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公開番号2024039524
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022144136
出願日2022-09-09
発明の名称作業車両
出願人個人
代理人弁理士法人井澤国際特許事務所,個人,個人,個人,個人
主分類E02F 9/08 20060101AFI20240314BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】狭隘な工事現場での作業を効率化する。
【解決手段】ブーム(10)、アーム(11)、バケット(12)を備える作業装置(1)、荷台(2)、上部旋回体(3)、運転台(4)、下部走行体(5)を有し、上部旋回体(3)の動作によってバケット(12)内の物を荷台に投入することができる、作業車両。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
作業装置(1)、荷台(2)、上部旋回体(3)、運転台(4)、下部走行体(5)を有し、
作業装置(1)は、作業地点に直接接する部分であって、ブーム(10)、アーム(11)、バケット(12)を有し、
荷台(2)を、昇降、スライド、傾斜から選ばれる1以上の方式で移動することができ、
上部旋回体(3)の動作によってバケット(12)内の物を荷台に投入することができる、
作業車両。
続きを表示(約 100 文字)【請求項2】
バケット(12)が、ショベルあるいはバックホーである、請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
下部走行体(5)がタイヤまたは無限軌道である、請求項1に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は作業車両に関する。本発明は具体的には、1台で建設機械と運搬車とを兼ねる作業車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
解体現場や災害復興現場、農地では、パワーショベルやバックホーなどが土砂や廃棄物をすくってダンプトラックの荷台に投入し、ダンプトラックの荷台重量がいっぱいになったところでダンプトラックが発進して土砂や廃棄物を搬出する。しかし、山間部や建築物密集地などではダンプトラックなど比較的大型の作業車両が進入できる区域が狭い場合がある。この場合は、小型のパワーショベルやバックホーが離れた場所にあるダンプトラックと往復する、あるいは、パワーショベルやバックホーなどが取り除いた土砂や廃棄物を人手でダンプトラックの荷台に投入する必要があるため、作業者に大きな負担がかかり安全性が損なわれるという問題がある。
【0003】
このような問題を解決するために、例えば以下の特許文献1,特許文献2などによって、パワーショベルやバックホーなどの建設機械とダンプトラックとを同時に扱う方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案出願公開平4-15638号公報
特開2001-058538号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には、狭隘路でも効率よく土木作業を行うことのできる、ミニバックホー、ダンプトラック、油圧配管とから構成された土木工事装置が記載されている。しかしながら、この装置を用いても、ダンプトラックが進入できない特に狭隘な工事現場での作業は困難である。また油圧配管で2台の車両を連結した状態での作業は安全性に問題がある。
【0006】
特許文献2には、パワーショベルまたはホイールローダで牽引されて資材や機材を運搬できるようにした牽引式ベッセルが記載されている。この牽引式ベッセルは、投入された土砂や資材を最終的にダンプトラックで目的地まで搬送することを意図している。この場合、工事現場の近くにダンプトラックを待機させる必要性は変わらず、ダンプトラックが近寄れない工事現場での作業労力は依然として大きい。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、本発明者は、狭隘な解体現場や山間部の傾斜地などの、ダンプトラックが進入できない工事現場から、更に少ない労力で安全に土砂や廃棄物を搬出する手段を求めた。その結果、パワーショベルやバックホーなどの建設機械とダンプトラックなどの運搬車とを1台の車両として一体化することで上述の問題を解決した。すなわち本発明は以下のものである。
【0008】
(発明1)作業装置(1)、荷台(2)、上部旋回体(3)、運転台(4)、下部走行体(5)を有し、作業装置(1)は、作業地点に直接接する部分であって、ブーム(10)、アーム(11)、バケット(12)を有し、荷台(2)を、昇降、スライド、傾斜から選ばれる1以上の方式で移動することができ、上部旋回体(3)の動作によってバケット(12)内の物を荷台に投入することができる、作業車両。
(発明2)バケット(12)が、ショベルあるいはバックホーである、発明1の作業車両。
(発明3)下部走行体(5)がタイヤまたは無限軌道である、発明1の作業車両。
【発明の効果】
【0009】
本発明の作業車両を用いると、土砂や廃棄物の掘削と運搬を1台の車両で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の作業車両の概念図。横から見た様子を示す。
本発明の作業車両の概念図。上から見た様子を示す。
本発明の作業車両を使って作業する様子を表す。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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