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公開番号2024034286
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022138423
出願日2022-08-31
発明の名称画像形成装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20240306BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】給紙距離が異なる複数の媒体収容部から媒体を給紙する場合に、紙間を安定させることができるようにする。
【解決手段】装置本体と、画像形成部と、媒体を給紙する給紙部材を備えた複数の媒体収容部と、給紙部材をそれぞれ独立して作動させる複数の駆動部と、媒体収容部から給紙された各媒体を搬送する給紙制御部とを有する。給紙制御部は、各媒体収容部から各媒体を給紙する際に、先行する媒体を第1の搬送速度で搬送し、後続する媒体を第1の搬送速度より高い第2の搬送速度で搬送する。後続する媒体の給紙時刻を早くすることができなくても、同じ媒体収容部から給紙された媒体に対して連続して印刷を行う場合と同等の印刷速度性能で印刷を行うことができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
(a)装置本体と、
(b)媒体に画像を形成する画像形成部と、
(c)前記装置本体に配設され、前記媒体を給紙する給紙部材を備えた複数の媒体収容部と、
(d)該各媒体収容部の前記給紙部材をそれぞれ独立して作動させる複数の駆動部と、
(e)該各駆動部を駆動し、前記各媒体収容部から給紙された各媒体を搬送する給紙制御部とを有するとともに、
(f)該給紙制御部は、前記各媒体収容部から各媒体を給紙する際に、各媒体のうちの先行する媒体を第1の搬送速度で搬送し、前記先行する媒体に後続する媒体を前記第1の搬送速度より高い第2の搬送速度で搬送することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
(a)前記各媒体収容部から給紙された各媒体を搬送するための給紙搬送路の前端に給紙搬送端部位置が設定され、
(b)前記先行する媒体が給紙される媒体収容部は、前記後続する媒体が給紙される媒体収容部より、前記給紙搬送端部位置までの給紙距離が長くされる請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
先行する媒体の搬送速度が第2の搬送速度から第1の搬送速度に切り替えられると、後続する媒体の搬送速度が、同じタイミングで第2の搬送速度から第1の搬送速度に切り替えられる請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記各媒体の搬送速度は、前記給紙搬送路の所定の位置に設定された速度切替位置で切り替えられる請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
(a)前記給紙搬送路の前端に給紙搬送端部位置が設定され、
(b)前記速度切替位置は、前記給紙搬送路における給紙搬送端部位置より上流側に設定される請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第1の搬送速度は印刷速度である請求項1~5のいずれか1項に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置、例えば、プリンタにおいては、複数の媒体収容部としてのトレイに収容された媒体としての用紙が、各給紙ローラによって給紙搬送路に給紙された後、用紙搬送路に供給され、画像形成部において用紙に画像が形成されて、印刷が行われるようになっている。
【0003】
前記プリンタにおいて、それぞれ異なるトレイから給紙された用紙に対して連続して印刷を行う場合、各トレイの給紙ローラの位置から用紙搬送路までの距離である給紙距離がそれぞれ異なるので、各トレイから給紙された用紙が画像形成部に到達する時刻にばらつきが生じることがある。そこで、先行する用紙を給紙する給紙ローラの情報、及び後続する用紙を給紙する給紙ローラの情報があらかじめ分かっている場合に、同じトレイから給紙された用紙に対して連続して印刷を行う場合と同等の印刷速度性能で印刷を行うことができるように、先行する用紙を給紙する給紙時刻をフィードバックして、後続する用紙の給紙を制御することが考えられる。
【0004】
すなわち、例えば、先行する用紙が給紙距離の短いトレイから給紙され、後続する用紙が給紙距離の長いトレイから給紙された場合、後続の用紙の給紙時刻が早くされる(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-36408号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前記従来のプリンタにおいては、例えば、上位装置としてのホストコンピュータから印刷データを受信した直後に給紙する場合、給紙時刻を早くすることができないので、紙間を安定させることができず、同じトレイから給紙された用紙に対して連続して印刷を行う場合と同等の印刷速度性能で印刷を行うことができない。
【0007】
本発明は、前記従来のプリンタの問題点を解決して、給紙距離が異なる複数の媒体収容部から媒体を給紙する場合に、紙間を安定させることができ、同じ媒体収容部から給紙された媒体に対して連続して印刷を行う場合と同等の印刷速度性能で印刷を行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そのために、本発明の画像形成装置においては、装置本体と、媒体に画像を形成する画像形成部と、前記装置本体に配設され、前記媒体を給紙する給紙部材を備えた複数の媒体収容部と、該各媒体収容部の前記給紙部材をそれぞれ独立して作動させる複数の駆動部と、該各駆動部を駆動し、前記各媒体収容部から給紙された各媒体を搬送する給紙制御部とを有する。
【0009】
そして、該給紙制御部は、前記各媒体収容部から各媒体を給紙する際に、各媒体のうちの先行する媒体を第1の搬送速度で搬送し、前記先行する媒体に後続する媒体を前記第1の搬送速度より高い第2の搬送速度で搬送する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、画像形成装置においては、装置本体と、媒体に画像を形成する画像形成部と、前記装置本体に配設され、前記媒体を給紙する給紙部材を備えた複数の媒体収容部と、該各媒体収容部の前記給紙部材をそれぞれ独立して作動させる複数の駆動部と、該各駆動部を駆動し、前記各媒体収容部から給紙された各媒体を搬送する給紙制御部とを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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