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公開番号2023079042
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192445
出願日2021-11-26
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G03B 11/00 20210101AFI20230531BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 大型化することなく、複数の光学フィルタを備える撮像装置を提供する。
【解決手段】 少なくとも1つの光学フィルタを含む第一光学フィルタと、第一光学フィルタを保持する第一の保持枠と、少なくとも1つの光学フィルタを含む第二光学フィルタと、第二光学フィルタを保持する第二の保持枠と、第一の保持枠及び第二の保持枠を移動可能に支持する第一のガイドバーおよび第二のガイドバーと、を備え、第一の保持枠は、第一のガイドバーと係合する第一係合部と、第二のガイドバーと係合する第二係合部と、を有し、第二の保持枠は、第一のガイドバーと係合する第三係合部と、第二のガイドバーと係合する第四係合部と、を有し、第一のガイドバーは、第一の保持枠の第一係合部および第二の保持枠の第三係合部によって挟持され、第二のガイドバーは、第一の保持枠の第二係合部および第二の保持枠の第四係合部によって挟持される。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1つの光学フィルタを含む第一光学フィルタと、
前記第一光学フィルタを保持する第一の保持枠と、
少なくとも1つの光学フィルタを含む第二光学フィルタと、
前記第二光学フィルタを保持する第二の保持枠と、
前記第一の保持枠及び前記第二の保持枠を移動可能に支持する第一のガイドバーおよび第二のガイドバーと、を備え、
前記第一の保持枠は、前記第一のガイドバーと係合する第一係合部と、前記第二のガイドバーと係合する第二係合部と、を有し、
前記第二の保持枠は、前記第一のガイドバーと係合する第三係合部と、前記第二のガイドバーと係合する第四係合部と、を有し、
前記第一のガイドバーは、前記第一の保持枠の第一係合部および前記第二の保持枠の第三係合部によって挟持され、前記第二のガイドバーは、前記第一の保持枠の第二係合部および前記第二の保持枠の第四係合部によって挟持されることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記第一光学フィルタは、複数の光学フィルタを含み、前記複数の光学フィルタは互いに同一平面上に配置され、
前記第二光学フィルタは、複数の光学フィルタを含み、前記複数の光学フィルタは互いに同一平面上に配置され、
前記第一光学フィルタは前記第二光学フィルタよりもレンズ側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第一の保持枠と前記第二の保持枠は互いに接しないことを特徴とする、請求項1または請求項2記載の撮像装置。
【請求項4】
前記第一の保持枠の第一係合部の前記第一ガイドバーと接触する部分は、前記第二の保持枠の第三係合部の前記第一ガイドバーの接触部分よりも広いことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第二の保持枠の第四係合部の前記第二ガイドバーと接触する部分は、前記第一の保持枠の第二係合部の前記第二ガイドバーの接触部分よりも広いことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記第一のガイドバーおよび前記第二のガイドバーが第一の筐体及び第二の筐体に挟持されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記第一の保持枠の第二係合部は第一当接部を有し、前記第一の筐体は第一当接部と対向する位置に規制部を有することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記第二の保持枠の第四係合部は第二当接部を有し、前記第二の筐体は第二当接部と対向する位置に規制部を有することを特徴とする請求項6または7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記第一の保持枠を移動させる第一モータと、前記第二の保持枠を移動させる第二モータと、を有し、
前記第一のモータおよび前記第二のモータは前記第二の筐体に保持され、撮像素子を有する基板は光軸直交方向において前記第一モータおよび第二モータの間に配置されることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載の撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関し、特に光学フィルタを用途に応じて切り替える機構を搭載した装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
屋内・屋外など様々な撮影状況での使用が想定される監視カメラでは、複数の用途の異なる光学フィルタを挿抜することで、適切な撮影を可能にするものが多い。例えば、昼間など周囲が明るい状況では赤外領域の光を遮断するフィルタを挿入して良好な画像を取得する。太陽光が強く照らす状況などにおいてはさらに入射光量を減らすために減光フィルタを挿入する場合がある。また、遠方を撮影する場合では、近赤外域の特定の波長のみを透過するフィルタを用いて、鮮明度の高い画像を取得する場合がある。
【0003】
このように監視カメラでは状況に応じて複数の光学フィルタを使い分けることがあるが、それらのフィルタは複数枚を同時に挿入する状況も発生する。
【0004】
一方、光学性能と小型化を両立するためにレンズカメラボディの取り付け面から撮像素子の距離であるフランジバックを短くすることが有効である。フランジバックを短くすることで、レンズと撮像素子の間で挿抜される光学フィルタ切替機構を配置できる空間も狭くなる。
【0005】
そこで、特許文献1では、光学フィルタを保持する保持枠を案内する一対のシャフトと他の光学フィルタを保持する保持枠を案内する一対のシャフトとの光軸からの距離を異ならせることで、光軸方向の薄型化を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6794600号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術では、複数のシャフトを配置しているために大型化してしまうという問題がある。
【0008】
そこで、本発明の目的は、上記の問題を解決し、大型化することなく、複数の光学フィルタを備える撮像装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、少なくとも1つの光学フィルタを含む第一光学フィルタと、前記第一光学フィルタを保持する第一の保持枠と、少なくとも1つの光学フィルタを含む第二光学フィルタと、前記第二光学フィルタを保持する第二の保持枠と、前記第一の保持枠及び前記第二の保持枠を移動可能に支持する第一のガイドバーおよび第二のガイドバーと、を備え、前記第一の保持枠は、前記第一のガイドバーと係合する第一係合部と、前記第二のガイドバーと係合する第二係合部と、を有し、前記第二の保持枠は、前記第一のガイドバーと係合する第三係合部と、前記第二のガイドバーと係合する第四係合部と、を有し、前記第一のガイドバーは、前記第一の保持枠の第一係合部および前記第二の保持枠の第三係合部によって挟持され、前記第二のガイドバーは、前記第一の保持枠の第二係合部および前記第二の保持枠の第四係合部によって挟持されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、大型化することなく、複数の光学フィルタを備える撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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