TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024015540
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-02-06
出願番号
2022117633
出願日
2022-07-25
発明の名称
塗装方法及び装飾板の製造方法
出願人
佐藤興業株式会社
代理人
弁理士法人山王内外特許事務所
主分類
B05D
5/06 20060101AFI20240130BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】従来よりも木目模様の外観上の本物らしさを向上させることができる塗装方法及び装飾板の製造方法を提供する。
【解決手段】塗装方法は、第1塗料によって塗装面Sに筋状の木目模様を形成するステップと、木目模様を塗装面Sに沿って擦ることによって、木目模様をぼかすステップと、を備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1塗料によって塗装面に筋状の木目模様を形成するステップと、
前記木目模様を前記塗装面に沿って擦ることによって、前記木目模様をぼかすステップと、を備えた
ことを特徴とする塗装方法。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記木目模様をぼかすステップは、前記塗装面に沿って前記木目模様と交差する方向に前記木目模様を擦るステップである
ことを特徴とする請求項1記載の塗装方法。
【請求項3】
前記第1塗料とは異なる第2塗料によって前記塗装面にベース層を形成するステップと、
前記第1塗料とは異なる第3塗料によって前記ベース層の表面に筋状の複数の突部を形成するステップと、を備え、
前記木目模様を形成するステップは、前記複数の突部が形成されている状態で前記第1塗料を塗布することで、前記第1塗料によって前記複数の突部に沿った木目模様を形成するステップである
ことを特徴とする請求項1記載の塗装方法。
【請求項4】
前記第2塗料及び前記第3塗料は、略同一色の塗料である
ことを特徴とする請求項3記載の塗装方法。
【請求項5】
前記第3塗料によって前記ベース層の表面に重ねた重ね層を形成するステップを備え、
前記複数の突部を形成するステップは、前記第3塗料が筋状に残るように前記重ね層の前記第3塗料の一部を除去するステップである
ことを特徴とする請求項3記載の塗装方法。
【請求項6】
前記重ね層を形成するステップの前に、前記ベース層の表面に水を塗布するステップを備え、
前記第3塗料は、水性塗料である
ことを特徴とする請求項5記載の塗装方法。
【請求項7】
前記木目模様は、第1木目模様であり、
第4塗料によって前記塗装面に筋状の第2木目模様を形成するステップを備えた
ことを特徴とする請求項1記載の塗装方法。
【請求項8】
前記第1木目模様及び前記第2木目模様は、互いに交差するように形成される
ことを特徴とする請求項7記載の塗装方法。
【請求項9】
前記木目模様を形成するステップの前に、水を塗布するステップを備え、
前記第1塗料は、水性塗料である
ことを特徴とする請求項1記載の塗装方法。
【請求項10】
前記第1塗料は、透光性を有する半透明の塗料である
ことを特徴とする請求項9記載の塗装方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、塗装方法及び装飾板の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、木材以外の材料を塗装することによって、木目模様を形成する塗布方法が知られている(特許文献1参照)。この塗布方法は、金属材料の表面に木目模様の基調色となる塗料を下地として塗装し、その上に基調色とは異なる色の塗料を刷毛で塗装して、金属材料に木目模様を形成する方法である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-223324号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、塗料によって壁、床、装飾板等の物品に木目模様を形成する場合、本物らしい外観の木目模様を形成することは難しく、木目模様の外観上の本物らしさを向上させることができる塗装方法が求められている。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するものであって、従来よりも木目模様の外観上の本物らしさを向上させることができる塗装方法及び装飾板の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る塗装方法は、第1塗料によって塗装面に筋状の木目模様を形成するステップと、木目模様を塗装面に沿って擦ることによって、木目模様をぼかすステップと、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、第1塗料によって形成した木目模様を塗装面に沿って擦ることによって木目模様をぼかすようにしたので、従来よりも木目模様の外観上の本物らしさを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る塗装方法によって、塗装者が塗装面を塗装する様子を示す図。
