、
前記定着手段によりトナー像が定着された記録材を折り曲げて、折り曲げた前記記録材を圧着する圧着加工装置と、
前記画像形成装置と前記圧着加工装置を制御して、前記定着手段によりトナー像が定着された記録材を前記圧着加工装置により圧着加工して圧着印刷物を作成する圧着印刷物作成モードを実行可能であり、記録材の1ページに複数ページ分の画像を載せるレイアウト変更を設定可能な制御手段と、を備え、
前記画像形成手段は、前記レイアウト変更に応じて記録材にトナー像を形成可能であり、
前記制御手段は、前記圧着印刷物作成モードを実行する場合には、前記レイアウト変更の設定を許可しない、
ことを特徴とする画像形成システム。
【請求項3】
表面に感圧接着剤層を有する記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、記録材に熱及び圧力を加えてトナー像を定着する定着手段とを有する画像形成装置と、
記録材の搬送方向に関して前記定着手段の下流に配置され、前記定着手段によりトナー像が定着された記録材を折り曲げて、折り曲げた前記記録材を圧着する圧着加工装置と、
記録材の搬送方向に関して前記定着手段の下流に配置され、複数の記録材にステイプル処理を行うステイプル装置と、
前記画像形成装置と前記圧着加工装置と前記ステイプル装置を制御して、前記定着手段によりトナー像が定着された記録材を前記圧着加工装置により圧着加工して圧着印刷物を作成する圧着印刷物作成モードを実行可能であり、前記ステイプル処理を設定可能な制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記圧着印刷物作成モードの実行前に前記ステイプル処理が設定されていた場合には、前記圧着印刷物作成モードの実行時に前記ステイプル処理を実行せずに前記ステイプル装置において記録材を搬送する、
ことを特徴とする画像形成システム。
【請求項4】
表面に感圧接着剤層を有する記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、記録材に熱及び圧力を加えてトナー像を定着する定着手段とを有する画像形成装置と、
記録材の搬送方向に関して前記定着手段の下流に配置され、前記定着手段によりトナー像が定着された記録材を折り曲げて、折り曲げた前記記録材を圧着する圧着加工装置と、
記録材の搬送方向に関して前記定着手段の下流に配置され、複数の記録材にステイプル処理を行うステイプル装置と、
前記画像形成装置と前記圧着加工装置と前記ステイプル装置を制御して、前記定着手段によりトナー像が定着された記録材を前記圧着加工装置により圧着加工して圧着印刷物を作成する圧着印刷物作成モードを実行可能であり、前記ステイプル処理を設定可能な制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記圧着印刷物作成モードを実行する場合には、前記ステイプル処理の設定を許可しない、
ことを特徴とする画像形成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録材に画像を形成し、画像を形成した記録材を折り曲げて、折り曲げた記録材に熱及び圧力を加えて記録材を圧着することにより圧着印刷物を作成する画像形成システムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、圧着印刷物を作成する画像形成システムが提案されている(特許文献1)。圧着印刷物として、例えば2つ折りに折り曲げた記録材の面と面(圧着面と呼ぶ)とが重ね合わされて擬似接着された圧着はがきなどが挙げられる。こうした圧着印刷物の場合、ユーザは疑似接着された圧着面を剥離するまで、圧着面に形成された文字や絵などのトナー像を読み取ることができない。なお、ここでいう擬似接着とは、接着後に剥離可能であり、剥離後に再接着し難い接着の一態様である。圧着印刷物は、機能拡張のために画像形成装置に後付け自在な後工程ユニットの1つである圧着加工装置によって、画像形成装置によりトナー像が形成された記録材が折り曲げられ圧着されることにより作成される。
【0003】
また、画像形成システムは、後工程ユニットとしてステイプル装置を備えていることがある。ステイプル装置は、複数枚の記録材を束ねて綴じるステイプル処理を行って、綴じた記録材の束を排出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-35454号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の画像形成装置では、ユーザが記録材の1ページに複数ページ分の画像を載せる所謂レイアウト変更を設定することができる。レイアウト変更としては、例えば2ページ分のトナー像を1ページに形成する「2in1」、4ページ分のトナー像を1ページに形成する「4in1」、8ページ分のトナー像を1ページに形成する「8in1」などが挙げられる。また、画像形成システムがステイプル装置を備えている場合、ユーザはステイプル処理の有無を設定することができる。
