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公開番号2024038533
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-21
出願番号2021013788
出願日2021-01-29
発明の名称端末及び通信方法
出願人株式会社NTTドコモ
代理人個人,個人,個人
主分類H04W 72/54 20230101AFI20240313BHJP(電気通信技術)
要約【課題】端末間直接通信において、自律的リソース選択時のセンシングによるリソース選択動作の効率を向上させること。
【解決手段】端末は、リソースプールにおいて、センシングを実行する受信部と、前記センシングの結果に基づいて、送信に使用するリソースを選択する送信部と、前記選択したリソースの使用可否を判定する制御部とを有し、前記制御部が前記選択したリソースを使用できないと判定した場合、前記送信部は、既に実行したリソース選択に係る動作に基づいてリソースを再選択する。
【選択図】図19
特許請求の範囲【請求項1】
リソースプールにおいて、センシングを実行する受信部と、
前記センシングの結果に基づいて、送信に使用するリソースを選択する送信部と、
前記選択したリソースの使用可否を判定する制御部とを有し、
前記制御部が前記選択したリソースを使用できないと判定した場合、前記送信部は、既に実行したリソース選択に係る動作に基づいてリソースを再選択する端末。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記受信部は、部分センシングを実行し、前記送信部は、前記部分センシングの結果に基づいて、送信に使用するリソースを選択する請求項1記載の端末。
【請求項3】
前記既に実行したリソース選択に係る動作は、前記制御部が前記選択したリソースに対して実行した再評価又はプリエンプションチェックである請求項2記載の端末。
【請求項4】
前記送信部は、前記制御部が前記選択したリソースに対して実行した再評価又はプリエンプションチェックにおいて識別されたリソースセットに基づいてリソースを再選択する請求項3記載の端末。
【請求項5】
前記送信部は、前記制御部が前記選択したリソースに対して実行した再評価又はプリエンプションチェックにおいて識別されたリソースセットからリソースを再選択する請求項4記載の端末。
【請求項6】
リソースプールにおいて、センシングを実行する受信手順と、
前記センシングの結果に基づいて、送信に使用するリソースを選択する送信手順と、
前記選択したリソースの使用可否を判定する制御手順と、
前記選択したリソースが使用できないと判定された場合、既に実行したリソース選択に係る動作に基づいてリソースを再選択する手順とを端末が実行する通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信システムにおける端末及び通信方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
LTE(Long Term Evolution)及びLTEの後継システム(例えば、LTE-A(LTE Advanced)、NR(New Radio)(5Gともいう。))では、端末同士が基地局を介さないで直接通信を行うD2D(Device to Device)技術が検討されている(例えば非特許文献1)。
【0003】
D2Dは、端末と基地局との間のトラフィックを軽減し、災害時等に基地局が通信不能になった場合でも端末間の通信を可能とする。なお、3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、D2Dを「サイドリンク(sidelink)」と称しているが、本明細書では、より一般的な用語であるD2Dを使用する。ただし、後述する実施の形態の説明では必要に応じてサイドリンクも使用する。
【0004】
D2D通信は、通信可能な他の端末を発見するためのD2Dディスカバリ(D2D discovery、D2D発見ともいう。)と、端末間で直接通信するためのD2Dコミュニケーション(D2D direct communication、D2D通信、端末間直接通信等ともいう。)と、に大別される。以下では、D2Dコミュニケーション、D2Dディスカバリ等を特に区別しないときは、単にD2Dと呼ぶ。また、D2Dで送受信される信号を、D2D信号と呼ぶ。NRにおけるV2X(Vehicle to Everything)に係るサービスの様々なユースケースが検討されている(例えば非特許文献2)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
3GPP TS 38.211 V16.4.0(2020-12)
3GPP TR 22.886 V15.1.0(2017-03)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
NRサイドリンクの強化として、省電力化が検討されている。例えば、端末が自律的にリソースを選択するリソース割り当てモード2(Resource allocation mode 2)において、端末はセンシングウィンドウ内の限定されたリソースに対してセンシングを行う部分センシング(partial sensing)を実行し、その結果に基づいて、使用可能なリソース候補をリソース選択ウィンドウから選択する。
【0007】
例えば、端末がセンシングによりリソース選択を実行した後、選択したリソースが使用できないことが検出された場合、リソース再選択が実行され得る。しかしながら、リソース再選択のタイミングに対応する過去のスロットをモニタリングしていないことが想定される。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、端末間直接通信において、自律的リソース選択時のセンシングによるリソース選択動作の効率を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
開示の技術によれば、リソースプールにおいて、センシングを実行する受信部と、前記センシングの結果に基づいて、送信に使用するリソースを選択する送信部と、前記選択したリソースの使用可否を判定する制御部とを有し、前記制御部が前記選択したリソースを使用できないと判定した場合、前記送信部は、既に実行したリソース選択に係る動作に基づいてリソースを再選択する端末が提供される。
【発明の効果】
【0010】
開示の技術によれば、端末間直接通信において、自律的リソース選択時のセンシングによるリソース選択動作の効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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