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公開番号2023078485
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2020061868
出願日2020-03-31
発明の名称端末装置、および、通信方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類H04W 28/04 20090101AFI20230531BHJP(電気通信技術)
要約【課題】効率的に通信を行なうこと。
【解決手段】
送信部は、第1のDCIフォーマットを伴うPDCCHを受信した後で、第2のDCIフォーマットを伴うPDCCHを受信した場合、前記第1のDCIフォーマットと前記第2のDCIフォーマットが同じスロットでそれぞれに対応するHARQ-ACK情報を送信することを示し、前記第2のDCIフォーマットが、値が1にセットされた1ショットHARQ-ACKリクエストフィールドを含み、且つ、PDSCHをスケジュールしないことを示し、且つ、前記第2のDCIフォーマットの受信が前記第1のDCIフォーマットによって示された第1のPUCCHリソースとの間の第1のタイムライン条件を満たすとすれば、前記第2のDCIフォーマットに含まれるPRIフィールドに基づく、PUCCHリソースを用いて、タイプ3HARQ-ACKコードブックを送信する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
PDCCHに関する設定を設定する上位層と、
前記PDCCHをモニタする受信部と、
HARQ-ACKを送信する送信部と、を備え、
前記送信部は、
PDSCHのスケジューリングに用いられる第1のDCIフォーマットを伴うPDCCHを受信した後で、第2のDCIフォーマットを伴うPDCCHを受信した場合、前記第1のDCIフォーマットと前記第2のDCIフォーマットが同じスロットでそれぞれに対応するHARQ-ACK情報を送信することを示し、前記第2のDCIフォーマットが、値が1にセットされた1ショットHARQ-ACKリクエストフィールドを含み、且つ、PDSCHをスケジュールしないことを示し、且つ、前記第2のDCIフォーマットの受信が前記第1のDCIフォーマットによって示された第1のPUCCHリソースとの間の第1のタイムライン条件を満たすとすれば、
前記第2のDCIフォーマットに含まれるPRIフィールドに基づく、PUCCHリソースを用いて、タイプ3HARQ-ACKコードブックを送信する
端末装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記送信部は、
前記第2のDCIフォーマットが、値が1にセットされた1ショットHARQ-ACKリクエストフィールドを含み、且つ、PDSCHのスケジューリングに用いられ、且つ、前記第2のDCIフォーマットの受信が第1のPUCCHリソースとの間の第2のタイムライン条件を満たすとすれば、前記第2のDCIフォーマットに含まれるPRIフィールドに基づく、PUCCHリソースを用いて、タイプ3HARQ-ACKコードブックを送信する
請求項1記載の端末装置。
【請求項3】
前記送信部は、
前記第1のタイムライン条件および前記第2のタイムライン条件のいずれも満たさないとすれば、前記第1のPUCCHリソースを用いて、前記第1のDCIフォーマットによってスケジュールされたPDSCHに対応するHARQ-ACK情報を送信する
請求項2記載の端末装置。
【請求項4】
前記第1のタイムライン条件は、前記第2のタイムライン条件よりも長い期間である
請求項2記載の端末装置。
【請求項5】
前記第1のDCIフォーマットによってスケジュールされたPDSCHに対応するHARQ-ACK情報が既に送信されたとすれば、前記タイプ3HARQ-ACKコードブックに含まれる前記HARQ-ACK情報はNACKにセットされる
請求項1記載の端末装置。
【請求項6】
前記第2のDCIフォーマットよりも後に、PDSCHのスケジューリングに用いられる第3のDCIフォーマットを検出し、前記同じスロットでHARQ-ACK情報を送信することが示され、且つ、第3のタイムライン条件を満たすとすれば、前記第3のDCIフォーマットに含まれるPRIフィールドに基づく、PUCCHリソースを用いて、前記第3のDCIフォーマットによってスケジュールされたPDSCHに対応するHARQ-ACK情報を前記タイプ3HARQ-ACKコードブックに含めて送信する
請求項1または2記載の端末装置。
【請求項7】
PDCCHに関する設定を設定するステップと、
前記PDCCHをモニタするステップと、
HARQ-ACKを送信するステップと、
PDSCHのスケジューリングに用いられる第1のDCIフォーマットを伴うPDCCHを受信した後で、第2のDCIフォーマットを伴うPDCCHを受信した場合、前記第1のDCIフォーマットと前記第2のDCIフォーマットが同じスロットでそれぞれに対応するHARQ-ACK情報を送信することを示し、前記第2のDCIフォーマットが、値が1にセットされた1ショットHARQ-ACKリクエストフィールドを含み、且つ、PDSCHをスケジュールしないことを示し、且つ、前記第2のDCIフォーマットの受信が前記第1のDCIフォーマットによって示された第1のPUCCHリソースとの間の第1のタイムライン条件を満たすとすれば、
前記第2のDCIフォーマットに含まれるPRIフィールドに基づく、PUCCHリソースを用いて、タイプ3HARQ-ACKコードブックを送信するステップと、を有する
通信方法。
【請求項8】
前記第2のDCIフォーマットが、値が1にセットされた1ショットHARQ-ACKリクエストフィールドを含み、且つ、PDSCHのスケジューリングに用いられ、且つ、前記第2のDCIフォーマットの受信が第1のPUCCHリソースとの間の第2のタイムライン条件を満たすとすれば、前記第2のDCIフォーマットに含まれるPRIフィールドに基づく、PUCCHリソースを用いて、タイプ3HARQ-ACKコードブックを送信するステップと、を有する
請求項7記載の通信方法。
【請求項9】
前記第1のタイムライン条件および前記第2のタイムライン条件のいずれも満たさないとすれば、前記第1のPUCCHリソースを用いて、前記第1のDCIフォーマットによってスケジュールされたPDSCHに対応するHARQ-ACK情報を送信するステップと、を有する
請求項8記載の通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置、および、通信方法に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
