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公開番号2024039223
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022143615
出願日2022-09-09
発明の名称車両用記録装置および映像送信方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人
主分類H04N 7/18 20060101AFI20240314BHJP(電気通信技術)
要約【課題】連携した情報端末に対し、適切な映像を送信すること。
【解決手段】車両用記録装置10は、車両に取り付けられたカメラ102が撮影した映像データを取得する撮影制御部202と、撮影制御部202が取得した映像データを一時的に記録させる記録制御部208と、予め登録された情報端末との通信を行い、情報端末とのデータの送受信を行う通信制御部214と、を備え、通信制御部214は、情報端末から映像記録を開始したことを示す情報を取得した場合、情報端末が映像記録を開始したことを示す情報を取得した時点から所定期間遡った期間までの映像データを、情報端末に送信可能な状態とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に取り付けられたカメラの制御を行い、前記カメラが撮影した映像データを取得する撮影制御部と、
前記撮影制御部が取得した映像データを一時的に記録させる記録制御部と、
予め登録された情報端末との通信を行い、前記情報端末とのデータの送受信を行う通信制御部と、
を備え、
前記通信制御部は、前記情報端末から映像記録を開始したことを示す情報を取得した場合、前記情報端末が映像記録を開始したことを示す情報を取得した時点から所定期間遡った期間までの映像データを、前記情報端末に送信可能な状態とする、
車両用記録装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
イベント記録を行う操作を受け付ける操作制御部をさらに備え、
前記記録制御部は、前記操作制御部がイベント記録を行う操作を受け付けた場合、前記操作の受け付け時点の前後所定期間の映像データをイベントデータとして保存し、
前記通信制御部は、前記情報端末から前記イベントデータの記録期間内に映像記録を開始したことを示す情報を取得した場合、前記イベントデータとして保存された映像データの起点から前記情報端末が映像記録を開始したことを示す情報を取得した時点までの映像データを、前記情報端末に送信可能な状態とする、
請求項1に記載の車両用記録装置。
【請求項3】
前記映像データに対して映像の切出しを行う映像処理部をさらに備え、
前記通信制御部は、前記情報端末における映像記録を開始したことを示す情報に加えて、前記情報端末のカメラの撮影向きを示す情報を取得し、
前記映像処理部は、前記通信制御部が前記情報端末のカメラの撮影向きを示す情報を取得した場合、前記情報端末に送信する映像データに対して、前記情報端末のカメラの撮影向きを示す情報に基づいて切出し処理を行い、
前記通信制御部は、前記映像処理部が切出し処理を行った映像データを、前記情報端末に送信可能な状態とする、
請求項1または2に記載の車両用記録装置。
【請求項4】
前記映像データに対して映像の切出しを行う映像処理部と、
前記映像データに対する物体認識を行う認識処理部と、をさらに備え、
前記通信制御部は、前記情報端末における映像記録を開始したことを示す情報に加えて、前記情報端末のカメラの撮影対象物を示す情報を取得し、
前記映像処理部は、前記通信制御部が前記情報端末のカメラの撮影対象物を示す情報を取得した場合、前記情報端末に送信する映像データに対して前記認識処理部が物体認識を行うことで、前記撮影対象物を主体とした切出し処理を行い、
前記通信制御部は、前記映像処理部が切出し処理を行った映像データを、前記情報端末に送信可能な状態とする、
請求項1または2に記載の車両用記録装置。
【請求項5】
車両に取り付けられたカメラの制御を行い、前記カメラが撮影した映像データを取得する撮影制御ステップと、
前記撮影制御ステップで取得した映像データを一時的に記録させる記録制御ステップと、
予め登録された情報端末から映像記録を開始したことを示す情報を取得する取得ステップと、
前記情報端末が映像記録を開始したことを示す情報を取得した時点から所定期間遡った期間までの映像データを、前記情報端末に送信可能な状態とする送信ステップと、
を車両用記録装置が実行する映像送信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用記録装置および映像送信方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
車両において用いられ、映像を撮影するドライブレコーダが普及しており、事故等のイベントの検出やユーザの操作によって、所定期間の映像を保存する。また、保存した映像を、スマートフォン等の情報端末に送信するドライブレコーダも普及している。例えば、特許文献1には、ドライブレコーダの映像をユーザ端末に送信する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-041527号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ドライブレコーダは、事故の記録以外にも、ユーザの興味のある風景を撮影した映像の保存など様々な用途にも利用され、例えば、SNS(Social networking service)にアップロードする映像の撮影にも用いられる。しかし、ドライブレコーダは、記録する方向や画角が固定であることから、ユーザが意図した映像が記録できない場合もあり、SNSなどにアップロードするための映像としては適さない場合もある。このため、車両の搭乗者は、SNSに用いる映像は、スマートフォン等のカメラで撮影することも多いが、ドライブレコーダのように記録操作開始時点から遡った映像の保存を行うことはできない。
【0005】
本発明は、連携した他の情報端末に対し、適切な映像を送信することができる、車両用記録装置および映像送信方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る車両用記録装置は、車両に取り付けられたカメラの制御を行い、前記カメラが撮影した映像データを取得する撮影制御部と、前記撮影制御部が取得した映像データを一時的に記録させる記録制御部と、予め登録された情報端末との通信を行い、前記情報端末とのデータの送受信を行う通信制御部と、を備え、前記通信制御部は、前記情報端末から映像記録を開始したことを示す情報を取得した場合、前記情報端末が映像記録を開始したことを示す情報を取得した時点から所定期間遡った期間までの映像データを、前記情報端末に送信可能な状態とする。
【0007】
本発明に係る記録制御方法は、車両に取り付けられたカメラの制御を行い、前記カメラが撮影した映像データを取得する撮影制御ステップと、前記撮影制御ステップで取得した映像データを一時的に記録させる記録制御ステップと、予め登録された情報端末から映像記録を開始したことを示す情報を取得する取得ステップと、前記情報端末が映像記録を開始したことを示す情報を取得した時点から所定期間遡った期間までの映像データを、前記情報端末に送信可能な状態とする送信ステップと、を車両用記録装置が実行する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、連携した情報端末に対し、適切な映像を送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第一実施形態に係る車両用記録装置の構成例を示すブロック図である。
本発明の第一実施形態に係る制御部の処理例を示すフローチャートである。
本発明の第一実施形態に係る映像の関係例を模式的に示す図である。
本発明の第二実施形態に係る制御部の処理例を示すフローチャートである。
本発明の第二実施形態に係る映像の関係例を模式的に示す図である。
本発明の第三実施形態に係る車両用記録装置の構成例を示すブロック図である。
本発明の第三実施形態に係る制御部の処理例を示すフローチャートである。
本発明の第実施形態に係るカメラと情報端末の配置例を模式的に示す図である。
本発明の第三実施形態に係る映像の切出し例を模式的に示す図である。
本発明の第四実施形態に係る車両用記録装置の構成例を示すブロック図である。
本発明の第四実施形態に係る制御部の処理例を示すフローチャートである。
本発明の第四実施形態に係るカメラと情報端末の配置例を模式的に示す図である。
本発明の第四実施形態に係る映像の切出し例を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。以下の説明では、本実施の形態にかかる車両用記録装置の例として、移動体である自動車において用いられるドライブレコーダの例として説明する。しかし、この実施形態により本発明が限定されるものではない。本発明は、例えば、オートバイ、自転車などの各種車両、鉄道、船舶、ロボット、さらには人など様々な移動体に対して適用することが可能である。以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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