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公開番号2024039239
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022143638
出願日2022-09-09
発明の名称ダイカットロール及びその製造方法
出願人坂崎彫刻工業株式会社
代理人個人
主分類B26F 1/38 20060101AFI20240314BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】使用を繰り返しても刃の破損や欠損が生じることなく、耐久性に優れたダイカットロール及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るダイカットロール1は、略円柱形状のロール本体2と、該ロール本体2の軸線に沿って配されている回転軸4と、ロール本体2の表面から突出し且つロール本体2と異なる材質で形成されている刃3とを備えている。これにより、刃3の耐久性向上のためには、ロール本体2の材質よりも硬度の高いものを使用することができるし、切断するものの材質によっては刃3の硬度をロール本体2よりも低くすることができる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
略円柱形状のロール本体と、
該ロール本体の軸線に沿って配されている回転軸と、
前記ロール本体の表面から突出し且つ前記ロール本体と異なる材質で形成されている刃とを備えたことを特徴とするダイカットロール。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記刃の硬度は、前記ロール本体の硬度よりも高いことを特徴とする請求項1に記載のダイカットロール。
【請求項3】
前記刃の下側には、前記ロール本体の表面に沿って突出している麓部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のダイカットロール。
【請求項4】
前記ロール本体は、前記刃に沿ってその表面が切欠いて延びて形成されている溝部を有していることを特徴とする請求項1に記載のダイカットロール。
【請求項5】
前記ロール本体を形成するロール本体形成工程と、
前記ロール本体の表面に前記刃の材質からなる塊状体を形成する塊状体形成工程と、
前記塊状体を切削して前記刃を形成する刃形成工程とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のダイカットロールの製造方法。
【請求項6】
前記刃形成工程の際に、前記麓部を形成することを特徴とする請求項5に記載のダイカットロールの製造方法。
【請求項7】
前記刃形成工程の際に、前記溝部を形成することを特徴とする請求項5に記載のダイカットロールの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷機械や抜き機械、包装資材機械や衛生用品機械等で使用されるダイカットロール及びその製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
紙や布シート等のワークを切断してシート状の製品を製造する際、ダイカットロールとアンビルロールからなる切断装置が用いられている(例えば特許文献1参照)。特許文献1では、ラベル等が印刷されたシート状のワークに切込みや折れ線等を連続して加工するダイカットロールを作製する際に、素材の無駄を最小限に抑制して作製するものを示している。
【0003】
ダイカットロールは、いわゆるスチール製ダイカットロールが多く、これは冷間ダイス鋼やハイス鋼で製作されている。これらはタングステンカーバイド等、超硬のダイカットロールに比べて安価ではあるが耐久性が低いものとして知られている。そして、このダイカットロールは略円柱形状のロール本体と、このロール本体から突出してワークを切断するための刃で形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-11284号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に代表されるダイカットロールは、同材質で形成されている。すなわち、ロール本体と刃とは同材質で形成されている。ダイカットロールが使用されると、刃の先端部分は微細な脱落(欠損)が連続して起こり、摩耗していく。刃の耐久性を高めるため、ロール本体もこれに合わせてなるべく硬い素材で形成することになるが、ロール本体が硬いと、切断時の衝撃が刃に直接伝わってしまい、やはり耐久性の面で心配である。
【0006】
本発明は、上記従来技術を考慮したものであり、使用を繰り返しても刃の破損や欠損が生じることなく、耐久性に優れたダイカットロール及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため、本発明では、略円柱形状のロール本体と、該ロール本体の軸線に沿って配されている回転軸と、前記ロール本体の表面から突出し且つ前記ロール本体と異なる材質で形成されている刃とを備えたことを特徴とするダイカットロールを提供する。
【0008】
好ましくは、前記刃の硬度は、前記ロール本体の硬度よりも高い。
【0009】
好ましくは、前記刃の下側には、前記ロール本体の表面に沿って突出している麓部が形成されている。
【0010】
好ましくは、前記ロール本体は、前記刃に沿ってその表面が切欠いて延びて形成されている溝部を有している。
(【0011】以降は省略されています)

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