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公開番号2024058597
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2023155615
出願日2023-09-21
発明の名称トナーカートリッジ及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類G03G 15/08 20060101AFI20240418BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】従来の構成をさらに発展させる。
【解決手段】トナーカートリッジは、トナー収容室と、トナー排出室と、連通路と、前記トナー排出室に設けられる排出口と、外部から駆動力を受けるカップリングと、前記カップリングの軸線方向にトナーを搬送する搬送部材と、前記トナー排出室内に設けられ、前記カップリングからの駆動力により回転軸線を中心に回転することで、前記排出口を介してトナーを排出する第1シート及び第2シートと、を備える。前記第1シートは、前記回転軸線を中心に1回転する際に、前記トナー排出室の内壁に接触することで撓んだ後に撓みが解放されるように構成され、前記第2シートは、前記第1シートに対して変位可能かつ接触可能に構成される。
【選択図】図37
特許請求の範囲【請求項1】
外部にトナーを供給するトナーカートリッジにおいて、
トナーを収容するトナー収容室と、
前記トナー収容室よりも容積が小さいトナー排出室と、
前記トナー収容室と前記トナー排出室とを連通する連通路と、
前記トナー排出室に設けられ、前記トナー排出室から前記トナーカートリッジの外部にトナーを排出可能な排出口と、
外部から駆動力を受けるカップリングと、
前記トナー収容室から前記連通路を介して前記トナー排出室へ、前記カップリングの軸線方向にトナーを搬送する搬送部材と、
前記トナー排出室内に設けられ、前記カップリングからの駆動力により回転軸線を中心に回転することで、前記排出口を介してトナーを前記トナーカートリッジの外部に排出する第1シート及び第2シートと、を備え、
前記排出口を下方に向けた前記トナーカートリッジの姿勢において前記軸線方向に沿って見たとき、水平方向において、前記回転軸線は、前記排出口よりも前記トナーカートリッジの中央部に近く、
前記第1シートは、前記回転軸線を中心に1回転する際に、前記トナー排出室の内壁に接触することで撓んだ後に撓みが解放されるように構成され、
前記第2シートは、前記第1シートに対して変位可能かつ接触可能に構成される、
トナーカートリッジ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記軸線方向に直交する断面において、前記連通路内の空間の最小の断面積は、前記トナー排出室内の空間の最大の断面積の半分よりも小さい、
請求項1に記載のトナーカートリッジ。
【請求項3】
前記第1シート及び前記第2シートは、前記搬送部材に取り付けられている、
請求項1に記載のトナーカートリッジ。
【請求項4】
前記第1シートは、前記トナー排出室の前記内壁に接触することで撓んだ後に前記内壁から離間することによって撓みが解放されるように構成されている、
請求項1に記載のトナーカートリッジ。
【請求項5】
前記内壁は、前記第1シート及び前記第2シートに接触可能な接触面と、前記軸線方向に見て、前記接触面に連続し、前記回転軸線から離れる方向に延びる離間面と、を有し、
前記第1シート及び前記第2シートは、前記接触面と前記離間面との境界部分から離間することで撓みを解放する、
請求項1に記載のトナーカートリッジ。
【請求項6】
前記境界部分は、前記排出口を下方に向けた前記トナーカートリッジの姿勢において前記軸線方向に沿って見たとき、鉛直方向において前記搬送部材と少なくとも一部がオーバーラップする位置に配置される、
請求項5に記載のトナーカートリッジ。
【請求項7】
前記境界部分は、前記排出口を下方に向けた前記トナーカートリッジの姿勢において前記軸線方向に沿って見たとき、鉛直方向において前記回転軸線と実質的に同じ高さに位置する、
請求項5に記載のトナーカートリッジ。
【請求項8】
前記境界部分は、前記排出口を下方に向けた前記トナーカートリッジの姿勢において前記軸線方向に沿って見たとき、前記水平方向において前記回転軸線に対して前記排出口と同じ側に位置する、
請求項5に記載のトナーカートリッジ。
【請求項9】
前記境界部分は、前記排出口を下方に向けた前記トナーカートリッジの姿勢において前記軸線方向に沿って見たとき、前記水平方向において前記排出口にオーバーラップする位置に配置される、
請求項8に記載のトナーカートリッジ。
【請求項10】
前記第1シート及び前記第2シートは、共に前記接触面に接触している際に、互いに接触可能である、
請求項5に記載のトナーカートリッジ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録媒体に画像を形成するために用いられる画像形成装置と、画像形成装置に用いられるトナーカートリッジに関するものである。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、電子写真方式による画像形成装置では、画像形成に伴って消費されるトナー(現像剤)を補給するために、トナーを収容したトナーカートリッジを、画像形成装置本体に着脱可能に設ける構成が知られている。
【0003】
従来、トナーカートリッジにポンプを配置しポンプを用いてトナーカートリッジから画像形成装置本体へトナーを補給する方法が提案されている(特許文献1参照)。また、トナーを搬送するスクリューにシートを取り付け、該シートによって補助的にトナーを排出口から排出するトナーカートリッジが提案されている。
【0004】
更に、トナー収容容器内のトナーを撹拌するトナー撹拌部材と、トナー収容容器内のトナーを、トナー排出口を介して外部に排出するトナー搬送部材と、を備えたトナーカートリッジが提案されている(特許文献2参照)。トナー搬送部材は、トナー排出口に臨む位置に配置された矩形状の排出羽根を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-185407号公報