【0006】
しかしながら、レイアウト変更が設定されている場合に圧着はがきの作成が行われると、例えば本来なら圧着はがきに外から読み取れないように形成するトナー像が、レイアウト変更に伴い圧着はがきに外から読み取れるように形成されることがあった。また、ステイプル処理が設定されている場合に圧着はがきの作成が行われると、綴じられた記録材が圧着加工装置において途中で詰まるなどする虞があった。
【0007】
本発明は上記問題に鑑みてなされ、圧着はがきなどの圧着印刷物を作成する場合にレイアウト変更やステイプル処理を行わないようにすることができる画像形成システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態に係る画像形成システムは、表面に感圧接着剤層を有する記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、記録材に熱及び圧力を加えてトナー像を定着する定着手段とを有する画像形成装置と、前記定着手段によりトナー像が定着された記録材を折り曲げて、折り曲げた前記記録材を圧着する圧着加工装置と、前記画像形成装置と前記圧着加工装置を制御して、前記定着手段によりトナー像が定着された記録材を前記圧着加工装置により圧着加工して圧着印刷物を作成する圧着印刷物作成モードを実行可能であり、記録材の1ページに複数ページ分の画像を載せるレイアウト変更を設定可能な制御手段と、を備え、前記画像形成手段は、前記レイアウト変更に応じて記録材にトナー像を形成可能であり、前記制御手段は、前記圧着印刷物作成モードの実行前に前記レイアウト変更が設定されていた場合には、前記圧着印刷物作成モードの実行時に前記レイアウト変更を実行せずに前記画像形成手段にトナー像を形成させる、ことを特徴とする。
【0009】
本発明の一実施形態に係る画像形成システムは、表面に感圧接着剤層を有する記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、記録材に熱及び圧力を加えてトナー像を定着する定着手段とを有する画像形成装置と、前記定着手段によりトナー像が定着された記録材を折り曲げて、折り曲げた前記記録材を圧着する圧着加工装置と、前記画像形成装置と前記圧着加工装置を制御して、前記定着手段によりトナー像が定着された記録材を前記圧着加工装置により圧着加工して圧着印刷物を作成する圧着印刷物作成モードを実行可能であり、記録材の1ページに複数ページ分の画像を載せるレイアウト変更を設定可能な制御手段と、を備え、前記画像形成手段は、前記レイアウト変更に応じて記録材にトナー像を形成可能であり、前記制御手段は、前記圧着印刷物作成モードを実行する場合には、前記レイアウト変更の設定を許可しない、ことを特徴とする。
【0010】
本発明の一実施形態に係る画像形成システムは、表面に感圧接着剤層を有する記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、記録材に熱及び圧力を加えてトナー像を定着する定着手段とを有する画像形成装置と、記録材の搬送方向に関して前記定着手段の下流に配置され、前記定着手段によりトナー像が定着された記録材を折り曲げて、折り曲げた前記記録材を圧着する圧着加工装置と、記録材の搬送方向に関して前記定着手段の下流に配置され、複数の記録材にステイプル処理を行うステイプル装置と、前記画像形成装置と前記圧着加工装置と前記ステイプル装置を制御して、前記定着手段によりトナー像が定着された記録材を前記圧着加工装置により圧着加工して圧着印刷物を作成する圧着印刷物作成モードを実行可能であり、前記ステイプル処理を設定可能な制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記圧着印刷物作成モードの実行前に前記ステイプル処理が設定されていた場合には、前記圧着印刷物作成モードの実行時に前記ステイプル処理を実行せずに前記ステイプル装置において記録材を搬送する、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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