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公開番号2024006350
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-17
出願番号2022107156
出願日2022-07-01
発明の名称救助装置
出願人株式会社ダイセル
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B63C 9/04 20060101AFI20240110BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】溺れている救助対象の救助が可能である救助装置を提供する。
【解決手段】液体が存在する貯液領域において用いられる救助装置であって、通常時において貯液領域の液面下に予め液没させた状態で配置される浮揚部を含み、貯液領域に液没した救助対象を救助する際に浮揚部によって救助対象を下方から支持して浮揚させる救助用具と、救助対象を救助する際に作動し、浮揚部を液面方向に向かって上昇させる駆動装置と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体が存在する貯液領域に対して常設される救助装置であって、
通常時において前記貯液領域の液面下に予め液没させた状態で配置される浮揚部を含み、前記貯液領域に液没した救助対象を救助する際に前記浮揚部によって前記救助対象を下方から支持して浮揚させる救助用具と、
前記救助対象を救助する際に作動し、前記浮揚部を液面方向に向かって上昇させる駆動装置と、
を備える、
救助装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記駆動装置は、更に、前記浮揚部を液底方向に向かって沈下させることが可能である、
請求項1に記載の救助装置。
【請求項3】
前記浮揚部は、液体を透過させる複数の貫通孔が形成されている、
請求項1又は2に記載の救助装置。
【請求項4】
前記浮揚部は、前記救助対象を支持する支持面に防滑処理が施されている、
請求項1又は2に記載の救助装置。
【請求項5】
前記救助対象の溺れを検知する検知センサーと、
前記検知センサーの検知結果に基づいて前記駆動装置を制御するコントロールユニットと、を更に備える、
請求項1又は2に記載の救助装置。
【請求項6】
前記救助対象の溺れの発生を報知する報知部を更に備え、
前記検知センサーが前記救助対象の溺れを検知した際に、前記コントロールユニットが前記報知部を作動させる、
請求項5に記載の救助装置。
【請求項7】
前記駆動装置は前記救助装置の一端側と、その反対側である他端側にそれぞれ取り付けられ、
それぞれの駆動装置を作動させることによって前記浮揚部を上昇させる、
請求項1又は2に記載の救助装置。
【請求項8】
前記駆動装置または前記救助用具が、前記貯液領域に対して直接的に、または間接的に固定されている、
請求項1又は2に記載の救助装置。
【請求項9】
前記検知センサーが、前記救助対象が溺れている状態を脱したことを検知した場合に、前記コントロールユニットが前記駆動装置を停止させる、
請求項5に記載の救助装置。
【請求項10】
前記検知センサーと別個の第2検知センサーを備え、
前記救助対象が溺れている状態を脱したことを前記第2検知センサーによって検知した場合に、前記コントロールユニットが前記駆動装置を停止させる、
請求項5に記載の救助装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、救助装置に関する。
続きを表示(約 920 文字)【背景技術】
【0002】
貯水池等で誤って転落する事故や水辺で遊んでいて溺れてしまう事故が存在することはよく知られている。溺れてしまった場合の救助装置の一態様として、護岸に繋止し浮設されることで、自力にて脱出することを援助する装置等がある(例えば特許文献1等を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-50076号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の技術は、上記の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は溺れている救助対象の救助が可能である救助装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本開示では、救助対象を救助する際に前記浮揚部によって前記救助対象を下方から支持して浮揚させる救助用具と、前記救助対象を救助する際に作動し、前記浮揚部を液面方向に向かって上昇させる駆動装置と、を備える。
【0006】
具体的には、液体が存在する貯液領域に対して常設される救助装置であって、通常時において前記貯液領域の液面下に予め液没させた状態で配置される浮揚部を含み、前記貯液領域に液没した救助対象を救助する際に前記浮揚部によって前記救助対象を下方から支持して浮揚させる救助用具と、前記救助対象を救助する際に作動し、前記浮揚部を液面方向に向かって上昇させる駆動装置と、を備える。
【0007】
前記駆動装置は、更に、前記浮揚部を液底方向に向かって沈下させることが可能でもよい。
【0008】
前記浮揚部は、液体を透過させる複数の貫通孔が形成されていてもよい。
【0009】
前記浮揚部は、前記救助対象を支持する支持面に防滑処理が施されていてもよい。
【0010】
前記救助対象の溺れを検知する検知センサーと、前記検知センサーの検知結果に基づいて前記駆動装置を制御するコントロールユニットと、を更に備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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