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公開番号2023072776
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-25
出願番号2021185422
出願日2021-11-15
発明の名称ネットの設置方法
出願人ナカダ産業株式会社
代理人個人
主分類B63C 9/26 20060101AFI20230518BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】
本発明の目的は、作業性の改善を図ったネットの設置方法を提供するものである。
【解決手段】
ネットの設置方法は、ネット2をダム、又は、池、又は、湖の法面1から法面1に沿って前記ダム、又は、前記池、又は、前記湖の水面下に導くネットの設置方法であって、ネット2の前記ダム、又は、前記池、又は、前記湖の水側に近い端部に設けられた長手方向に長い第1の棒状部材6と、法面1に当接すると共に、離間して略平行に設けられた長手方向に長い第2、第3の棒状部材7、8とを備え、第1の棒状部材6の一方の上に第2の棒状部材7が、第1の棒状部材6の他方の上に第3の棒状部材8が、それぞれ当接すると共に、第2の棒状部材7と第3の棒状部材8をガイドとして第1の棒状部材6を滑らして、ネット2を前記ダム、又は、前記池、又は、前記湖の水面下に導くものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ネットをダム、又は、池、又は、湖の法面から前記法面に沿って前記ダム、又は、前記池、又は、前記湖の水面下に導くネットの設置方法であって、
前記ネットの前記ダム、又は、前記池、又は、前記湖の水側に近い端部に設けられた長手方向に長い第1の棒状部材と、
前記法面に当接すると共に、離間して略平行に設けられた長手方向に長い第2、第3の棒状部材とを備え、
前記第1の棒状部材の一方の上に前記第2の棒状部材が、 前記第1の棒状部材の他方の上に第3の棒状部材が、それぞれ当接すると共に、前記第2の棒状部材と前記第3の棒状部材をガイドとして前記第1の棒状部材を滑らして、前記ネットを前記ダム、又は、前記池、又は、前記湖の水面下に導く
ことを特徴とするネットの設置方法。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
法面に当接すると共に、第2の棒状部材と第3の棒状部材の間に前記ネットを位置させ、離間して略平行に設けられた長手方向に長い第2、第3の棒状部材とを備え、
第2の棒状部材の上面と第3の棒状部材の上面は、法面より上にあって、第2の棒状部材の上面と第3の棒状部材の上面に当接した前記第1の棒状部材が滑動して、前記第1の棒状部材をダム、又は、池、又は、湖の底乃至底近傍に導く
ことを特徴とする請求項1記載のネットの設置方法。
【請求項3】
第1の棒状部材の長手方向を横断する形状が円の場合、第2の棒状部材の長手方向を横断する形状が多角形であり、第3の棒状部材の長手方向を横断する形状が多角形であり、
前記第1の棒状部材の長手方向を横断する形状が多角形の場合、前記第2の棒状部材の長手方向を横断する形状が円であり、前記第3の棒状部材の長手方向を横断する形状が円である
ことを特徴とする請求項1又は、請求項2記載のネットの設置方法。
【請求項4】
第1の棒状部材の長手方向を横断する形状が円又は、多角形であり、
第2の棒状部材の長手方向を横断する形状が円又は、多角形であり、
第3の棒状部材の長手方向を横断する形状が円又は、多角形である
ことを特徴とする請求項1又は、請求項2記載のネットの設置方法。
【請求項5】
第1の棒状部材の近傍であって、ネットに取り付けられた錘を備えている
ことを特徴とする請求項1又は、請求項2記載のネットの設置方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットの設置方法に係り、特に、作業性の改善を図ったネットの設置方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
本件出願人は、大掛かりとならず、簡易に設置することができる救命設備を出願した(例えば、特許文献1参照)。
この救命設備は、ダム、又は、池、又は、湖の法面に取り付けられたネットと、このネットの上に設けられた案内体と、この案内体に移動自在に取り付けられた移動体と、この移動体に取り付けられ、前記ダム、又は、前記池、又は、前記湖の水面に浮かぶフロートとを備えたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特願2021-52573
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記「救命設備」のネットにあっては、ダム、又は、池、又は、湖の法面にネットを取り付ける際、ネットが法面の凹凸に引っ掛かり、時間と手間を要し、作業性が良好でないという問題点があった。
【0005】
本発明は、上記問題点を考慮した作業性の改善を図ったネットの設置方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載のネットの設置方法は、ネットをダム、又は、池、又は、湖の法面から前記法面に沿って前記ダム、又は、前記池、又は、前記湖の水面下に導くネットの設置方法であって、前記ネットの前記ダム、又は、前記池、又は、前記湖の水側に近い端部に設けられた長手方向に長い第1の棒状部材と、前記法面に当接すると共に、離間して略平行に設けられた長手方向に長い第2、第3の棒状部材とを備え、前記第1の棒状部材の一方の上に前記第2の棒状部材が、 前記第1の棒状部材の他方の上に第3の棒状部材が、それぞれ当接すると共に、前記第2の棒状部材と前記第3の棒状部材をガイドとして前記第1の棒状部材を滑らして、前記ネットを前記ダム、又は、前記池、又は、前記湖の水面下に導くものである。
【0007】
また、請求項2記載のネットの設置方法は、請求項1記載のネットの設置方法において、法面に当接すると共に、第2の棒状部材と第3の棒状部材の間に前記ネットを位置させ、離間して略平行に設けられた長手方向に長い第2、第3の棒状部材とを備え、第2の棒状部材の上面と第3の棒状部材の上面は、法面より上にあって、第2の棒状部材の上面と第3の棒状部材の上面に当接した前記第1の棒状部材が滑動して、前記第1の棒状部材をダム、又は、池、又は、湖の底乃至底近傍に導くものである。
【0008】
また、請求項3記載のネットの設置方法は、請求項1又は請求項2記載のネットの設置方法において、第1の棒状部材の長手方向を横断する形状が円の場合、第2の棒状部材の長手方向を横断する形状が多角形であり、第3の棒状部材の長手方向を横断する形状が多角形であり、前記第1の棒状部材の長手方向を横断する形状が多角形の場合、前記第2の棒状部材の長手方向を横断する形状が円であり、前記第3の棒状部材の長手方向を横断する形状が円である。
【0009】
また、請求項4記載のネットの設置方法は、請求項1又は請求項2記載のネットの設置方法において、第1の棒状部材の長手方向を横断する形状が円又は、多角形であり、第2の棒状部材の長手方向を横断する形状が円又は、多角形であり、第3の棒状部材の長手方向を横断する形状が円又は、多角形である。
【0010】
また、請求項5記載のネットの設置方法は、請求項1又は請求項2記載のネットの設置方法において、第1の棒状部材の近傍であって、ネットに取り付けられた錘を備えているものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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