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公開番号2024060464
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-02
出願番号2022167846
出願日2022-10-19
発明の名称画像形成システム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類B41J 29/393 20060101AFI20240424BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】第1モードを実行して欠陥の検査結果となったシートが発生しても、作業工程を短縮化すること。
【解決手段】画像形成システムの制御部は、第2給送部から検査部にシートを給送して検査を行う第1モードと、第1給送部から画像形成部にシートを給送して画像を形成し、検査部に画像を形成したシートを搬送して検査を行う第2モードと、を実行可能であり、第1モードにおいて、検査部がシートの画像の欠陥を検出した場合に(S26のNO)、画像の欠陥が検出されたシートに対応する画像を、画像形成部により第1給送部から給送されるシートに形成する処理(S33)を実行する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
シートを給送する第1給送部と、
前記第1給送部から給送されたシートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部から搬送されたシートの画像を検査する検査部と、
前記画像形成部を介さずに前記検査部にシートを給送する第2給送部と、
前記検査部を通過したシートが排出される第1排出部と、
前記第1排出部と異なる位置に配置され、前記検査部を通過したシートが排出される第2排出部と、
前記検査部により画像の欠陥が検出されなかったシートを前記第1排出部に排出させ、前記検査部により画像の欠陥が検出されたシートを前記第2排出部に排出させる制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第2給送部から前記検査部にシートを給送して検査を行う第1モードと、前記第1給送部から前記画像形成部にシートを給送して画像を形成し、前記検査部に画像を形成したシートを搬送して検査を行う第2モードと、を実行可能であり、
前記第1モードにおいて、前記検査部がシートの画像の欠陥を検出した場合に、画像の欠陥が検出されたシートに対応する画像を、前記画像形成部により前記第1給送部から給送されるシートに形成する処理を実行する、
ことを特徴とする画像形成システム。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記第1モードにおいて、前記検査部がシートの画像の欠陥を検出した場合に、画像の欠陥が検出されたシートに対応する画像を、前記画像形成部により前記第1給送部から給送されるシートに形成する処理を実行し、その画像を形成したシートを、前記第2給送部から前記検査部に給送したシートのページ順となるように前記第1排出部に排出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記制御部は、
前記第1モードにおいて、前記検査部がシートの画像の欠陥を検出した場合に、前記第1モードを中断して前記処理を実行し、前記処理において画像形成されたシートについて前記検査部が画像の欠陥を検出しない場合には、前記処理を終了して、前記第1モードを再開する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記制御部は、
前記処理において画像形成されたシートについて前記検査部が画像の欠陥を検出した場合には、前記処理を終了して、かつ前記第1モードも終了する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記制御部は、
前記第1モードにおいて、前記検査部がシートの画像の欠陥を検出した場合に、前記処理の実行可否を判断し、前記処理の実行が不能であると判断された場合は、前記第1モードを終了し、前記処理の実行が可能であると判断された場合は、前記第1モードを中断して前記処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記検査部は、シートの画像を読み取り、読み取った画像に基づきシートにおける画像の欠陥を検査する、
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートの欠陥を検査する検査部を備えた画像形成システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えばプリンタ等の画像形成装置を備えた画像形成システムにおいて、画像形成装置で画像が形成されたシートの画像を読取って、画像抜け、ページ抜け、色ずれ、汚れ等の欠陥を検査する検査部を備えたものがある(特許文献1参照)。この特許文献1のものは、欠陥が検出された場合に、自動で再印刷(リカバリ印刷)するように構成されている。なお、このように画像形成を行いつつ検査を行うことをインライン検品という。
【0003】
ところで、上記のような検査を行う検査部を備えると、コストが高くなるという問題がある。そのため、複数の画像形成システム(複数の印刷ライン)を備える設備にあっては、検査部を備えた画像形成システムと、検査部を備えていない画像形成システムとを配設することがある。このような場合に備え、検査部を備えた画像形成システムにおいて、検査部と画像形成装置との間から、画像形成済のシートを検査部に給送して検査を行うことも提案されている(特許文献2参照)。なお、このように画像形成を行わずに検査を行うことをオフライン検品という。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-297739号公報
特開2020-189699号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記のようなオフライン検品では、画像形成装置を用いずに検査だけを行っている。そのため、オフライン検品で欠陥が検出された場合に、ユーザにより欠陥が検出されたシートの再印刷を行って、さらに、オフライン検品を再度やり直すという作業工程となり、作業工程の短縮化が求められていた。
【0006】
そこで本発明は、検査部によりシートの画像の欠陥が検出された場合の作業工程を短縮化することが可能な画像形成システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、シートを給送する第1給送部と、前記第1給送部から給送されたシートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部から搬送されたシートの画像を検査する検査部と、前記画像形成部を介さずに前記検査部にシートを給送する第2給送部と、前記検査部を通過したシートが排出される第1排出部と、前記第1排出部と異なる位置に配置され、前記検査部を通過したシートが排出される第2排出部と、前記検査部により画像の欠陥が検出されなかったシートを前記第1排出部に排出させ、前記検査部により画像の欠陥が検出されたシートを前記第2排出部に排出させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記第2給送部から前記検査部にシートを給送して検査を行う第1モードと、前記第1給送部から前記画像形成部にシートを給送して画像を形成し、前記検査部に画像を形成したシートを搬送して検査を行う第2モードと、を実行可能であり、前記第1モードにおいて、前記検査部がシートの画像の欠陥を検出した場合に、画像の欠陥が検出されたシートに対応する画像を、前記画像形成部により前記第1給送部から給送されるシートに形成する処理を実行する、ことを特徴とする画像形成システムである。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、検査部によりシートの画像の欠陥が検出された場合の作業工程を短縮化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に係る画像形成システム及び外部機器の接続環境を示す模式図である。
本実施の形態に係る画像形成システム及び外部機器の制御系を示すブロック図である。
本実施の形態に係る画像形成システムを示す模式断面図である。
本実施の形態に係るインライン検品における画像形成装置の制御を示すフローチャートである。
本実施の形態に係るインライン検品における検品装置の制御を示すフローチャートである。
インライン検品において欠陥のシートを検出したときの画像形成システムを示す模式断面図である。
インライン検品においてリカバリ処理を行うときの画像形成システムを示す模式断面図である。
インライン検品においてリカバリ処理が終了したときの画像形成システムを示す模式断面図である。
本実施の形態に係るオフライン検品における検品装置の制御を示すフローチャートである。
本実施の形態に係るオフライン検品におけるインサータの制御を示すフローチャートである。
本実施の形態に係るオフライン検品における画像形成装置の制御を示すフローチャートである。
オフライン検品において欠陥のシートを検出したときの画像形成システムを示す模式断面図である。
オフライン検品においてリカバリ処理を行うときの画像形成システムを示す模式断面図である。
オフライン検品においてリカバリ処理が終了したときの画像形成システムを示す模式断面図である。
本実施の形態に係るオフライン検品におけるリカバリ可否判定の制御を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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