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公開番号2024060228
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-02
出願番号2022167466
出願日2022-10-19
発明の名称光学系及びそれを備える撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G02B 13/04 20060101AFI20240424BHJP(光学)
要約【課題】 広画角かつ小型の光学系及びそれを備える撮像装置を提供すること。
【解決手段】 光学系100は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の前群G1と、開口絞りSTOと、正の屈折力の後群G2とで構成され、前群G1は、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズL1と、負の屈折力の第2レンズL2と、第3レンズL3と、正の屈折力の第4レンズL4とを有し、後群G2は、接合レンズLCと、最も像側に配置された正レンズLLとを有し、前記第2レンズ及び前記第3レンズの合成焦点距離をf23、前記第2レンズと前記第3レンズとの間の空気レンズの焦点距離をfa1とするとき、2.4≦f23/fa1≦16.0なる条件式を満足する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の前群と、開口絞りと、正の屈折力の後群とで構成され、
前記前群は、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズと、負の屈折力の第2レンズと、第3レンズと、正の屈折力の第4レンズとを有し、
前記後群は、接合レンズと、最も像側に配置された正レンズとを有し、
前記第2レンズ及び前記第3レンズの合成焦点距離をf23、前記第2レンズと前記第3レンズとの間の空気レンズの焦点距離をfa1とするとき、
2.4≦f23/fa1≦16.0
なる条件式を満足することを特徴とする光学系。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記第2レンズの物体側面は、非球面であることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記非球面は、光軸を含む断面において変曲点を有することを特徴とする請求項2に記載の光学系。
【請求項4】
前記非球面の光軸を含む断面における径方向での位置に対する曲率を表すグラフは、第1極値及び第2極値を有することを特徴とする請求項2に記載の光学系。
【請求項5】
前記非球面において、光軸から前記第1極値及び前記第2極値の夫々に対応する位置までの規格化距離をE1及びE2とするとき、
0.02≦E1≦0.40
0.60≦E2≦0.98
なる条件式を満足することを特徴とする請求項4に記載の光学系。
【請求項6】
前記光学系の焦点距離をfとするとき、
-1.20≦fa1/f≦-0.50
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の光学系。
【請求項7】
前記第2レンズの像側面の焦点距離をf2R2、前記第3レンズの物体側面の焦点距離をf3R1とするとき、
2.0≦f3R1/f2R2≦7.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の光学系。
【請求項8】
前記前群の焦点距離をfG1、前記後群の焦点距離をfG2とするとき、
0.6≦fG1/fG2≦1.5
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の光学系。
【請求項9】
前記第1レンズの物体側面の曲率半径をR1、前記第1レンズの像側面の曲率半径をR2とするとき、
-3.50≦(R2+R1)/(R2-R1)≦-1.85
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の光学系。
【請求項10】
光軸上において、前記第1レンズ及び前記第2レンズは物体側へ向かって凸形状のメニスカスレンズであり、前記第3レンズは物体側へ向かって凹形状のメニスカスレンズであり、前記第4レンズは両凸レンズであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は光学系に関し、例えばデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、車載カメラ、携帯電話用カメラ、監視カメラ、ウェアラブルカメラ、医療用カメラ等の撮像装置に好適なものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
車載カメラなどの撮像装置に用いられる光学系は広画角であることが求められている。特許文献1及び2には、物体側から像側へ順に配置された負の屈折力の第1レンズ、負の屈折力の第2レンズ、負の屈折力の第3レンズ、及び正の屈折力の第4レンズを含む7枚のレンズで構成された広画角な光学系が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2018-522266号公報
米国特許出願公開第2020/0142158号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1及び2の光学系においては、最も物体側に配置された第1レンズ及び第2レンズを小径化することや全系を短縮することが困難であった。
【0005】
本発明は、広画角かつ小型の光学系及びそれを備える撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための、本発明の一側面としての光学系は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の前群と、開口絞りと、正の屈折力の後群とで構成され、前記前群は、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズと、負の屈折力の第2レンズと、第3レンズと、正の屈折力の第4レンズとを有し、前記後群は、接合レンズと、最も像側に配置された正レンズとを有し、前記第2レンズ及び前記第3レンズの合成焦点距離をf23、前記第2レンズと前記第3レンズとの間の空気レンズの焦点距離をfa1とするとき、2.4≦f23/fa1≦16.0なる条件式を満足することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、広画角かつ小型の光学系及びそれを備える撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1に係る光学系の要部概略図
実施例1に係る光学系の収差図
実施例2に係る光学系の要部概略図
実施例2に係る光学系の収差図
実施例3に係る光学系の要部概略図
実施例3に係る光学系の収差図
実施例4に係る光学系の要部概略図
実施例4に係る光学系の収差図
各実施例に係る第2レンズL2の物体側面の非球面形状を示す図
実施形態に係る撮像装置の模式図
実施形態に係る移動装置の模式図と光学系の光学特性を示す図
実施形態に係る車載システムの構成例を示すブロック図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図面は、便宜的に実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。また、各図面において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明を省略する。
【0010】
図1,3,5,7は、実施例1乃至4に係る光学系の光軸OAを含む断面図である。各断面図において、左側が物体側(前側)であり、右側が像側(後側)である。各実施例の光学系は撮像装置に用いられる撮像光学系であり、像面IMGの位置には撮像素子の撮像面が配置される。像面IMGの物体側に配置される光学ブロックCGは、光学フィルターやカバーガラスなどの光学系の結像に寄与しない光学素子である。なお、各実施例の光学系をプロジェクタ等の投射装置における投射光学系として用いてもよく、その場合は像面IMGの位置に液晶パネル等の表示素子の表示面が配置されることになる。
(【0011】以降は省略されています)

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