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公開番号2024010902
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-25
出願番号2022112481
出願日2022-07-13
発明の名称マスク製造装置
出願人株式会社瑞光
代理人個人
主分類B26D 9/00 20060101AFI20240118BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】伸縮性に優れた一対の耳掛け部を有するマスクを製造する工程において、ミシン目に沿って破断が生じることを防ぐ。
【解決手段】マスク製造装置20は、伸縮性を有する第1及び第2の延出部連続体14a,14bに、その間を跨ぐように接続部材15が接合された耳掛け部連続体14を、第1及び第2の延出部連続体14a,14bが伸長している第1の状態が解除又は緩和された第2の状態で搬送しながら、接続部材15と、第1及び第2の延出部連続体14a,14bのうち接続部材15に重なる部分とにミシン目15kを形成するミシン目形成装置24と、ミシン目15kが形成された耳掛け部連続体14を第2の状態で搬送しながら、マスク本体連続体12に重ねて接合してマスク連続体16を形成するマスク連続体形成装置30と、マスク連続体16を切断してマスク10の個片を形成する切断装置36と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
互いに平行かつ間隔を設けて延在し伸縮性を有する第1及び第2の延出部連続体の間を跨ぐように、複数の接続部材が間隔を設けて前記第1及び第2の延出部連続体に接合された耳掛け部連続体を、前記第1及び第2の延出部連続体が伸長している第1の状態が解除又は緩和された第2の状態で搬送しながら、前記耳掛け部連続体の前記接続部材と、前記耳掛け部連続体の前記第1及び第2の延出部連続体のうち前記接続部材に重なる部分とに、ミシン目を形成するミシン目形成装置と、
前記ミシン目が形成された前記耳掛け部連続体を、前記第2の状態で搬送しながら、マスク本体になる部分が繋がっているマスク本体連続体に重ねた後、前記耳掛け部連続体の前記第1及び第2の延出部連続体と前記マスク本体連続体とを互いに接合してマスク連続体を形成するマスク連続体形成装置と、
前記マスク連続体を切断してマスクの個片を形成する切断装置と、
を備える、マスク製造装置。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記ミシン目が形成される前の前記耳掛け部連続体の前記第1の延出部連続体を吸着しながら前記第2の状態で搬送する第1の搬送装置と、
前記ミシン目が形成される前の前記耳掛け部連続体の前記第2の延出部連続体を吸着しながら前記第2の状態で搬送する第2の搬送装置と、
をさらに備える、請求項1に記載のマスク製造装置。
【請求項3】
前記ミシン目が形成される前の前記耳掛け部連続体を、前記第1の状態で搬送する第3の搬送装置を、さらに備える、請求項1又は2に記載のマスク製造装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マスク製造装置に関し、詳しくは、伸縮性に優れた耳掛け部を有するマスクを製造する技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、マスク本体に一対の耳掛け部が接合されたマスクが提案されている。例えば図5は、このようなマスク110の平面図である。図5に示すように、マスク110は、マスク本体120に、一対の耳掛け部130を形成する耳掛けシート130aが接合されている。
【0003】
一対の耳掛け部130は、それぞれ、接合部131及び環状部132を有する。接合部131は、マスク本体120の端部領域121に接合点122を介して融着によって接合されている。一対の耳掛け部130の環状部132は、接合部134で互いに接合されている。接合部131及び環状部132の内側に、耳掛け穴133が形成されている。マスク110を使用するとき、一対の耳掛け部130を接合部134で分離し、それぞれの耳掛け穴133に耳を挿入する。
【0004】
図6は、マスク110の製造工程の説明図である。図6に示すように、各マスク本体120を保持ロール141のシート保持面142に保持しながら矢印140の方向に搬送する。同時に、ダイカッター123のシート保持面124が、耳掛けシート130aになる部分を形成した耳掛け部連続体14121bを矢印220で示す方向に搬送する。そして、保持ロール141上のマスク本体120と、耳掛け部連続体14121bの耳掛けシート130aになる部分とが互いに重ねられ接合された後に切断されて、マスク110の個片が分割される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5762804号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記のマスクは、耳掛け穴の部分を素材から切除するため素材の無駄が多い上、伸縮性に優れた耳掛け部を形成することができない。
【0007】
そこで、伸縮性を有する一対の延出部材の両端がマスク本体の側部に接合されるとともに、一対の延出部材の中央に、一対の延出部材の間を跨ぐように接続部材が接合され、接続部材と、一対の延出部材の接続部材に重なる部分とにミシン目が形成されたマスクを製造することが考えられる。このマスクは、ミシン目に沿って、接続部材と一対の延出部材とを破断して分離することにより、耳掛け穴を有する一対の耳掛け部を形成することができる。このマスクは、耳掛け部になる部分が繋がっている耳掛け部連続体と、マスク本体になる部分が繋がっているマスク本体連続体とを搬送しながら重ねて接合した後、切断することにより、効率よく製造することができる。
【0008】
しかしながら、耳掛け部を分離しやすくするためミシン目を細かくすると、マスクの製造中に、ミシン目に沿って破断が生じることがある。
【0009】
かかる実情に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、伸縮性に優れた一対の耳掛け部を有するマスクを製造する工程において、ミシン目に沿って破断が生じることを防ぐことである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、上記課題を解決するために、以下のように構成したマスク製造装置を提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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