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公開番号2024034285
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022138422
出願日2022-08-31
発明の名称画像形成装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20240306BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】劣化現像剤を廃棄する回数を少なくすることによって、印刷スループットが低下したり、印刷に使用される現像剤が少なくなったりするのを防止することができるようにする。
【解決手段】印刷領域を分割することによって形成された複数の領域に画像を形成して印刷を行う印刷処理部Pr1と、各領域における劣化現像剤指標を算出する劣化現像剤指標算出部と、各領域の劣化現像剤指標に基づいて、印刷領域に展開された画像データの向きを変換する画像変換処理部Pr5とを有する。劣化現像剤を廃棄する回数を少なくすることができ、印刷スループットが低下したり、印刷に使用される現像剤が少なくなったりするのを防止することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
(a)印刷領域を主走査方向において分割することによって形成された複数の領域に画像を形成して印刷を行う印刷処理部と、
(b)前記各領域における劣化現像剤の量を表す劣化現像剤指標を算出する劣化現像剤指標算出部と、
(c)前記各領域の前記劣化現像剤指標に基づいて、前記印刷領域に展開された画像データの向きを変換する画像変換処理部とを有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記劣化現像剤指標は、像担持体の回転数及び媒体に形成されるドット数に基づいて算出される請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記劣化現像剤指標は、所定の印刷デューティで印刷が行われるときの、媒体に形成される基準のドット数、並びに印刷が行われるのに伴い大きくなる、像担持体の前記回転数及び媒体に形成される前記ドット数に基づいて算出される請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記画像変換処理部は、前記各領域の前記劣化現像剤指標及び前記各領域における現像剤像廃棄量に基づいて、前記印刷領域に展開された画像データの向きを変換する請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記画像変換処理部は、印刷領域に展開された画像データの向きを180〔°〕回転させる請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記画像変換処理部は、印刷領域に展開された画像データの向きを90〔°〕回転させる請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置、例えば、電子写真式のプリンタにおいては、プリンタの本体、すなわち、装置本体内に、画像形成ユニット、転写装置、定着器等のユニットが配設されるようになっている。そして、前記画像形成ユニットにおいて、帯電ローラによって一様に帯電させられた感光体ドラムの表面が露光されて静電潜像が形成され、該静電潜像が現像ローラによって現像されてトナー像が形成され、該トナー像が、転写装置によって用紙に転写され、定着器において用紙に定着させられることによって、画像が形成され、印刷が行われる。
【0003】
ところで、前記プリンタにおいては、印刷が行われたり、画像濃度の補正が行われたりする際に、各画像形成ユニットにおいて、現像ローラに負の極性の高電圧が印加され、トナーが感光体ドラムに付着させられるようになっているので、現像ローラと接触して帯電させられ、電荷を帯びたトナーは、時間が経過するのに伴って劣化してしまう。また、劣化したトナー、すなわち、劣化現像剤としての劣化トナーによって画像の汚れ、地カブリ等が生じると、画像品位が低下してしまう。
【0004】
そこで、感光体ドラムの印刷領域の全体において一回の印刷で消費したトナーの量に応じて、劣化トナーを廃棄し、劣化トナーが画像形成ユニット内に蓄積されるのを防止するようにしたプリンタが提供されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
該プリンタにおいては、印刷領域が主走査方向において複数の領域に分割され、各領域内の平均印字率である印刷デューティが算出され、該印刷デューティが低い領域ほど劣化トナーが多く廃棄されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2017-111393号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、前記従来のプリンタにおいては、主走査方向における各領域で劣化トナーの廃棄が行われるので、用紙に形成される画像によっては、劣化トナーを廃棄する回数が多くなり、印刷スループットが低下したり、印刷に使用されるトナーが少なくなったりしてしまう。
【0008】
本発明は、前記従来のプリンタの問題点を解決して、劣化現像剤を廃棄する回数を少なくすることによって、印刷スループットが低下したり、印刷に使用される現像剤が少なくなったりするのを防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
そのために、本発明の画像形成装置においては、印刷領域を主走査方向において分割することによって形成された複数の領域に画像を形成して印刷を行う印刷処理部と、前記各領域における劣化現像剤の量を表す劣化現像剤指標を算出する劣化現像剤指標算出部と、前記各領域の前記劣化現像剤指標に基づいて、前記印刷領域に展開された画像データの向きを変換する画像変換処理部とを有する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、画像形成装置においては、印刷領域を主走査方向において分割することによって形成された複数の領域に画像を形成して印刷を行う印刷処理部と、前記各領域における劣化現像剤の量を表す劣化現像剤指標を算出する劣化現像剤指標算出部と、前記各領域の前記劣化現像剤指標に基づいて、前記印刷領域に展開された画像データの向きを変換する画像変換処理部とを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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