特開2011-53558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は従来の構成をさらに発展させたものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、外部にトナーを供給するトナーカートリッジにおいて、トナーを収容するトナー収容室と、前記トナー収容室よりも容積が小さいトナー排出室と、前記トナー収容室と前記トナー排出室とを連通する連通路と、前記トナー排出室に設けられ、前記トナー排出室から前記トナーカートリッジの外部にトナーを排出可能な排出口と、外部から駆動力を受けるカップリングと、前記トナー収容室から前記連通路を介して前記トナー排出室へ、前記カップリングの軸線方向にトナーを搬送する搬送部材と、前記トナー排出室内に設けられ、前記カップリングからの駆動力により回転軸線を中心に回転することで、前記排出口を介してトナーを前記トナーカートリッジの外部に排出する第1シート及び第2シートと、を備え、前記排出口を下方に向けた前記トナーカートリッジの姿勢において前記軸線方向に沿って見たとき、水平方向において、前記回転軸線は、前記排出口よりも前記トナーカートリッジの中央部に近く、前記第1シートは、前記回転軸線を中心に1回転する際に、前記トナー排出室の内壁に接触することで撓んだ後に撓みが解放されるように構成され、前記第2シートは、前記第1シートに対して変位可能かつ接触可能に構成される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、従来技術を発展させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施の形態に係る画像形成装置を示す概略断面図。
画像形成装置に搭載されたトナー搬送装置を示す概要構成図。
プロセスカートリッジを示す断面図。
プロセスカートリッジの前方からの全体斜視図。
(a)はプロセスカートリッジの後方からの全体斜視図、(b)はプロセスカートリッジの後方からの他の全体斜視図。
(a)はトナーカートリッジを示す斜視図、(b)はトナーカートリッジを示す正面図。
補給枠体の蓋部分を取り外した状態のトナーカートリッジを示す平面図。
(a)は図7の8A-8A断面を示す断面図、(b)は図7の8B-8B断面を示す断面図。
図8(b)の拡大図。
(a)は補給枠体の蓋部分及びスクリューケースを取り外した状態のトナーカートリッジを示す平面図、(b)はスクリュー及び排出シートを示す斜視図。
サイドカバーを取り外した状態のトナーカートリッジを示す分解斜視図。
(a)は補給枠体の容器部分を示す斜視図、(b)は容器部分による駆動列の支持構成を示す斜視図。
(a)はサイドカバーを示す斜視図、(b)はサイドカバーを示す他の斜視図。
(a)は撹拌ギアを示す斜視図、(b)は撹拌ギアを示す他の斜視図。
アイドラギアを示す斜視図。
(a)はスクリューギアを示す斜視図、(b)はスクリューギアを示す他の斜視図。
蓋部分が取り外された状態のトナーカートリッジを示す斜視図。
(a)は撹拌ユニットを示す斜視図、(b)は撹拌軸を示す正面図、(c)は撹拌シートを示す正面図。
スクリューユニットを示す拡大斜視図。
(a)はスクリューケースの第1ケースを示す斜視図、(b)はスクリューケースの第2ケースを示す斜視図、(c)はスクリュー及び排出シートを示す分解斜視図。
(a)はスクリューユニットの分解斜視図、(b)は組み付け後のスクリューユニットを示す斜視図。
(a)はスクリューユニットを補給枠体に組み付ける様子を示す斜視図、(b)はスクリューユニットを補給枠体に組み付ける様子を示す断面図。
スクリューユニットが補給枠体に組付けられた様子を示す断面図。
(a)はスクリューケースが補給枠体の容器部分に接着された様子を示す斜視図、(b)はスクリューケースの底面側を示す斜視図。
撹拌ユニットが容器部分に装着される様子を示す斜視図。
(a)は駆動列の各ギア及び容器部分を示す分解斜視図、(b)は組付けられた駆動列を示す正面図。
(a)はスクリューギアがスクリューユニットのギア装着部に装着された様子を示す斜視図、(b)はスクリューギアを示す斜視図、(c)はスクリューのギア装着部を示す斜視図。
(a)は撹拌ギアが撹拌ユニットのギア装着部に装着された様子を示す斜視図、(b)は撹拌ギアを示す斜視図、(c)は撹拌軸のギア装着部を示す斜視図。
(a)は補給枠体を示す分解斜視図、(b)は容器部分と蓋部分との位置決め構成を示す拡大図。
図26(b)の30A-30A断面を示す断面図。
図26(b)の31A-31A断面を示す断面図。
図26(b)の32A-32A断面を示す断面図。
トナー搬送装置及びトナーカートリッジを示す側面図。
図33の34A-34A断面を示す一部拡大図。
スクリューユニット140を示す断面図である。
(a)は図35の36A-36A断面を示す断面図、(b)は図35の36B-36B断面を示す断面図。
(a)(b)は排出シートの動作を説明するための断面図。
ジャンプ台の配置を説明するための断面図。
トナーカートリッジを示す側面図。
(a)はトナーカートリッジを示す側面図、(b)は図40(a)の40B-40B断面を示す断面図。
第2の実施の形態に係るトナーカートリッジを示す断面図。
(a)はスクリューユニットを示す斜視図、(b)はスクリューユニットを示す他の斜視図。
(a)はスクリューユニットを示す分解斜視図、(b)は排出シートを示す斜視図。
(a)(b)は、排出シートの動作を説明するための断面図。
(a)(b)は、排出シートの動作を説明するための断面図。
(a)は自然状態の排出シートを示す断面図、(b)はジャンプ台を通過した直後の排出シートを示す断面図。
(a)は比較例としての排出シートを示す断面図、(b)はジャンプ台を通過した直後の排出シートを示す断面図。
ジャンプ台の配置を説明するための断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1の実施の形態>
以下に図面を参照して第1の実施形態について説明する。ただし、実施形態に記載されている構成部品の寸法や材質や形状やそれらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件などにより適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施形態に限定する趣旨ではない。
(【0011】以降は省略されています)

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