TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024055404
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162317
出願日2022-10-07
発明の名称半導体集積回路
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類H03F 3/45 20060101AFI20240411BHJP(基本電子回路)
要約【課題】外乱ノイズの影響を抑えることが可能となる半導体集積回路を提供する。
【解決手段】半導体集積回路は、電圧が急峻に変化する信号が入力可能に構成される入力端子(Dt)と、2つの入力信号の差分を増幅するように構成される増幅回路(Op)と、前記増幅回路の第1入力端に接続される第1素子(Ca)と、前記増幅回路の第2入力端に接続される第2素子(Cb)と、を備え、平面視において、前記第1素子の配置領域に含まれる第1位置(Pc1)と前記入力端子に含まれる第3位置(Pc0)との間の距離(L1)と、前記第2素子の配置領域に含まれる第2位置(Pc2)と前記第3位置との間の距離(L2)と、は等しい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電圧が急峻に変化する信号が入力可能に構成される入力端子と、
2つの入力信号の差分を増幅するように構成される増幅回路と、
前記増幅回路の第1入力端に接続される第1素子と、
前記増幅回路の第2入力端に接続される第2素子と、
を備え、
平面視において、前記第1素子の配置領域に含まれる第1位置と前記入力端子に含まれる第3位置との間の距離と、前記第2素子の配置領域に含まれる第2位置と前記第3位置との間の距離と、は等しい、半導体集積回路。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第1位置は、前記第1素子の前記配置領域の中心位置であり、
前記第2位置は、前記第2素子の前記配置領域の中心位置であり、
前記第3位置は、前記入力端子の中心位置である、請求項1に記載の半導体集積回路。
【請求項3】
平面視において、前記入力端子の前記第3位置を通る中心軸に対して前記第1位置と前記第2位置が線対称に配置される、請求項2に記載の半導体集積回路。
【請求項4】
前記第1素子は、第1キャパシタであり、
前記第2素子は、第2キャパシタであり、
前記第1キャパシタは、半導体基板の上側に配置される第1下側電極と、前記第1下側電極の上側に配置される第1上側電極と、を有し、
前記第2キャパシタは、前記半導体基板の上側に配置される第2下側電極と、前記第2下側電極の上側に配置される第2上側電極と、を有し、
前記第1素子の前記配置領域は、前記第1上側電極の領域であり、
前記第2素子の前記配置領域は、前記第2上側電極の領域である、請求項1に記載の半導体集積回路。
【請求項5】
前記第1上側電極は、第1ハイインピーダンスノードである前記第1入力端に接続され、
前記第1下側電極は、第1ローインピーダンスノードに接続され、
前記第2上側電極は、第2ハイインピーダンスノードである前記第2入力端に接続され、
前記第2下側電極は、第2ローインピーダンスノードに接続される、請求項4に記載の半導体集積回路。
【請求項6】
前記第1下側電極は、第1ハイインピーダンスノードである前記第1入力端に接続され、
前記第1上側電極は、第1ローインピーダンスノードに接続され、
前記第2下側電極は、第2ハイインピーダンスノードである前記第2入力端に接続され、
前記第2上側電極は、第2ローインピーダンスノードに接続される、請求項4に記載の半導体集積回路。
【請求項7】
オペアンプである前記増幅回路と、
前記第1入力端に接続される第1入力抵抗と、
前記第2入力端に接続される第2入力抵抗と、
前記第2入力抵抗と前記オペアンプの出力端との間に接続される帰還抵抗と、
前記第1入力抵抗と基準電圧の印加端との間に接続される基準抵抗と、
を有する差動増幅回路を備え、
前記第1ローインピーダンスノードは、前記基準電位の印加端であり、
前記第2ローインピーダンスノードは、前記オペアンプの出力端である、請求項5または請求項6に記載の半導体集積回路。
【請求項8】
前記入力端子は、デジタル信号が入力可能に構成されるデジタル信号端子である、請求項1に記載に半導体集積回路。
【請求項9】
半導体基板と、
前記半導体基板の上側に配置される下側電極と、前記下側電極の上側に配置される上側電極と、を有するキャパシタと、
を備え、
前記上側電極は、前記下側電極よりもローインピーダンスである、半導体集積回路。
【請求項10】
