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公開番号2024030938
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022134188
出願日2022-08-25
発明の名称情報処理装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人
主分類H03M 1/12 20060101AFI20240229BHJP(基本電子回路)
要約【課題】省電力化する。
【解決手段】画像形成装置1は、供給される複数のアナログ入力信号からチャンネル選択信号Schに基づき選択されたアナログ入力信号を出力するセレクタ20と、セレクタ20から出力されたアナログ入力信号のアナログ/デジタル変換を逐次行うAD制御回路22と、AD制御回路22の変換結果と所定の設定値である急変変動量設定値及び注意域設定値とを比較しアナログ入力信号の緊急度を決定する緊急度決定部25と、緊急度が高いアナログ入力信号のアナログ/デジタル変換の頻度を、緊急度が低いアナログ入力信号のアナログ/デジタル変換の頻度よりも高くするよう制御するチャンネル選択信号Schをセレクタ20に出力する変換順番決定部30とを設ける。
【選択図】図5


特許請求の範囲【請求項1】
供給される複数のアナログ信号からチャンネル選択信号に基づき選択された前記アナログ信号を出力するセレクタと、
前記セレクタから出力された前記アナログ信号のアナログ/デジタル変換を逐次行うAD制御回路と、
前記AD制御回路の変換結果と所定の設定値とを比較し前記アナログ信号の緊急度を決定する緊急度決定部と、
前記緊急度が高い前記アナログ信号の前記アナログ/デジタル変換の頻度を、前記緊急度が低い前記アナログ信号の前記アナログ/デジタル変換の頻度よりも高くするよう制御する前記チャンネル選択信号を前記セレクタに出力する変換順番決定部と
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記緊急度決定部は、
前回の前記AD制御回路の変換結果と今回の前記AD制御回路の変換結果との変動量が所定の設定値よりも大きい前記アナログ信号は、前記緊急度が高いと決定する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記緊急度決定部は、
今回の前記AD制御回路の変換結果が所定の範囲を外れた前記アナログ信号は、前記緊急度が高いと決定する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記AD制御回路は、
変換周波数指示信号に応じた動作速度で前記アナログ/デジタル変換を行い、
前記変換順番決定部は、
前記緊急度が高い前記アナログ信号の前記アナログ/デジタル変換の動作速度を、前記緊急度が低い前記アナログ信号の前記アナログ/デジタル変換の動作速度よりも高くするよう制御する前記変換周波数指示信号を前記AD制御回路に出力する
請求項1乃至請求項3の何れかに記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記AD制御回路は、
供給される全ての前記アナログ信号の前記アナログ/デジタル変換を一通り行うAD変換スキャンループを繰り返し行い、
前記変換順番決定部は、
所定の前記AD変換スキャンループにおいて、前記緊急度が高い前記アナログ信号の前記アナログ/デジタル変換の動作速度を、前記緊急度が低い前記アナログ信号の前記アナログ/デジタル変換の動作速度よりも高くする場合、該AD変換スキャンループが前記AD制御回路において完了されるのに要する時間が、全ての前記アナログ信号の前記アナログ/デジタル変換を同一の動作速度で行う他の前記AD変換スキャンループを完了されるのに要する時間と同一となるよう制御する前記変換周波数指示信号を前記AD制御回路に出力する
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記変換順番決定部は、
前記緊急度が高い前記アナログ信号の前記アナログ/デジタル変換が、本来次に前記アナログ/デジタル変換が行われる前記アナログ信号の次以降に行われるよう制御する前記チャンネル選択信号を前記セレクタに出力する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
媒体にトナーを転写する画像形成部と、
前記トナーを加熱する加熱部と、測定した温度を前記アナログ信号として前記セレクタへ出力する温度測定部とを有する定着装置と、
前記AD制御回路における前記アナログ信号の変換結果に基づき前記加熱部を制御する加熱部制御部と
をさらに有する請求項1に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は情報処理装置に関し、例えばアナログ/デジタル変換回路が実装された画像形成装置に適用して好適なものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、アナログ/デジタル変換回路(AD変換回路)においては、複数チャンネルのアナログ入力端子をスキャンしながら周期的にアナログ/デジタル変換(AD変換)を行い、変換結果を周期的に変換結果格納レジスタに取り込むものがあった(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-183808号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そのようなAD変換回路においては、複数チャンネルのアナログ入力信号のAD変換を一定の動作周波数で繰り返し行うため、それぞれのアナログ入力信号を一度変換した後に次に変換するまでの時間間隔は全てのアナログ入力信号において一定である。このためそのようなAD変換回路は、複数チャンネルのうち何れかのアナログ入力信号を他のアナログ入力信号よりも高速で検出する場合、高速で検出したいアナログ入力信号以外の他のアナログ入力信号も含む全てのアナログ入力信号をAD変換する動作周波数を高くする必要があり、消費電力が増大化してしまった。
【0005】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、省電力化し得る情報処理装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するため本発明の情報処理装置においては、供給される複数のアナログ信号からチャンネル選択信号に基づき選択されたアナログ信号を出力するセレクタと、セレクタから出力されたアナログ信号のアナログ/デジタル変換を逐次行うAD制御回路と、AD制御回路の変換結果と所定の設定値とを比較しアナログ信号の緊急度を決定する緊急度決定部と、緊急度が高いアナログ信号のアナログ/デジタル変換の頻度を、緊急度が低いアナログ信号のアナログ/デジタル変換の頻度よりも高くするよう制御するチャンネル選択信号をセレクタに出力する変換順番決定部とを設けるようにした。
【0007】
本発明は、消費電力を増大させることなく、緊急度が高い状態となったアナログ信号のみAD変換の変換頻度を高くし、高い頻度で監視できる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、省電力化し得る情報処理装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施の形態による画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。
AD変換スキャンループ中に特定のチャンネルのAD変換結果が急変せず注意域も超えなかったときの動作を示す図である。
変換順番設定表を示す図である。
急変変動量設定表を示す図である。
第1の実施の形態においてAD変換スキャンループ中に特定のチャンネルのAD変換結果が急変したときの動作を示す図である。
注意域設定表を示す図である。
第1の実施の形態においてAD変換スキャンループ中に特定のチャンネルのAD変換結果が注意域を超えたときの動作を示す図である。
第2の実施の形態による画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。
第2の実施の形態においてAD変換スキャンループ中に特定のチャンネルのAD変換結果が急変したときか又は注意域を超えたときの動作を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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