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公開番号2024054643
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022161003
出願日2022-10-05
発明の名称接続部材
出願人株式会社アクティブ
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B28D 1/14 20060101AFI20240410BHJP(セメント,粘土,または石材の加工)
要約【課題】切削時の振動の発生を抑制し真っすぐな切削が可能な接続部材を提供する。
【解決手段】接続部材10は、切削ロッド22より小径で両端部に切削ロッド22が締結されるねじ部が形成された切削ロッド接続用雄螺子パイプ62、及び切削ロッド接続用雌螺子パイプ86が固定されたガイド管22と、ガイド管22に回転可能に外挿され、外径が、切削先端側の切削ロッド22の端部に設けられた切削ビット24の外径より小さく、切削ロッド22の外径より大きい第一ガイドリング68、及び第二ガイドリング72とを備え、第一ガイドリング68、及び第二ガイドリング72の外周面に長溝68Cが形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
切削ロッドより小径で両端部に前記切削ロッドが締結されるねじ部が形成された接続管が固定されたガイド管と、
前記ガイド管に回転可能に外挿され、外径が、切削先端側の前記切削ロッドの端部に設けられた切削ビットの外径より小さく、前記切削ロッドの外径より大きいガイド部と、
を備え、
前記ガイド部の外周面に長溝が形成されている、
接続部材。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記ガイド管の外周には、前記ガイド管の長手方向中央部に前記切削ロッドの外径より小さい固定管が固定され、前記固定管の両側にある前記ガイド管に前記ガイド部が外挿されている、
請求項1に記載の接続部材。
【請求項3】
前記ガイド部と前記ガイド管との間にはベアリングが配置されている、
請求項1または請求項2に記載の接続部材。
【請求項4】
前記ガイド部と前記ガイド管との隙間には、前記ベアリングへの異物の進入を阻止するシール部材が配置されている、
請求項3に記載の接続部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、切削ロッドに接続される接続部材に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
切削対象に切削孔を形成する場合、複数本の切削ロッドを継ぎ足し、切削ロッドの先端に取り付けたコアビットを用いて切削を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-176630号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のコアビットには、真直ぐな孔穿けが精度よく行われるように、孔内壁に接触するガイドがチューブ(切削ロッドとも呼ぶ)に取り付けられている。
しかし、切削中は、チューブと共にガイドが回転するため、ガイドの外周面が孔壁に摺動し、振動が発生する課題がある。
【0005】
本開示は上記事実を考慮し、切削時の振動の発生を抑制し真っすぐな切削が可能な接続部材の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る接続部材は、切削ロッドより小径で両端部に前記切削ロッドが締結されるねじ部が形成された接続管が固定されたガイド管と、前記ガイド管に回転可能に外挿され、外径が、切削先端側の前記切削ロッドの端部に設けられた切削ビットの外径より小さく、前記切削ロッドの外径より大きいガイド部と、を備え、前記ガイド部の外周面に長溝が形成されている。
【0007】
第1の態様に係る接続部材は、接続管の両端部に形成されたねじ部を用いて切削ロッドを締結することができる。したがって、複数本の切削ロッドを連結して切削をする場合、長手方向中間部分の切削ロッドと切削ロッドとの間に接続部材を連結することができる。
【0008】
ところで、切削ロッドを継ぎ足してロッド長が長くなると、継ぎ足した切削ロッドが曲がって回転中に振れてしまい、切削ロッドの外周面が切削孔の内周面に擦れる場合がある。
【0009】
しかしながら、複数本継ぎ足した切削ロッドの中間部に第1の態様に係る接続部材を配置すると、切削ロッドよりも大径に形成されたガイド部が切削孔の孔壁に接触するので、継ぎ足した切削ロッドの曲げ変形による回転中の振れが抑制され、切削ロッドの外周面が切削孔の孔壁に接触することを抑制できる。
【0010】
また、ガイド部は、ガイド管に回転可能に外挿されているので、孔壁に接触したガイド部の回転を抑制しつつ、ガイド管をスムーズに回転させることができる。このため、ロスなく回転力を切削ビットに伝えることができる。切削中においては、ガイド部が孔壁に擦れることが抑制されるので、切削ロッドの振動の発生を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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