前記上側電極は、ローインピーダンスノードに接続される、請求項9に記載の半導体集積回路。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体集積回路に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、様々な内部回路を備える半導体集積回路(半導体IC)が知られている。特に、半導体集積回路には、内部回路として増幅回路を備えるものがある(増幅回路については例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-195075号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、半導体集積回路においては、内部回路に外乱ノイズが侵入する場合があった。ただし、多くの内部回路では、回路自体が発生するノイズが主体的であり、外乱ノイズの影響は小さい。
【0005】
しかしながら、内部回路が増幅回路の場合、図10に示すように、回路自体のノイズNcは十分小さくなるように設計され、主信号Sおよび外乱ノイズNdが増幅されることで、主信号Sが外乱ノイズNdに埋もれてしまい、外乱ノイズNdの影響が大きくなる。
【0006】
上記状況に鑑み、本開示は、外乱ノイズの影響を抑えることが可能となる半導体集積回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る半導体集積回路は、
電圧が急峻に変化する信号が入力可能に構成される入力端子と、
2つの入力信号の差分を増幅するように構成される増幅回路と、
前記増幅回路の第1入力端に接続される第1素子と、
前記増幅回路の第2入力端に接続される第2素子と、
を備え、
平面視において、前記第1素子の配置領域に含まれる第1位置と前記入力端子に含まれる第3位置との間の距離と、前記第2素子の配置領域に含まれる第2位置と前記第3位置との間の距離と、は等しい構成としている。
【0008】
また、本開示の別の一態様に係る半導体集積回路は、
半導体基板と、
前記半導体基板の上側に配置される下側電極と、前記下側電極の上側に配置される上側電極と、を有するキャパシタと、
を備え、
前記上側電極は、前記下側電極よりもローインピーダンスである構成としている。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一態様に係る半導体集積回路によれば、外乱ノイズの影響を抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の例示的な実施形態に係る差動増幅回路の構成を示す図である。
図2は、半導体集積回路に形成されたキャパシタの縦構造を示す概略図である。
図3は、キャパシタのレイアウトの一例を示す平面図である。
図4は、キャパシタのレイアウトの変形例を示す平面図である。
図5は、キャパシタの電極接続方法の第1例を示す図である。
図6は、キャパシタの電極接続方法の第2例を示す図である。
図7は、キャパシタの電極接続方法の第1例に対応する回路図である。
図8は、キャパシタの電極接続方法の第2例に対応する回路図である。
図9は、本開示の例示的な実施形態に係る全帰還回路の構成を示す図である。
図10は、主信号、回路自体のノイズ、および外乱ノイズを示す模式的な波形図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
D型フリップフロップ
13日前
オンキヨー株式会社
電子機器
1か月前
日本電波工業株式会社
圧電発振器
1か月前
日本無線株式会社
歪補償装置
1か月前
日本電波工業株式会社
圧電デバイス
1か月前
日本無線株式会社
歪補償装置
1か月前
アズビル株式会社
AD変換回路
1か月前
ローム株式会社
差動増幅回路
17日前
台灣晶技股ふん有限公司
懸垂型共振器
17日前
JRCモビリティ株式会社
PLL回路
26日前
富士電機株式会社
半導体モジュール
1か月前
株式会社村田製作所
マルチプレクサ
27日前
株式会社村田製作所
マルチプレクサ
1か月前
国立大学法人東海国立大学機構
高周波電力増幅器
27日前
セイコーエプソン株式会社
振動素子
24日前
セイコーエプソン株式会社
振動素子
24日前
ニチコン株式会社
信号入出力装置
26日前
ローム株式会社
差動増幅器
1か月前
ローム株式会社
逐次比較型A/Dコンバータ
1か月前
株式会社村田製作所
高周波回路及び通信装置
26日前
ローム株式会社
半導体集積回路
17日前
TDK株式会社
分波器
4日前
惠州億緯り能股ふん有限公司
信号調整回路及び測定装置
10日前
セイコーエプソン株式会社
発振器の製造方法
26日前
株式会社村田製作所
増幅モジュールおよび通信装置
25日前
株式会社村田製作所
センサ増幅回路
26日前
株式会社村田製作所
高周波回路
24日前
ローム株式会社
半導体装置およびスイッチング回路
1か月前
ローム株式会社
アナログスイッチ回路、半導体装置
1か月前
セイコーエプソン株式会社
デバイスの製造方法
1か月前
富士通株式会社
ドハティ増幅装置
25日前
株式会社村田製作所
弾性波装置
1か月前
ローム株式会社
逐次比較型AD変換回路
17日前
株式会社村田製作所
ドハティ増幅回路
11日前
日清紡マイクロデバイス株式会社
コンパレータ
1か月前
三菱電機株式会社
アナログデジタル変換器
18日前
続きを見る