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公開番号2024058537
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2023004707
出願日2023-01-16
発明の名称撮像装置、制御方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 5/92 20060101AFI20240418BHJP(電気通信技術)
要約【課題】変更が不要な医療情報を再設定する手間が生じる可能性を低減しつつ、撮像画像に対して変更が必要な医療情報が誤って関連付けられる可能性を低減することを可能にする技術を提供する。
【解決手段】撮像部と、第1及び第2の医療情報を取得する取得手段と、前記取得された第1及び第2の医療情報を、関連付けに用いる医療情報として設定する設定手段と、前記撮像部により撮影された画像に対して、前記設定された第1及び第2の医療情報を関連付ける関連付け手段と、第1の条件が満たされたことに応じて、前記第2の医療情報の前記設定を解除することなく前記第1の医療情報の前記設定を解除するように制御し、前記第1の条件と異なる第2の条件が満たされたことに応じて、前記第2の医療情報の前記設定を解除するように制御する第1の制御手段と、を備えることを特徴とする撮像装置を提供する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
撮像部と、
第1及び第2の医療情報を取得する取得手段と、
前記取得された第1及び第2の医療情報を、関連付けに用いる医療情報として設定する設定手段と、
前記撮像部により撮影された画像に対して、前記設定された第1及び第2の医療情報を関連付ける関連付け手段と、
第1の条件が満たされたことに応じて、前記第2の医療情報の前記設定を解除することなく前記第1の医療情報の前記設定を解除するように制御し、前記第1の条件と異なる第2の条件が満たされたことに応じて、前記第2の医療情報の前記設定を解除するように制御する第1の制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1の制御手段は、前記第2の条件が満たされたことに応じて、前記第1及び第2の医療情報の前記設定を解除するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第1の制御手段は、前記第2の条件が満たされたことに応じて、前記第1の医療情報の前記設定を解除することなく前記第2の医療情報の前記設定を解除するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記第1の医療情報は、撮影対象患者に関する情報、及び撮影対象部位に関する情報の少なくとも一方を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第2の医療情報は、撮影者に関する情報を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記第1の条件は、前記撮像装置の電源OFFが指示された場合、及び、前記撮像装置の動作モードが、前記設定された第1及び第2の医療情報の前記関連付けが行われる第1のモードから、当該関連付けが行われない第2のモードに変更された場合のうちの少なくとも1つの場合に満たされる
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記第2の条件は、所定のユーザ操作が行われた場合、及び、所定の時間的条件が満たされた場合のうちの少なくとも1つの場合に満たされる
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記撮像部による前記撮影のための撮影待機画面を表示部に表示する場合に、前記撮影待機画面に前記設定された第1及び第2の医療情報が表示されるように制御する第2の制御手段を更に備える
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記第2の制御手段は、前記撮影待機画面にライブビュー画像が表示され、前記設定された第1及び第2の医療情報が前記ライブビュー画像に重畳して表示されるように制御する
ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記取得手段は、外部システムから通信により前記第1及び第2の医療情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
医療現場で撮影された画像に対して医療情報(例えば、撮影者情報及び患者情報など)を関連付けて記録する技術が知られている。例えば、特許文献1は、取得した患者情報を撮影画像に関連付ける撮像装置を開示している。特許文献1の撮像装置は、撮影画像に対して誤った患者情報を関連付けることを防止するために、取得した患者情報(関連付けに用いられる患者情報)をライブビュー画像に重ねて表示することで、ユーザが患者情報を事前に確認できるようにしている。また、特許文献1によれば、ユーザは、取得した患者情報(関連付けに用いられる患者情報)を撮像装置の電源切断時に自動消去するか保持するかを設定することができる。撮像装置の電源切断時に患者情報が自動消去される場合、撮像装置の電源投入後に撮影された画像に対して誤って古い患者情報を関連付けることが防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-145984号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
撮像装置の電源切断のような特定の条件が満たされたことに応じて、関連付けに用いられる医療情報の全体が消去される場合、変更が必要な医療情報(次の撮影画像には関連付けられるべきでない医療情報)だけではなく、変更が不要な医療情報(次の撮影画像にも関連付けられるべき医療情報)も消去される可能性がある。変更が不要な医療情報が消去された場合、ユーザにとって、同じ医療情報を再設定する手間が生じる。しかしながら、引用文献1には、関連付けに用いられる医療情報を部分的に消去することは開示されておらず、ユーザは、消去又は保持のどちらかを選択することしかできない。そのため、特許文献1の技術では、医療情報を消去する際に、変更が不要な医療情報を再設定する手間が生じる可能性を低減することができない。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものである。本発明は、変更が不要な医療情報を再設定する手間が生じる可能性を低減しつつ、撮像画像に対して変更が必要な医療情報が誤って関連付けられる可能性を低減することを可能にする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、撮像部と、第1及び第2の医療情報を取得する取得手段と、前記取得された第1及び第2の医療情報を、関連付けに用いる医療情報として設定する設定手段と、前記撮像部により撮影された画像に対して、前記設定された第1及び第2の医療情報を関連付ける関連付け手段と、第1の条件が満たされたことに応じて、前記第2の医療情報の前記設定を解除することなく前記第1の医療情報の前記設定を解除するように制御し、前記第1の条件と異なる第2の条件が満たされたことに応じて、前記第2の医療情報の前記設定を解除するように制御する第1の制御手段と、を備えることを特徴とする撮像装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、変更が不要な医療情報を再設定する手間が生じる可能性を低減しつつ、撮像画像に対して変更が必要な医療情報が誤って関連付けられる可能性を低減することが可能となる。
【0008】
なお、本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面及び以下の発明を実施するための形態における記載によって更に明らかになるものである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
撮像装置100の構成を示すブロック図。
撮像装置100が参加する病院内のネットワークシステムの構成を示す図。
撮像装置100が実行する処理のフローチャート。
図3のS305における医療情報設定処理の詳細を示すフローチャート。
撮影待機画面の表示例を示す図。
図3のS309における撮影処理の詳細を示すフローチャート。
図3のS307における撮像画像送信処理の詳細を示すフローチャート。
(a)第2の医療情報の設定を解除することなく第1の医療情報の設定を解除する処理のフローチャート、(b)第1及び第2の医療情報の設定を解除する処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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