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公開番号2024033829
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022137682
出願日2022-08-31
発明の名称動物情報システムおよびプログラム
出願人ペットフード・テクノリサーチ合同会社
代理人個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20240306BHJP(計算;計数)
要約【課題】
本発明は、犬猫などの動物についてサービスを受ける場合に、情報提供の安全性と利便性を兼ね備えた動物情報システムおよびプログラムを提供する。
【解決手段】
本発明は、所有者端末装置に閲覧情報を提示し、閲覧者端末が前記閲覧情報を取得し、前記閲覧情報に基づいて、管理装置に閲覧申請し、許可された場合にサービス事業者である閲覧者が必要な情報を入手しすることができるので、所有者の安全性と利便性を図ることができる。さらに管理装置には所有者の個人情報を用いずに、所有者端末情報のみを登録し使用するので、所有者の情報を含まないので、所有者の情報管理において高度の安全性を実現することができる。
【選択図】 図1

特許請求の範囲【請求項1】
動物個体の所有者の使用する所有者端末装置、前記動物個体に関するサービス提供事業者が使用する閲覧者端末装置、および前記動物個体についてのデータを管理する管理装置を含む動物情報システムであって、
前記管理装置は、前記所有者端末装置および前記閲覧者端末装置と通信する管理装置通信手段、前記動物個体についての動物個体データが記録された動物データベース、前記所有者端末装置に関する情報が記録された所有者端末データベース、前記サービス提供事業者の情報が記録された閲覧者データベース、および前記管理装置を制御する管理装置制御手段を有し、
前記動物個体データは、前記動物個体を一意に特定する個体識別情報、前記個体識別情報に関連付けされた前記動物個体の写真の画像情報および前記個体識別情報に関連付けされた前記動物個体に施された処置に関する画像情報を含み、
前記所有者端末データベースは、前記所有者端末装置を一意に特定する所有者端末識別情報および所有者端末情報を含み、
前記閲覧者データベースは、前記閲覧者端末
装置
を一意に特定する閲覧者端末識別情報、および前記閲覧者端末装置を使用するサービス提供事業者の情報を含み、
前記所有者端末装置は、前記管理装置と通信する所有者端末通信手段、画像を読み取る所有者端末画像入力手段、文字情報を入力する所有者端末文字入力手段、前記動物データベースの前記動物個体データの閲覧を許可するための閲覧情報を提示する所有者端末情報提示手段および前記所有者端末装置を制御する所有者端末制御手段を含み、前記所有者端末制御手段により前記閲覧情報が生成され、前記所有者端末通信手段を介して前記動物個体データを前記個体識別情報と関連付けて前記動物データベースに入力すること、前記データ出力記録の閲覧をすることが可能であり、
前記閲覧情報は、前記個体識別情報、および前記動物個体データの出力を認証する出力認証情報を含み、
前記閲覧者端末装置は、前記閲覧情報を取得する閲覧情報取得手段、文字情報を入力する閲覧

端末文字入力手段、画像を入力する閲覧者端末画像入力手段、前記管理装置に前記動物個体データの閲覧を求める閲覧申請情報を前記管理装置へ送信する閲覧者端末通信手段、前記閲覧申請情報の送信に呼応して前記管理装置から受信した前記動物個体データを提示する閲覧者端末提示手段、および前記閲覧者端末装置を制御する閲覧者端末制御手段を含み、前記閲覧者端末制御手段により前記閲覧情報に基づいて前記閲覧申請情報が生成され、前記閲覧

端末通信手段を介して前記動物個体データを閲覧することができ、
前記閲覧申請情報は、前記個体識別情報、前記出力認証情報、および閲覧者識別情報を含み、
前記管理装置の前記管理装置制御手段は、前記管理装置通信手段を経由して、前記閲覧者端末装置から受信した前記閲覧申請情報を識別し、前記動物データベースの情報の出力の可否を判断し、可となった場合に、前記個体識別情報により特定された前記動物個体データを前記閲覧者端末装置へ送信し、
