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公開番号2024014596
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-01
出願番号2022117546
出願日2022-07-22
発明の名称
出願人個人
代理人個人,個人
主分類A47G 9/10 20060101AFI20240125BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】ストレッチ、各種トレーニング等に用いることが可能で、かつ、睡眠時にも使用できる枕を提供する。
【解決手段】枕1は、複数の発泡樹脂製部材により構成される枕本体2と、枕本体2の内部に嵌め込まれた複数の球体3と、枕本体2と球体3とを収容するカバー4と、を有する。枕1は、側断面視で上面側が半円状に形成され下面側が三角形状又は台形状に形成される。枕本体2は、端部成形ユニット21a、21bと、中間部成形ユニット22と、端部成形ユニット21a、21b及び中間部成形ユニット22に巻き付けられる成形シート23と、を有する。端部成形ユニット21a、21bは、いずれも中間部成形ユニット22よりも硬質であり、球体3が、枕本体2の中央から左右両端に向かって対称となる位置に配置してある。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の発泡樹脂製部材により構成される枕本体と、
前記枕本体の内部に嵌め込まれた複数の球体と、
前記枕本体と前記球体とを収容するカバーと、を有し、
側断面視で上面側が半円状に、下面側が三角形状若しくは台形状に、形成してあり、
前記枕本体が、
前記枕本体の左右両端側のそれぞれに配置される一対の端部成形ユニットと、
前記一対の端部成形ユニットの間に配置される中間部成形ユニットと、
前記一対の端部成形ユニット及び前記中間部成形ユニットに巻き付けられる成形シートと、を有し、
前記端部成形ユニットが、前記中間部成形ユニットよりも硬質であり、
前記球体が、前記枕本体の中央から左右両端に向かって対称となる位置に配置してあることを特徴とする枕。
続きを表示(約 120 文字)【請求項2】
前記端部成形ユニットが、高反発性のチップウレタンフォームであり、
前記中間部成形ユニットが、軟質ウレタンフォームであり、
前記成形シートが、低反発弾性ウレタンフォームであることを特徴とする請求項1記載の枕。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ストレッチやトレーニング等に用いることが可能な枕に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ストレッチやトレーニング用の枕として様々な用具が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1に開示される技術は、凸部を備え垂直方向に伸びる2つの押圧手段を有する整体治療用補助具であり、凸部は使用者の仙骨の左右方向幅に相当する幅に配置され、使用者が下方向に自重をかけることによって臀部を押圧することにより、臀部深層筋を押圧することを目的とした器具である(同文献1の段落0015参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-054359号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
平らな布団の上に仰向けの姿勢で寝ると、腰が浮いた状態となって布団との間に隙間ができ、背中や臀部に体重が集中してしまうため、当該部位を痛める原因となる。また、横向きの姿勢での睡眠は、側頭部や肩や腰で上半身を支えるような姿勢となるため、肩の高さの分だけ首に負担がかかり、また、内臓下垂を引き起こしてしまう。前述の用具を用いると、仰向けの姿勢で使用したときに適当な高さの枕であったとしても、横向きの姿勢に転じて使用したときには肩幅と枕の高さのズレにより首に負担がかかってしまう。さらに、睡眠時には寝返りがしにくく、体に負担がかかる。
【0006】
本発明の第1の目的は、ストレッチ、各種トレーニング等に用いることが可能で、かつ、睡眠時にも使用できる枕を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様は、上記目的を達成するため、
複数の発泡樹脂製部材により構成される枕本体と、
前記枕本体の内部に嵌め込まれた複数の球体と、
前記枕本体と前記球体とを収容するカバーと、を有し、
側断面視で上面側が半円状に、下面側が三角形状若しくは台形状に、形成してあり、
前記枕本体が、
前記枕本体の左右両端側のそれぞれに配置される一対の端部成形ユニットと、
前記一対の端部成形ユニットの間に配置される中間部成形ユニットと、
前記一対の端部成形ユニット及び前記中間部成形ユニットに巻き付けられる成形シートと、を有し、
前記端部成形ユニットが、前記中間部成形ユニットよりも硬質であり、
前記球体が、前記枕本体の中央から左右両端に向かって対称となる位置に配置してあることを特徴とする。
【0008】
前記枕は、好ましくは、
前記端部成形ユニットが、高反発性のチップウレタンフォームであり、
前記中間部成形ユニットが、軟質ウレタンフォームであり、
前記成形シートが、低反発弾性ウレタンフォームである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ストレッチ、各種トレーニング等に用いることが可能で、かつ、睡眠時にも使用できる枕を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1に係る枕の斜視図である。
図1に示すA-A線断面図である。
図2に示すB-B線断面図である。
図2に示すC-C線断面図である。
実施例2に係る枕の断面図である。
実施例3に係る枕の斜視図である。
実施例4に係る枕の断面図である。
本発明の使用例(仰向けポーズ1-6)及びストレッチされる筋肉を示す図である。
本発明の使用例(仰向けポーズ7-12)及びストレッチされる筋肉を示す図である。
本発明の使用例(横向きポーズ1-4)及びストレッチされる筋肉を示す図である。
本発明の使用例(うつ伏せポーズ1-6)及びストレッチされる筋肉を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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