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公開番号2024039905
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022144632
出願日2022-09-12
発明の名称情報処理端末用スタンド
出願人株式会社ワコム
代理人個人,個人
主分類G06F 1/16 20060101AFI20240315BHJP(計算;計数)
要約【課題】 簡単な構成で壊れにくく、コンパクトにまとまって携帯しやすく、情報処理端末を載置面に載置した場合に操作面を傾けることができる情報処理端末用スタンドを提供する。
【解決手段】 外側部材11と内側部材12の2つの部材から構成される。外側部材11の脚部11a、11bの底面と内側部材12の底面12Bとは同一平面に位置し、内側部材12の上面12Uの少なくとも一部が、外側部材11の下面11Dの少なくとも一部に接触する。外側部材11の長手方向と内側部材12の長手方向とを交差させて、これを載置面に載置すると、外側部材11を内側部材12が支える構成のスタンドとなる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
脚部と桁部とからなる外側部材と、
前記外側部材の内側に位置し、底面が前記外側部材の前記脚部の底面と同一平面に位置し、上面の少なくとも一部が前記外側部材の下面の少なくとも一部に接する内側部材と
を備え、
前記外側部材の長手方向と前記内側部材の長手方向とを交差させて、前記外側部材と前記内側部材とを載置面に載置して使用する
ことを特徴とする情報処理端末用スタンド。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報処理端末用スタンドであって、
前記外側部材の前記脚部の底面と前記内側部材の底面との一方または両方に、磁石が設けられている
ことを特徴とする情報処理端末用スタンド。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理端末用スタンドであって、
前記外側部材の下面と前記内側部材の上面との接する部分には、極性の異なる磁石が設けられている
ことを特徴とする情報処理端末用スタンド。
【請求項4】
請求項1に記載の情報処理端末用スタンドであって、
前記外側部材の下面と前記内側部材の上面との接する部分の一方には磁石が設けられ、他方には金属部材が設けられている
ことを特徴とする情報処理端末用スタンド。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理端末用スタンドであって、
前記外側部材の下面と前記内側部材の上面との接する部分には、両者を回動可能に接続する接続部材が設けられている
ことを特徴とする情報処理端末用スタンド。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理端末用スタンドであって、
前記外側部材は、2つの前記脚部を前記桁部が接続するアーチ形状のものであり、
前記内側部材は、前記外側部材の2つの前記脚部の間に位置する
ことを特徴とする情報処理端末用スタンド。
【請求項7】
請求項1に記載の情報処理端末用スタンドであって、
前記外側部材は、2つの前記脚部を前記桁部が接続するブリッジ形状のものであり、
前記内側部材は、前記外側部材の2つの前記脚部の間に位置する
ことを特徴とする情報処理端末用スタンド。
【請求項8】
請求項1に記載の情報処理端末用スタンドであって、
前記外側部材の長手方向と前記内側部材の長手方向とを一致させ、前記外側部材の前記下面と前記内側部材の前記上面とを接するようにした場合には、1枚の板状体になる
ことを特徴とする情報処理端末用スタンド。
【請求項9】
請求項1に記載の情報処理端末用スタンドであって、
前記外側部材の長手方向と前記内側部材の長手方向とを一致させ、前記外側部材の前記下面と前記内側部材の前記上面とを接するようにした場合には、1枚の板状体となり、
前記外側部材の前記脚部の底面と前記内側部材の底面とに、磁石が設けられている
ことを特徴とする情報処理端末用スタンド。
【請求項10】
請求項1に記載の情報処理端末用スタンドであって、
前記外側部材の前記上面には、滑り止め部材が設けられている
ことを特徴とする情報処理端末用スタンド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、タブレットやノート型PC(Personal Computer)などの情報処理端末を机上等に傾けて載置することを可能にする情報処理端末用スタンドに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、タブレットなどと呼ばれる情報処理端末が広く利用されるようになってきている。タブレットは、使用者の指先や電子ペンやスタイラスなどと呼ばれるペン型の指示子を用いてポインティング操作をすることで情報の入力を可能にするものである。タブレットには、LCD(Liquid Crystal Display)などの薄型の表示装置と位置検出センサとを備え、描画入力と描画表示とを行えるものと、位置検出センサは備えるが、表示装置は備えずに、パーソナルコンピュータの入力デバイスとして機能するものとがある。前者はタブレットPCなどと呼ばれるものであり、後者はペンタブレットあるいは板タブレットなど呼ばれるものである。このように、この明細書において、タブレットは、板状に形成されたコンピュータやコンピュータ周辺機器を意味する。
