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公開番号2023132601
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-22
出願番号2022038020
出願日2022-03-11
発明の名称陶芸用ろくろ
出願人株式会社飯島アフターサービス,個人
代理人個人,個人,個人
主分類B28B 1/02 20060101AFI20230914BHJP(セメント,粘土,または石材の加工)
要約【課題】容易に加工対象物を加工する。
【解決手段】陶芸用ろくろ1は、基台2と、基台2に回転可能に支持されて内部に第一中空部3aを有する回転シャフト3と、基台2に固定されて回転シャフト3を回転駆動するモータ4と、基台2に対して回転可能となるように回転シャフト3に固定された回転テーブル5と、回転シャフト3の第一中空部3aと連通された第二中空部6aを有する第一吸引パイプ6と、を備える。回転テーブル5は、回転シャフト3の回転軸線L上に形成されて回転シャフト3の第一中空部3aを回転テーブル5の天面5aに開放する第一貫通孔5bを有する。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
基台と、
前記基台に回転可能に支持されて内部に第一中空部を有する回転シャフトと、
前記基台に固定されて前記回転シャフトを回転駆動するモータと、
前記基台に対して回転可能となるように前記回転シャフトに固定された回転テーブルと、
前記回転シャフトの前記第一中空部と連通された第二中空部を有する第一吸引パイプと、を備え、
前記回転テーブルは、前記回転シャフトの回転軸線上に形成されて前記回転シャフトの前記第一中空部を前記回転テーブルの天面に開放する第一貫通孔を有する、
陶芸用ろくろ。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記第一吸引パイプに接続された第一吸引装置を更に備える、
請求項1に記載の陶芸用ろくろ。
【請求項3】
前記第一吸引パイプは、前記第二中空部を開閉可能な開閉窓を有する、
請求項1又は2に記載の陶芸用ろくろ。
【請求項4】
前記回転テーブルの前記天面には、前記回転シャフトの前記回転軸線を中心とした同心円状の複数の溝が形成されている、
請求項1~3の何れか一項に記載の陶芸用ろくろ。
【請求項5】
前記回転シャフトと前記第一吸引パイプとを連通するロータ―シールを更に備え、
前記ロータ―シールは、前記第一吸引パイプと接続されるとともに、前記回転シャフトと回転自在に接続される、
請求項1~4の何れか一項に記載の陶芸用ろくろ。
【請求項6】
前記回転テーブルに載置される弾性変形可能な円盤状の弾性マットを更に備え、
前記弾性マットは、前記弾性マットの半径方向中央部に形成された第二貫通孔を有する、
請求項1~4の何れか一項に記載の陶芸用ろくろ。
【請求項7】
前記弾性マットは、透光性を有する、
請求項6に記載の陶芸用ろくろ。
【請求項8】
前記回転テーブルの前記第一貫通孔に挿入される円筒状の穴径調整部材を更に備え、
前記穴径調整部材の内径は、前記回転シャフトの前記第一中空部の内径よりも小さい、
請求項1~7の何れか一項に記載の陶芸用ろくろ。
【請求項9】
前記第一中空部の上端部である上端中空部は、先端に向かうほど孔径が大きくなる円錐台状に形成されており、
前記穴径調整部材は、前記上端中空部に対応する円錐台の筒状に形成されている、
請求項8に記載の陶芸用ろくろ。
【請求項10】
前記回転テーブル及び前記穴径調整部材から突出するように前記穴径調整部材に取り付けられる弾性変形可能な円筒状の弾性アタッチメントを更に備える、
請求項8又は9に記載の陶芸用ろくろ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、陶芸用ろくろに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電動ろくろと手動ろくろの機能を併せ持つ陶芸用ろくろが記載されている。この陶芸用ろくろでは、テーブルに連結された回転シャフトをモータによって回転駆動することにより、電動ろくろとして機能させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008―093908号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、陶芸用ろくろでは、加工対象物を載置した回転テーブルを回転させながら加工対象物を加工する。しかしながら、回転テーブルを回転させるだけで加工対象物がぐらつきやすくなる。このため、回転テーブルを回転させながら加工対象物を加工するのは、趣味で陶芸を行っている一般人にとっては極めて難しい。
【0005】
そこで、本発明は、容易に加工対象物を加工することができる陶芸用ろくろを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る陶芸用ろくろは、基台と、基台に回転可能に支持されて内部に第一中空部を有する回転シャフトと、基台に固定されて回転シャフトを回転駆動するモータと、基台に対して回転可能となるように回転シャフトに固定された回転テーブルと、回転シャフトの第一中空部と連通された第二中空部を有する第一吸引パイプと、を備え、回転テーブルは、回転シャフトの回転軸線上に形成されて回転シャフトの第一中空部を回転テーブルの天面に開放する第一貫通孔を有する。
【0007】
この陶芸用ろくろでは、回転シャフトの第一中空部が、第一吸引パイプの第二中空部と連通されるとともに、回転テーブルの天面に開放されている。このため、第一吸引パイプを吸引し、第一貫通孔を覆うように加工対象物を回転テーブルに載置することで、加工対象物を回転テーブルに吸着固定することができる。これにより、趣味で陶芸を行っている一般人であっても、容易に加工対象物を加工することができる。しかも、第一貫通孔は、回転シャフトの回転軸線上に形成されている。このため、加工対象物を回転テーブルの回転中心に載置しやすくなる。また、第一吸引パイプを吸引して加工対象物を回転テーブルの回転中心に載置することで、加工対象物を回転テーブルに吸着固定することができる。
【0008】
第一吸引パイプに接続された第一吸引装置を更に備えてもよい。この陶芸用ろくろでは、第一吸引パイプに第一吸引装置が接続されているため、別途吸引装置を用意しなくても、第一吸引パイプを吸引することができる。
【0009】
第一吸引パイプは、第二中空部を開閉可能な開閉窓を有してもよい。この陶芸用ろくろでは、第一吸引パイプが開閉窓を有するため、開閉窓を開閉することで、第二中空部に発生する吸引力を調整することができる。例えば、盃のように肉厚の薄い低強度の加工対象物を加工する場合は、開閉窓を開けて吸引力を逃がすことで、吸引力により加工対象物が破損するのを抑制することができる。
【0010】
回転テーブルの天面には、回転シャフトの回転軸線を中心とした同心円状の複数の溝が形成されていてもよい。この陶芸用ろくろでは、回転シャフトの回転軸線を中心とした同心円状の複数の溝が回転テーブルに形成されているため、加工対象物を回転テーブルの回転中心に載置しやすくなる。
(【0011】以降は省略されています)

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