前記閲覧者端末制御手段は、前記個体識別情報により特定される前記動物個体の前記閲覧者端末画像入力手段により読み取った照合画像と、前記管理装置から受信した前記動物個体データに含まれる前記動物個体を一意に特定可能な画像からなる特定情報を前記閲覧者端末提示手段に対比可能に表示する
ことを特徴とする動物情報システム。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記動物情報システムは、前記照合画像が前記特定情報を有することを評価する特定情報照合手段を有し、前記閲覧者端末提示手段に前記評価の結果を表示することを特徴とする請求項1に記載の動物情報システム。
【請求項3】
動物個体の所有者の使用する所有者端末装置、前記動物個体に関するサービス提供事業者が使用する閲覧者端末装置、および前記動物個体についてのデータを管理する管理装置を含む動物情報システムであって、
前記管理装置は、前記所有者端末装置および前記閲覧者端末装置と通信する管理装置通信手段、前記動物個体についての動物個体データが記録された動物データベース、前記所有者端末装置に関する情報が記録された所有者端末データベース、前記サービス提供事業者の情報が記録された閲覧者データベース、前記動物データベースのデータの出力記録を記録する履歴データベース、および前記動物データベース、前記所有者端末データベース、並びに前記管理装置を制御する管理装置制御手段を有し、
前記動物個体データは、前記動物個体を一意に特定する個体識別情報(前記動物個体に付けられ、読み出し可能に情報が記録されたマイクロチップに記録された個体識別番号を除く)、前記個体識別情報に関連付けされた前記動物個体の写真の画像情報および前記個体識別情報に関連付けされた前記動物個体に施された処置に関する画像情報を含み、
前記所有者端末データベースは、前記所有者端末装置を一意に特定する所有者端末識別情報および所有者端末情報を含み、
前記閲覧者データベースは、前記閲覧者端末
装置
を一意に特定する閲覧者端末識別情報、および前記閲覧者端末
装置
を使用するサービス提供事業者の情報を含み、
前記所有者端末装置は、前記管理装置と通信する所有者端末通信手段、画像を読み取る所有者端末画像入力手段、文字情報を入力する所有者端末文字入力手段、前記動物データベースの前記動物個体データの閲覧を許可するための閲覧情報を提示する所有者端末情報提示手段および前記所有者端末装置を制御する所有者端末制御手段を含み、前記所有者端末制御手段により前記閲覧情報が生成され、前記所有者端末通信手段を介して前記動物個体データを前記個体識別情報と関連付けて前記動物データベースに入力すること、前記データ出力記録の閲覧をすることが可能であり、
前記閲覧情報は、前記個体識別情報、および前記動物個体データの出力を認証する出力認証情報を含み、
前記閲覧者端末装置は、前記閲覧情報を取得する閲覧情報取得手段、文字情報を入力する閲覧

端末文字入力手段、前記管理装置に前記動物個体データの閲覧を求める閲覧申請情報を前記管理装置へ送信する閲覧者端末通信手段、前記閲覧申請情報の送信に呼応して前記管理装置から受信した前記動物個体データを提示する閲覧者端末提示手段、および前記閲覧者端末装置を制御する閲覧者端末制御手段を含み、前記閲覧者端末制御手段により前記閲覧情報に基づいて前記閲覧申請情報が生成され、前記閲覧

端末通信手段を介して前記動物個体データを閲覧することができ、
前記閲覧申請情報は、前記個体識別情報、前記出力認証情報、および閲覧者識別情報を含み、
前記管理装置制御手段は、前記管理装置通信手段を経由して、前記閲覧者端末装置から受信した前記閲覧申請情報を識別し、前記動物データベースの情報の出力の可否を判断し、可となった場合に、前記個体識別情報により特定された前記
動物個体
データを前記閲覧者端末装置へ送信し、前記閲覧申請情報を受信したこと、前記閲覧者識別情報および前記動物個体データを送信したことを前記履歴データベースに記録し並びに前記所有者端末装置へ送信する
ことを特徴とする動物情報システム。
【請求項4】
