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公開番号2024042195
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-28
出願番号2022146741
出願日2022-09-15
発明の名称マルチプレクサ
出願人株式会社村田製作所
代理人個人,個人
主分類H03H 9/72 20060101AFI20240321BHJP(基本電子回路)
要約【課題】減衰特性が改善されたマルチプレクサを提供する。
【解決手段】マルチプレクサ1は、共通端子100と入出力端子110との間に接続され、第1周波数帯域を含む通過帯域を有するフィルタ10と、共通端子100と入出力端子120との間に接続され、第1周波数帯域よりも高周波側の第2周波数帯域を含む通過帯域を有するフィルタ20と、共通端子100と入出力端子110とを結ぶ経路と並列に接続された付加回路30と、を備え、付加回路30は、複数のIDT電極を有する縦結合共振器31を含み、付加回路30の通過特性において発生するIDTレスポンスのピーク周波数をf1とし、共通端子100からマルチプレクサ1を見たインピーダンス特性において、第2周波数帯域よりも高周波側でインピーダンス最小となる周波数をf2とした場合、f2×(1-0.0012)≦f1≦f2×(1+0.0012)を満たす。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
共通端子、第1入出力端子および第2入出力端子と、
前記共通端子と前記第1入出力端子との間に接続され、第1周波数帯域を含む通過帯域を有する第1フィルタ回路と、
前記共通端子と前記第2入出力端子との間に接続され、前記第1周波数帯域よりも高周波側の第2周波数帯域を含む通過帯域を有する第2フィルタ回路と、
前記共通端子と前記第1入出力端子とを結ぶ経路の少なくとも一部と並列に接続された付加回路と、を備え、
前記付加回路は、圧電性を有する基板上に形成された複数のIDT(InterDigital Transducer)電極を有する共振器を含み、
前記付加回路の通過特性において発生する、前記IDT電極に起因したレスポンスのピーク周波数をf1とし、
前記共通端子から前記第1フィルタ回路、前記第2フィルタ回路および前記付加回路を見たインピーダンス特性において、前記第2周波数帯域よりも高周波側でインピーダンスが最小となる周波数をf2とした場合、
f2×(1-0.0012)≦f1≦f2×(1+0.0012)
を満たす、
マルチプレクサ。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
f2×(1-0.00055)≦f1≦f2×(1+0.00055)
を満たす、
請求項1に記載のマルチプレクサ。
【請求項3】
共通端子、第1入出力端子および第2入出力端子と、
前記共通端子と前記第1入出力端子との間に接続され、第1周波数帯域を含む通過帯域を有する第1フィルタ回路と、
前記共通端子と前記第2入出力端子との間に接続され、前記第1周波数帯域よりも低周波側の第2周波数帯域を含む通過帯域を有する第2フィルタ回路と、
前記共通端子と前記第1入出力端子とを結ぶ経路の少なくとも一部と並列に接続された付加回路と、を備え、
前記付加回路は、圧電性を有する基板上に形成された複数のIDT電極を有する共振器を含み、
前記付加回路の通過特性において発生する、前記IDT電極に起因したレスポンスのピーク周波数をf1とし、
前記共通端子から前記第1フィルタ回路、前記第2フィルタ回路および前記付加回路を見たインピーダンス特性において、前記第2周波数帯域よりも低周波側でインピーダンスが最小となる周波数をf2とした場合、
f2×(1-0.0012)≦f1≦f2×(1+0.0012)
を満たす、
マルチプレクサ。
【請求項4】
f2×(1-0.00055)≦f1≦f2×(1+0.00055)
を満たす、
請求項3に記載のマルチプレクサ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マルチプレクサに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、第1周波数帯域を通過帯域とする送信側フィルタ(第1フィルタ)および第2周波数帯域を通過帯域とする受信側フィルタ(第2フィルタ)を備えるマルチプレクサの回路構成が開示されている。第1フィルタの入出力端子には、縦結合共振器を有する付加回路が接続されている。これによれば、第1フィルタの所定の周波数帯域における減衰特性を改善できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-74539号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されたマルチプレクサでは、付加回路により第1フィルタの第2周波数帯域における減衰特性は改善されるが、縦結合共振器のIDT電極構造に起因したレスポンス(不要波)が発生し、第1フィルタの第2周波数帯域外における減衰特性が劣化するという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、減衰特性が改善されたマルチプレクサを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るマルチプレクサは、共通端子、第1入出力端子および第2入出力端子と、共通端子と第1入出力端子との間に接続され、第1周波数帯域を含む通過帯域を有する第1フィルタ回路と、共通端子と第2入出力端子との間に接続され、第1周波数帯域よりも高周波側の第2周波数帯域を含む通過帯域を有する第2フィルタ回路と、共通端子と第1入出力端子とを結ぶ経路の少なくとも一部と並列に接続された付加回路と、を備え、付加回路は、圧電性を有する基板上に形成された複数のIDT(InterDigital Transducer)電極を有する共振器を含み、付加回路の通過特性において発生する、IDT電極に起因したレスポンスのピーク周波数をf1とし、共通端子から第1フィルタ回路、第2フィルタ回路および付加回路を見たインピーダンス特性において、第2周波数帯域よりも高周波側でインピーダンスが最小となる周波数をf2とした場合、
f2×(1-0.0012)≦f1≦f2×(1+0.0012)
を満たす。
【0007】
また、本発明の一態様に係るマルチプレクサは、共通端子、第1入出力端子および第2入出力端子と、共通端子と第1入出力端子との間に接続され、第1周波数帯域を含む通過帯域を有する第1フィルタ回路と、共通端子と第2入出力端子との間に接続され、第1周波数帯域よりも低周波側の第2周波数帯域を含む通過帯域を有する第2フィルタ回路と、共通端子と第1入出力端子とを結ぶ経路の少なくとも一部と並列に接続された付加回路と、を備え、付加回路は、圧電性を有する基板上に形成された複数のIDT電極を有する共振器を含み、付加回路の通過特性において発生する、IDT電極に起因したレスポンスのピーク周波数をf1とし、共通端子から第1フィルタ回路、第2フィルタ回路および付加回路を見たインピーダンス特性において、第2周波数帯域よりも低周波側でインピーダンスが最小となる周波数をf2とした場合、
f2×(1-0.0012)≦f1≦f2×(1+0.0012)
を満たす。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、減衰特性が改善されたマルチプレクサを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態に係るマルチプレクサおよびその周辺回路の回路構成図である。
実施例1に係る第1フィルタ回路の回路構成図である。
実施例1に係る第2フィルタ回路の回路構成図である。
実施例1に係る付加回路の通過特性を表すグラフである。
共通端子から実施例1に係るマルチプレクサを見たインピーダンスを示すスミスチャートである。
実施例1および比較例に係る第1フィルタ回路および付加回路の通過特性である。
付加回路のIDT電極ピッチを変化させた場合の第1フィルタ回路および付加回路の通過特性である。
マルチプレクサの第2周波数帯域よりも高周波側でのインピーダンスが最小となる周波数に対して、IDTレスポンスのピーク周波数を変化させた場合の減衰量を表すグラフである。
実施例2に係る第1フィルタ回路の回路構成図である。
実施例2に係る第2フィルタ回路の回路構成図である。
実施例2に係る付加回路の通過特性を表すグラフである。
共通端子から実施例2に係るマルチプレクサを見たインピーダンスを示すスミスチャートである。
実施例2および比較例に係る第1フィルタ回路および付加回路の通過特性である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置および接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。
(【0011】以降は省略されています)

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