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公開番号2024033046
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022136408
出願日2022-08-30
発明の名称グリル
出願人リンナイ株式会社
代理人個人,個人
主分類F24C 15/20 20060101AFI20240306BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】排気通路上壁に設けられたアフターバーナの燃焼を安定させる。
【解決手段】グリル2は、燃焼部70が排気通路下壁32に向くように、排気通路上壁31に設けられ、グリル庫20から排気通路300に流入する被調理物から生じる煙を加熱処理するアフターバーナ7と、グリル庫20から燃焼排ガスが流入する排気通路300の流入口301近傍のグリル庫上壁202または排気通路上壁31から下方に延びる排気整流板36と、排気整流板36とアフターバーナ7との間のグリル庫上壁202または排気通路上壁31に開設され、グリル庫20内部とグリル庫20外部または排気通路300内部と排気通路300外部とを連通させる連通孔311とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
被調理物を収納可能なグリル庫と、
グリル庫に収納された被調理物を加熱するグリルバーナと、
グリル庫の後部に接続され、グリルバーナで生じた燃焼排ガスを外部に排出する排気口まで案内する排気通路であって、対向する排気通路上壁と排気通路下壁とを有する排気通路と、
燃焼部が排気通路下壁に向くように、排気通路上壁に設けられ、グリル庫から排気通路に流入する被調理物から生じる煙を加熱処理するアフターバーナと、
グリル庫から燃焼排ガスが流入する排気通路の流入口近傍のグリル庫上壁または排気通路上壁から下方に延びる排気整流板と、
排気整流板とアフターバーナとの間のグリル庫上壁または排気通路上壁に開設され、グリル庫内部とグリル庫外部または排気通路内部と排気通路外部とを連通させる連通孔と、を有するグリル。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
請求項1に記載のグリルにおいて、
排気通路上壁は、後方に向かって上方に傾斜する第1傾斜部を有し、
アフターバーナと連通孔とは、第1傾斜部に設けられており、
排気通路上壁の外面側に、連通孔の上方を覆うカバー部材を有するグリル。
【請求項3】
請求項2に記載のグリルにおいて、
カバー部材は、カバー部材外部の空気をカバー部材内部に導入可能に形成されており、
カバー部材外部からカバー部材内部に空気を導入する空気導入部の上端は、第1傾斜部に設けられた連通孔の下端よりも下方に位置するグリル。
【請求項4】
請求項2または3に記載のグリルにおいて、
排気整流板は、排気通路上壁の第1傾斜部から、第1傾斜部に対して略垂直に下方に延びているグリル。
【請求項5】
請求項2または3に記載のグリルにおいて、
排気通路内に、排気通路下壁から後方に向かって上方に傾斜する第2傾斜部を有するガイド部材が形成され、
ガイド部材の第2傾斜部の後端は、アフターバーナの燃焼部の後端よりも後方まで延びているグリル。
【請求項6】
請求項5に記載のグリルにおいて、
ガイド部材の第2傾斜部は、アフターバーナの燃焼部に略対向する排気通路下壁の対向面を覆うように形成されており、
排気通路内に、排気口から排気通路内に侵入する異物が前記対向面まで到達するのを防止する異物侵入防止手段が形成されているグリル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、排気通路を形成する排気通路上壁にアフターバーナを有するグリルに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
被調理物である食材から発生した煙を加熱処理するアフターバーナを燃焼部が下方を向くように排気通路を形成する排気通路上壁に設けたグリルが提案されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
ところで、グリル庫から排気通路に流入する燃焼排ガスは熱を持っているから、グリル庫上壁や排気通路上壁に沿って流れやすい。そのため、特許文献1のグリルのようにアフターバーナが排気通路上壁に設けられている場合、アフターバーナは燃焼排ガスを二次空気として利用してしまう。その結果、アフターバーナの燃焼が不安定になるという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-55186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記課題を解決するものであり、本発明の目的は、排気通路上壁に設けられたアフターバーナの燃焼を安定させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術の第1の態様によれば、
被調理物を収納可能なグリル庫と、
グリル庫に収納された被調理物を加熱するグリルバーナと、
グリル庫の後部に接続され、グリルバーナで生じた燃焼排ガスを外部に排出する排気口まで案内する排気通路であって、対向する排気通路上壁と排気通路下壁とを有する排気通路と、
燃焼部が排気通路下壁に向くように、排気通路上壁に設けられ、グリル庫から排気通路に流入する被調理物から生じる煙を加熱処理するアフターバーナと、
グリル庫から燃焼排ガスが流入する排気通路の流入口近傍のグリル庫上壁または排気通路上壁から下方に延びる排気整流板と、
排気整流板とアフターバーナとの間のグリル庫上壁または排気通路上壁に開設され、グリル庫内部とグリル庫外部または排気通路内部と排気通路外部とを連通させる連通孔と、を有するグリルが提供される。
【0007】
上記第1の態様のグリルによれば、グリル庫から燃焼排ガスが流入する排気通路の流入口近傍のグリル庫上壁または排気通路上壁から下方に延びる排気整流板が設けられているから、グリル庫から排気通路に流入する燃焼排ガスが排気通路内の下方を流れやすくなり、排気通路上壁に設けられたアフターバーナに向かって流れ難くなる。そして、上記グリルによれば、排気整流板とアフターバーナとの間のグリル庫上壁または排気通路上壁には、グリル庫内部とグリル庫外部または排気通路内部と排気通路外部とを連通させる連通孔が開設されているから、外部から導入されるフレッシュな空気をアフターバーナの燃焼部に二次空気として供給することができる。これにより、アフターバーナを安定に燃焼させることができる。
【0008】
本技術の第2の態様によれば、上記第1の態様のグリルにおいて、
排気通路上壁は、後方に向かって上方に傾斜する第1傾斜部を有し、
アフターバーナと連通孔とは、第1傾斜部に設けられており、
排気通路上壁の外面側に、連通孔の上方を覆うカバー部材を有する。
【0009】
上記第2の態様のグリルによれば、排気通路上壁は後方に向かって上方に傾斜する第1傾斜部を有しており、アフターバーナと連通孔とは第1傾斜部に設けられているから、排気通路内でのドラフトが増し、排気通路外部の空気を連通孔から排気通路内部に円滑に導入することができる。また、上記グリルによれば、排気通路上壁の外面側に連通孔の上方を覆うカバー部材が設けられているから、仮に、燃焼排ガスが連通孔からカバー部材内に漏出しても、カバー部材内に燃焼排ガスを滞留させることができ、カバー部材外部への燃焼排ガスの拡散を防止することができる。
【0010】
本技術の第3の態様によれば、上記第2の態様のグリルにおいて、
カバー部材は、カバー部材外部の空気をカバー部材内部に導入可能に形成されており、
カバー部材外部からカバー部材内部に空気を導入する空気導入部の上端は、第1傾斜部に設けられた連通孔の下端よりも下方に位置する。
(【0011】以降は省略されています)

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