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公開番号2024008493
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-19
出願番号2022110414
出願日2022-07-08
発明の名称作業機
出願人株式会社マキタ
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類B28D 1/04 20060101AFI20240112BHJP(セメント,粘土,または石材の加工)
要約【課題】集塵ホースとハウジングが干渉することを抑制することができる技術を提供する。
【解決手段】作業機2は、原動機と、原動機を収容するハウジング4と、原動機の動作により回転軸AX2周りを回転するシャフトと、シャフトに固定されており、回転軸周りを回転することにより被切削物を切削するカッタ12と、カッタの少なくとも一部を覆っており、シャフトに対して回転軸周りを回動可能である第1可動カバー70と、第1可動カバーに取り付けられており、カッタが被切削物を切削することにより発生する粉塵を集めるための集塵ホース16に取り付けられる取付管116と、を備えている。可動カバーは、カッタの回転方向に沿って延びており、粉塵を取付管に排出する排出部88を備えている。取付管は、回動軸AX3周りを回動可能に可動カバーの排出部に取り付けられている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
原動機と、
前記原動機を収容するハウジングと、
前記原動機の動作により回転軸周りを回転するシャフトと、
前記シャフトに固定されており、前記回転軸周りを回転することにより被切削物を切削するカッタと、
前記カッタの少なくとも一部を覆っており、前記シャフトに対して前記回転軸周りを回動可能である可動カバーと、
前記可動カバーに取り付けられており、前記カッタが前記被切削物を切削することにより発生する粉塵を集めるための集塵ホースが取り付けられる取付管と、を備えており、
前記可動カバーは、前記カッタの回転方向に沿って延びており、前記粉塵を前記取付管に排出する排出部を備えており、
前記取付管は、回動軸周りを回動可能に前記可動カバーの前記排出部に取り付けられている、作業機。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記回動軸周りの前記取付管の回動範囲の上限値は、10度から90度の間である、請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記取付管と前記排出部の一方は、前記回動軸周りに延びるリブ部を備えており、
前記取付管と前記排出部の他方は、前記リブ部が前記回動軸周りに移動可能となるように前記リブ部を受け入れる受入部を備えており、
前記受入部は、前記回動軸周りに前記リブ部と当接する段差部を備えている、請求項2に記載の作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、作業機に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、作業機が開示されている。作業機は、原動機と、原動機を収容するハウジングと、原動機の動作により回転軸周りを回転するシャフトと、シャフトに固定されており、回転軸周りを回転することにより被切削物を切削するカッタと、カッタの少なくとも一部を覆っているカバーと、カバーに取り付けられており、カッタが被切削物を切削することにより発生する粉塵を集めるための集塵ホースが取り付けられる取付管と、を備えている。カバーは、粉塵を取付管に排出する排出部を備えている。取付管は、カバーの排出部に移動不能に取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平06-262428号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の作業機において、カバーが回転軸周りに回動可能である場合、取付部の位置は、カバーの回動に伴い変化する。取付部がカバーの排出部に移動不能に取り付けられているため、取付部の位置がカバーの回動に伴い変化したときに、集塵ホースとハウジングが干渉することがある。本明細書では、集塵ホースとハウジングが干渉することを抑制することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、作業機を開示する。作業機は、原動機と、原動機を収容するハウジングと、原動機の動作により回転軸周りを回転するシャフトと、シャフトに固定されており、回転軸周りを回転することにより被切削物を切削するカッタと、カッタの少なくとも一部を覆っており、シャフトに対して回転軸周りを回動可能である可動カバーと、可動カバーに取り付けられており、カッタが被切削物を切削することにより発生する粉塵を集めるための集塵ホースが取り付けられる取付管と、を備えている。可動カバーは、カッタの回転方向に沿って延びており、粉塵を取付管に排出する排出部を備えている。取付管は、回動軸周りを回動可能に可動カバーの排出部に取り付けられている。
【0006】
上記の構成によれば、取付管が回動軸周りを回動することができるため、可動カバーを回動させても、取付管を回動させることにより、集塵ホースとハウジングが干渉することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施例の作業機2の斜視図である。
第1実施例の作業機2について、ハウジング4の内部構造を示す側面図である。
第1実施例のカッタ12と原動機36と伝達ユニット38の斜視図である。
第1実施例の作業機2の出力シャフト50近傍の断面図である。
第1実施例の作業機2のカバーユニット14近傍の断面図である。
第1実施例のカバーユニット14の分解斜視図である。
第1実施例の作業機2について、第2可動カバー74が第1可動カバー70から引き出されているときの側面図である。
第1実施例の作業機2について、第2可動カバー74が第1可動カバー70に収容されているときの側面図である。
第1実施例の作業機2のブラケット108近傍の分解斜視図である。
第1実施例の取付管116の斜視図である。
第1実施例のカバーユニット14の取付管116近傍の上断面図である。
第1実施例のカバーユニット14の取付管116近傍の横断面図である。
第1実施例の作業機2の保持ユニット160近傍の斜視図である。
第1実施例の保持ユニット160の分解斜視図である。
第1実施例の集塵ホース16と保持ユニット160の断面図である。
第1実施例のホース保持部材164の断面図である。
第2実施例の集塵ホース16と保持ユニット160の断面図である。
第3実施例の集塵ホース16と保持ユニット160の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の代表的かつ非限定的な具体例について、図面を参照して以下に詳細に説明する。この詳細な説明は、本発明の好ましい例を実施するための詳細を当業者に示すことを単純に意図しており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、開示された追加的な特徴ならびに発明は、さらに改善された作業機を提供するために、他の特徴や発明とは別に、又は共に用いることができる。
【0009】
また、以下の詳細な説明で開示される特徴や工程の組み合わせは、最も広い意味において本発明を実施する際に必須のものではなく、特に本発明の代表的な具体例を説明するためにのみ記載されるものである。さらに、以下の代表的な具体例の様々な特徴、ならびに、特許請求の範囲に記載されるものの様々な特徴は、本発明の追加的かつ有用な実施形態を提供するにあたって、ここに記載される具体例のとおりに、あるいは列挙された順番のとおりに組合せなければならないものではない。
【0010】
本明細書及び/又は特許請求の範囲に記載された全ての特徴は、実施例及び/又は特許請求の範囲に記載された特徴の構成とは別に、出願当初の開示ならびに特許請求の範囲に記載された特定事項に対する限定として、個別に、かつ互いに独立して開示されることを意図するものである。さらに、全ての数値範囲及びグループ又は集団に関する記載は、出願当初の開示ならびに特許請求の範囲に記載された特定事項に対する限定として、それらの中間の構成を開示する意図を持ってなされている。
(【0011】以降は省略されています)

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