実施の形態1に係る塗装方法を示すフローチャート。
実施の形態1に係る塗装方法によって、塗装面にベース塗料を塗布するステップを示す斜視図。
実施の形態1に係る塗装方法によって、塗装面にベース塗料を塗布した状態を示す断面図。
実施の形態1に係る塗装方法によって、ベース層の表面に突部を形成した状態を示す斜視図。
実施の形態1に係る塗装方法によって、ベース層の表面に突部を形成した状態を示す図5の断面図。
実施の形態1に係る塗装方法によって、第1木目塗料及び第2木目塗料を塗布した状態を示す斜視図。
実施の形態1に係る塗装方法によって、第1木目塗料及び第2木目塗料を塗布した状態を示す図7の断面図。
実施の形態1に係る塗装方法によって、第1木目模様及び第2木目模様をぼかした状態を示す斜視図。
実施の形態1に係る塗装方法によって、第1木目模様及び第2木目模様をぼかした状態を示す図9の断面図。
実施の形態1に係る塗装方法によって、木目模様を擦る方向を示す平面図。
実施の形態2に係る塗装方法を示すフローチャート。
実施の形態2に係る塗装方法によって、第1突部及び第2突部を形成した状態を示す斜視図。
実施の形態3に係る塗装方法を示すフローチャート。
実施の形態3に係る塗装方法によって、木目模様を形成した状態を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係る実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
まず、図1乃至図11を参照して、実施の形態1に係る塗装方法について説明する。図1は、実施の形態1に係る塗装方法によって、塗装者が塗装面Sを塗装する様子を示す図である。実施の形態1に係る塗装方法は、壁面、床面、天井の表面、建築用の装飾板、物品の表面等、塗装を行う塗装面Sに、木材の断面に現れる筋状の木目を模した木目模様を形成するための塗装方法である。例えば、塗装者Hは、塗装ローラ1、刷毛、塗装用のスプレー等の塗装具を用いて、塗料を塗装面に付着させることで、塗装面に木目模様を形成する塗装を行う。
【0010】
図2は、実施の形態1に係る塗装方法を示すフローチャートである。まず、塗装者は、塗装面Sにベース塗料P1を均一に塗布する(ステップST11)。図3は、実施の形態1に係る塗装方法によって、塗装面Sにベース塗料P1を塗布するステップを示す斜視図であり、図4は、実施の形態1に係る塗装方法によって、塗装面Sにベース塗料P1を塗布した状態を示す断面図である。このステップにおいて、塗装者は、例えば、回転自在に軸支された回転筒と、回転筒を軸支するグリップと、を有する塗装ローラ1によって、塗装面Sに塗布されるベース塗料P1の厚さが均一になるように、塗装面Sにベース塗料P1を塗布して、塗装面Sの表面にベース層を形成している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
佐藤興業株式会社
塗装方法及び装飾板の製造方法
1か月前
ベック株式会社
塗膜処理方法
3か月前
中国電力株式会社
塗装工具
3か月前
中外炉工業株式会社
塗布装置
2か月前
株式会社シロハチ
換気ブース
23日前
株式会社オンテックス
塗料塗布具
4日前
東レエンジニアリング株式会社
塗布装置
3か月前
株式会社丸一
エアゾール製品の噴口構造
3か月前
株式会社タイショウ
ペンホルダー
3か月前
東レエンジニアリング株式会社
塗布装置
3か月前
大日本塗料株式会社
複層塗膜の形成方法
2か月前
トリニティ工業株式会社
塗装設備
2か月前
東レエンジニアリング株式会社
塗布装置
2日前
株式会社ワークス
高圧散水機
2か月前
理想科学工業株式会社
液体吐出装置
3か月前
株式会社テクノコア
液体噴霧用ノズル
25日前
コニシセイコー株式会社
ミスト発生装置
1か月前
大日本塗料株式会社
塗装方法および塗料セット
1か月前
株式会社吉野工業所
泡吐出器
2か月前
株式会社三鷹ホールディングス
薬液噴霧器
2日前
株式会社吉野工業所
液体噴出器
1か月前
ベステラ株式会社
PCB含有塗膜の無害化システム
2か月前
菊水化学工業株式会社
塗装用ローラーによる塗装方法
2か月前
東レエンジニアリング株式会社
塗布装置
3か月前
菊水化学工業株式会社
塗装用ローラーによる塗装方法
2か月前
株式会社吉野工業所
吐出器
2か月前
株式会社SCREENホールディングス
塗工方法
3か月前
株式会社オプトラン
成膜方法及び成膜装置
4日前
三菱重工業株式会社
保護層形成装置
2か月前
株式会社大気社
塗装装置
1か月前
有限会社バベッジ
液状物供給装置及び液状物供給方法
1か月前
ブラザー工業株式会社
処理液塗布装置
3か月前
株式会社マキタ
噴霧装置
2か月前
株式会社不二越
加熱装置
1か月前
株式会社不二越
塗布装置
1か月前
株式会社レゾナック
複合材料の製造方法
2か月前
続きを見る
他の特許を見る