前記閲覧者端末制御手段は、画像を入力する閲覧者端末画像入力手段を有し、前記閲覧者端末画像入力手段により前記動物個体を一意に特定可能な前記動物個体の部分を読み取った照合画像と、前記管理装置から受信した前記動物個体データに含まれる前記照合画像に対応する前記動物個体を一意に特定可能な画像からなる特定情報とを前記閲覧者端末提示手段に対比可能に表示する
ことを特徴とする請求項3に動物情報システム。
【請求項5】
前記閲覧者端末制御手段は、前記照合画像が前記特定情報を有することを評価する特定情報照合手段を有し、前記閲覧者端末提示手段に前記評価の結果を表示することを特徴とする請求項3に記載の動物情報システム。
【請求項6】
請求項1ないし5に記載の動物情報システムを実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、犬や猫などのペットの飼い主が、ペットのためにトリミングサロンやペットホテルなどのサービスを利用する際、ペットのワクチン接種等の履歴を容易にかつ安全にサービス提供事業者に提示することができる動物情報システムおよび動物情報システムを実行可能なプログラムに関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
犬や猫などのペットの飼い主がトリミングサロン、ペットホテル、ドッグトレーナーなどのサービスを利用する場合、サービス提供事業者からワクチン接種の証明書や動物個体の健康状態の申告を求められる。そのため飼い主は、各種証明書類を持参しなければならない。
現在、ネットワークを介して動物患者の電子カルテを獣医師と飼い主の間で共有するシステムなどが検討されている。(特許文献1) また、個体識別が可能なマイクロチップが埋め込まれた動物個体について、そのマイクロチップに記録された個体識別情報と関連付けてデータベースを作成し、複数のアクセス権限ごとに参照できるデータを設定し、情報管理を行う方法が提案されている。(特許文献2)
【0003】
また、令和4年6月1日より販売される犬猫には、マイクロチップの装着と登録が義務化され、犬猫を購入した飼い主(所有者)も、所有者情報(氏名、住所)の登録が必要となる。そこで、マイクロチップを用いた種々のデータ管理、活用方法が検討されている。(特許文献3,4)
犬や猫などのペットとして飼育される動物個体を特定する情報として、マイクロチップの導入以前には、犬の首輪につける鑑札が用いられてきた。近年、指紋、顔、虹彩、音声などを、カメラ等の電子デバイスで読み取る生体認証システムが広く社会で利用されている。同様に動物個体でも、マイクロチップ以外の個体識別として、鼻紋や顔などの生体認証システムが実用化されつつある。(非特許文献1、2)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6989999号
特開2015-208234
特開2010-220506
特開2009-110421
【非特許文献】
【0005】
https://prelaunch.petvation.com/
https://news.yahoo.co.jp/articles/acf94a6d56b1383af22cabc8ade24449258c0915
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1は、電子カルテに含まれる情報からワクチン接種証明書を生成し、動物個体の所有者に提示するシステムであり、電子カルテを直接操作するものであるので、情報を要求する動物個体の所有者について、厳格に取り扱うことが必要となり、所有者情報の確実な確認が必要となる。
特許文献2は、サービス提供事業者等の第3者が当該動物個体の情報を閲覧する場合に、閲覧する時点での所有者の承認を必要としないため、情報安全上の問題がある。
特許文献3は、動物個体に取り付けられたマイクロチップおよび通信装置を用いて、動物個体の個体管理を行うが、特許文献2と同様第3者が当該動物個体の情報を閲覧する場合に、閲覧する時点での所有者の承認を必要としないため、情報安全上の問題がある。
特許文献4は、ペットを同伴して店舗を利用する場合に自動的に店舗側へ過去の利用実績を提供するものであり、情報を提供する際に動物個体の所有者の承認を必要としていない。
非特許文献1は、当該個体の情報の取り扱いの際、動物個体の所有者の承認を得ることについて、簡便なシステムとはなっていない。
