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公開番号2024058152
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165309
出願日2022-10-14
発明の名称情報処理装置および情報処理装置の制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06F 9/4401 20180101AFI20240418BHJP(計算;計数)
要約【課題】 USBデバイスを起動処理に用いるか否かに関わらず必ず初期化処理が行われてしまう。それによって、USBデバイスを起動処理に用いないにもかかわらず、起動時間が延びてしまうおそれがあった。
【解決手段】 内部に不揮発性の第1記憶装置を接続可能であり、外部から第2記憶装置を接続可能な情報処理装置であって、起動プログラムを実行する制御手段を有し、制御手段は、第2記憶装置が接続され且つ第2記憶装置に記憶された起動プログラムを実行する場合には、第2記憶装置の初期化処理を実行した後で、第2記憶装置に記憶された起動プログラムを実行し、第2記憶装置と第1記憶装置が接続され且つ第1記憶装置に記憶された起動プログラムを実行する場合には、第2記憶装置の初期化処理を実行しないで、第1記憶装置に記憶された起動プログラムを実行することを特徴とする。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
内部に不揮発性の第1記憶装置を接続可能であり、外部から第2記憶装置を接続可能な情報処理装置であって、
起動プログラムを実行する制御手段を有し、
前記制御手段は、
前記第2記憶装置が接続され且つ前記第2記憶装置に記憶された起動プログラムを実行する場合には、前記第2記憶装置の初期化処理を実行した後で、前記第2記憶装置に記憶された前記起動プログラムを実行し、
前記第2記憶装置と前記第1記憶装置が接続され且つ前記第1記憶装置に記憶された前記起動プログラムを実行する場合には、前記第2記憶装置の初期化処理を実行しないで、前記第1記憶装置に記憶された前記起動プログラムを実行する
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記起動プログラムの読み出し先の情報を保持する保持手段を有し、
前記制御手段は、前記情報に基づいて、前記第1記憶装置または前記第2記憶装置に記憶された前記起動プログラムを実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記第2記憶装置と前記第1記憶装置が接続されており且つ前記第1記憶装置に前記起動プログラムが記憶されていない場合には、前記第2記憶装置の初期化処理を実行した後で、前記第2記憶装置に記憶された前記起動プログラムを実行する。
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記第2記憶装置が接続されず且つ前記第1記憶装置が接続されていない場合には、前記第2記憶装置の初期化処理を実行した後で、前記第2記憶装置に記憶された起動プログラムを実行する。ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記第2記憶装置に記憶された前記起動プログラムを実行し且つ前記第1記憶装置が接続されている場合、前記第2記憶装置に記憶された前記起動プログラムを前記第1記憶装置に記憶させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御手段は、すべての記憶装置に前記起動プログラムが記憶されていない場合、エラーを通知させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記起動プログラムは、少なくともLoaderを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記起動プログラムは、KernelとFirmwareを含むことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第1記憶装置は、不揮発性のハードディスクドライブであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記第1記憶装置は。不揮発性の半導体記憶装置であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置および情報処理装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置は、本体に内蔵されたストレージに保存されたプログラムを実行することで起動する。一方、USBメモリなどの外付けストレージに保存されたプログラムを選択して起動する構成も知られている。例えば、特許文献1は、外部ストレージが接続済みかつ入力部からの指示があった場合にのみ、外部ストレージのプログラムを読み出して起動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009―70036号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
外付けストレージは、外付けストレージ用のインターフェースを初期化することでUSBインターフェースによって接続を確認される。USBインターフェースが接続を確認すると、外付けストレージからプログラムを読み出すことが出来るようになる。
【0005】
USBメモリの場合は、USBインターフェースの初期化を行う必要があるが、この処理は一般的に時間がかかることが知られている。
【0006】
例えば特許文献1の構成では、外部ストレージが接続しているか否かを確認する際に、USBが接続される場合には、USBデバイスを起動処理に用いるか否かに関わらず必ず初期化処理が行われてしまう。それによって、USBデバイスを起動処理に用いないにもかかわらず、起動時間が延びてしまうおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、内部に不揮発性の第1記憶装置を接続可能であり、外部から第2記憶装置を接続可能な情報処理装置であって、起動プログラムを実行する制御手段を有し、前記制御手段は、前記第2記憶装置が接続され且つ前記第2記憶装置に記憶された起動プログラムを実行する場合には、前記第2記憶装置の初期化処理を実行した後で、前記第2記憶装置に記憶された前記起動プログラムを実行し、前記第2記憶装置と前記第1記憶装置が接続され且つ前記第1記憶装置に記憶された前記起動プログラムを実行する場合には、前記第2記憶装置の初期化処理を実行しないで、前記第1記憶装置に記憶された前記起動プログラムを実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、USBデバイスを起動処理に用いない場合には、USBデバイスが接続されていても起動時間を短くすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置のハード構成を示すブロック図
起動対象デバイスと各々が内蔵デバイスか否かを示す表
起動処理の概要を示すフローチャート
BIOSの起動処理を示すフローチャート
起動対象デバイスを選択する処理のフローチャート
Kernelの起動処理を示すフローチャート
起動デバイスに保存されたソフトウェアの構成を示すブロック図
Firmwareの起動処理におけるHDDへのソフトウェアの記憶処理を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
添付図面を参照して本発明の各実施例を詳しく説明する。なお、以下の実施例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また各実施例で説明されている特徴の組み合わせのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。本実施形態では、情報処理装置の一例として画像形成装置を用いて説明するがこれに限らない。
(【0011】以降は省略されています)

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