【0003】
タブレットの形状は板状であるので、机上に置いて使用する場合には、使用者側が低くなるように傾斜を持たせた方が、使用者の視線の操作面への入射角度が90度に近くなり、操作面の全面を均等に見ることができるようになる。これにより、指示子を用いた入力もし易くなる。このため、従来から情報処理端末を傾けて載置できるようにする種々の技術が考えられている。例えば、後に記す特許文献1には、載置面と対向する電子機器(情報処理端末)の底面の左上端部と右上端部とに畳んだり起こしたりできる脚部を設ける考案が開示されている。当該考案によれば、脚部を畳んだ状態では、小さい傾斜角度で電子機器の操作面を傾斜させることができ、脚部を起こした状態では、大きな傾斜角度で電子機器の操作面を傾斜させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3224999号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した特許文献1に開示された考案の場合、電子機器(情報処理端末)の製造段階において、電子機器の底面の左上端部と右上端部とに畳んだり起こしたりできる脚部を設けることで、載置面に載置した場合に操作面を傾けることができるようにしている。このため、特許文献1に開示されているような脚部が設けられていない電子機器(情報処理端末)についても、載置面に載置した場合に操作面を傾けることができるようにするスタンドの提供が望まれる。
【0006】
タブレットの場合、電子ペン等の指示子で指示入力をする場合には、載置面に対して、例えば、9度~20度程度傾けることができれば入力しやすくなる。また、ノート型PCの場合にも、操作面(キーボード面)を、例えば、15度~20度程度傾けることができればキーボード入力しやすくなる。また、タブレットやノート型PCは、種々の場所に持ち運ばれて使用される場合も多いため、タブレットやノート型PC用のスタンドについては、壊れ難く、携帯しやすいものが望まれる。
【0007】
以上のことに鑑み、この発明は、簡単な構成で壊れにくく、コンパクトにまとまって携帯しやすく、情報処理端末を載置面に載置した場合に操作面を傾けることができる情報処理端末用スタンドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、
脚部と桁部とからなる外側部材と、
前記外側部材の内側に位置し、底面が前記外側部材の前記脚部の底面と同一平面に位置し、上面の少なくとも一部が前記外側部材の下面の少なくとも一部に接する内側部材と
を備え、
前記外側部材の長手方向と前記内側部材の長手方向とを交差させて、前記外側部材と前記内側部材とを載置面に載置して使用する
ことを特徴とする情報処理端末用スタンドを提供する。
【0009】
この情報処理端末用スタンドによれば、外側部材と内側部材の2つの部材から構成される。外側部材の脚部の底面と内側部材の底面とは同一平面に位置し、内側部材の上面の少なくとも一部が、外側部材の下面の少なくとも一部に接触するようになっている。外側部材の長手方向と内側部材の長手方向とを交差させて、これを載置面に載置すると、外側部材を内側部材が支える構成のスタンドとなる。当該スタンドの外側部材の上面に情報処理端末の背面を接触させるようにして情報処理端末を載置面に載置すると、情報処理端末の操作面を、使用者側が低くなるように傾けて安定に保持される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態の情報処置端末用スタンドの使用態様を説明するための図である。
実施の形態の情報処置端末用スタンドの構成例を説明するための図である。
実施の形態の情報処置端末用スタンドの構成例を説明するための図である。
実施の形態の情報処理端末用スタンドの外側部材と内側部材との接続態様の他の例を説明するための図である。
実施の形態の情報処置端末用スタンドの形状の他の例(他の例1)を説明するための図である。
実施の形態の情報処置端末用スタンドの形状の他の例(他の例2)を説明するための図である。
実施の形態の情報処置端末用スタンドの形状のバリエーションを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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