従来の技術においては、サービス提供事業者に情報を提供する際、飼い主の情報提供の安全性と利便性を十分に兼ね備えたシステムとはなっていなかった。
【0007】
本発明は、上記課題を解決し、犬猫などの動物についてサービスを受ける場合に、飼い主の情報提供の安全性と利便性を兼ね備えた動物情報システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このような目的は、下記(1)~(9)の本発明により、達成される。
【0009】
(1) 動物個体の所有者の使用する所有者端末装置、前記動物個体に関するサービス提供事業者が使用する閲覧者端末装置、および前記動物個体についてのデータを管理する管理装置を含む動物情報システムであって、
前記管理装置は、前記所有者端末装置および前記閲覧者端末装置と通信する管理装置通信手段、前記動物個体についての動物個体データが記録された動物データベース、前記所有者端末装置に関する情報が記録された所有者端末データベース、前記サービス提供事業者の情報が記録された閲覧者データベース、および前記管理装置を制御する管理装置制御手段を有し、
前記動物個体データは、前記動物個体を一意に特定する個体識別情報、前記個体識別情報に関連付けされた前記動物個体の写真の画像情報および前記個体識別情報に関連付けされた前記動物個体に施された処置に関する画像情報を含み、
前記所有者端末データベースは、前記所有者端末装置を一意に特定する所有者端末識別情報および所有者端末情報を含み、
前記閲覧者データベースは、前記閲覧者端末装置を一意に特定する閲覧者端末識別情報、および前記閲覧者端末装置を使用するサービス提供事業者の情報を含み、
前記所有者端末装置は、前記管理装置と通信する所有者端末通信手段、画像を読み取る所有者端末画像入力手段、文字情報を入力する所有者端末文字入力手段、前記動物データベースの前記動物個体データの閲覧を許可するための閲覧情報を提示する所有者端末情報提示手段および前記所有者端末装置を制御する所有者端末制御手段を含み、前記所有者端末制御手段により前記閲覧情報が生成され、前記所有者端末通信手段を介して前記動物個体データを前記個体識別情報と関連付けて前記動物データベースに入力すること、前記データ出力記録の閲覧をすることが可能であり、
前記閲覧情報は、前記個体識別情報、および前記動物個体データの出力を認証する出力認証情報を含み、
前記閲覧者端末装置は、前記閲覧情報を取得する閲覧情報取得手段、文字情報を入力する閲覧者端末文字入力手段、画像を入力する閲覧者端末画像入力手段、前記管理装置に前記動物個体データの閲覧を求める閲覧申請情報を前記管理装置へ送信する閲覧者端末通信手段、前記閲覧申請情報の送信に呼応して前記管理装置から受信した前記動物個体データを提示する閲覧者端末提示手段、および前記閲覧者端末装置を制御する閲覧者端末制御手段を含み、前記閲覧者端末制御手段により前記閲覧情報に基づいて前記閲覧申請情報が生成され、前記閲覧者端末通信手段を介して前記動物個体データを閲覧することができ、
前記閲覧申請情報は、前記個体識別情報、前記出力認証情報、および閲覧者識別情報を含み、
前記管理装置の前記管理装置制御手段は、前記管理装置通信手段を経由して、前記閲覧者端末装置から受信した前記閲覧申請情報を識別し、前記動物データベースの情報の出力の可否を判断し、可となった場合に、前記個体識別情報により特定された前記動物個体データを前記閲覧者端末装置へ送信し、
前記閲覧者端末制御手段は、前記個体識別情報により特定される前記動物個体の前記閲覧者端末画像入力手段により読み取った照合画像と、前記管理装置から受信した前記動物個体データに含まれる前記動物個体を一意に特定可能な画像からなる特定情報を前記閲覧者端末提示手段に対比可能に表示する
ことを特徴とする動物情報システム。
【0010】
(2) 前記動物情報システムは、前記照合画像が前記特定情報を有することを評価する特定情報照合手段を有し、前記閲覧者端末提示手段に前記評価の結果を表示することを特徴とする(1)に記載の動物情報システム。
(【0011】以降は省略されています)

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