セルラー移動通信の無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「LTE(Long
Term Evolution)」、または、「EUTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)」と称する。)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3
rd
Generation Partnership Project)において検討されている。LTEにおいて、基地局装置はeNodeB(evolved NodeB)、端末装置はUE(User Equipment)とも称されてもよい。LTEは、基地局装置がカバーするエリアをセル状に複数配置するセルラー通信システムである。1つの基地局装置は1または複数のサービングセルを管理してもよい。
【0003】
3GPPでは、国際電気通信連合(ITU)が策定する次世代移動通信システムの規格であるIMT(International Mobile Telecommunication)―2020に提案するため、次世代無線通信規格(NR: New Radio)の検討が行なわれている(非特許文献1)。NRは、単一の技術の枠組みにおいて、eMBB(enhanced Mobile BroadBand)、mMTC(massive Machine Type Communication)、URLLC(Ultra Reliable and Low Latency Communication)の3つのシナリオを想定した要求を満たすことが求められている。
【0004】
さらに、無免許周波数帯(Unlicensed band, unlicensed spectrum)にNR無線アクセス技術(NR-RAT: NR Radio Access Technology)を適用する無線通信方式および/または無線通信システムであるNR-U(NR-Unlicensed)の検討が行なわれている(非特許文献2)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
"New SID proposal: Study on New Radio Access Technology", RP-160671, NTT DOCOMO, 3GPP TSG RAN Meeting #71, Goteborg, Sweden, 7th - 10th March, 2016.
"TR38.889 v0.0.2 Study on NR-based Access to Unlicensed Spectrum", R1-1807617, Qualcomm Incorporated, 3GPP TSG RAN WG1 Meeting #93, Busan, Korea, 21st - 25th May, 2018.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の一態様は、効率的に通信を行なう端末装置、該端末装置に用いられる通信方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明の第1の態様は、端末装置であって、PDCCHに関する設定を設定する上位層と、前記PDCCHをモニタする受信部と、HARQ-ACKを送信する送信部と、を備え、前記送信部は、PDSCHのスケジューリングに用いられる第1のDCIフォーマットを伴うPDCCHを受信した後で、第2のDCIフォーマットを伴うPDCCHを受信した場合、前記第1のDCIフォーマットと前記第2のDCIフォーマットが同じスロットでそれぞれに対応するHARQ-ACK情報を送信することを示し、前記第2のDCIフォーマットが、値が1にセットされた1ショットHARQ-ACKリクエストフィールドを含み、且つ、PDSCHをスケジュールしないことを示し、且つ、前記第2のDCIフォーマットの受信が前記第1のDCIフォーマットによって示された第1のPUCCHリソースとの間の第1のタイムライン条件を満たすとすれば、前記第2のDCIフォーマットに含まれるPRIフィールドに基づく、PUCCHリソースを用いて、タイプ3HARQ-ACKコードブックを送信する。
【0008】
(2)本発明の第2の態様は、端末装置に用いられる通信方法であって、PDCCHに関する設定を設定するステップと、前記PDCCHをモニタするステップと、HARQ-ACKを送信するステップと、PDSCHのスケジューリングに用いられる第1のDCIフォーマットを伴うPDCCHを受信した後で、第2のDCIフォーマットを伴うPDCCHを受信した場合、前記第1のDCIフォーマットと前記第2のDCIフォーマットが同じスロットでそれぞれに対応するHARQ-ACK情報を送信することを示し、前記第2のDCIフォーマットが、値が1にセットされた1ショットHARQ-ACKリクエストフィールドを含み、且つ、PDSCHをスケジュールしないことを示し、且つ、前記第2のDCIフォーマットの受信が前記第1のDCIフォーマットによって示された第1のPUCCHリソースとの間の第1のタイムライン条件を満たすとすれば、前記第2のDCIフォーマットに含まれるPRIフィールドに基づく、PUCCHリソースを用いて、タイプ3HARQ-ACKコードブックを送信するステップと、を有する。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、端末装置は効率的に通信を行なうことができる。また、基地局装置は効率的に通信を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態の一態様に係る無線通信システムの概念図である。
本実施形態の一態様に係るN
slot
symb
、SCS設定μ、および、CP設定の関係を示す一例である。
本実施形態の一態様に係るサブフレームにおけるリソースグリッドの一例を示す概略図である。
本実施形態の一態様に係るPUCCHフォーマットとPUCCHフォーマットの長さN
PUCCH
symb
の関係の一例を示す図である。
本実施形態の一態様に係るPUCCH-ConfigおよびPUCCH-FormatConfigに含まれるパラメータの一例を示す図である。
本実施形態の一態様に係るPUCCH-ResourceSetおよびPUCCH-Resourceに含まれるパラメータの一例を示す図である。
本実施形態の一態様に係るPUCCHフォーマット固有に設定可能なパラメータの一例を示す図である。
本実施形態の一態様に係るPUCCHリソースセットおよびPUCCHリソースに含まれるパラメータの一例を示す図である。
本実施形態の一態様に係るPUCCHリソースセットおよびPUCCHリソースに含まれるパラメータの別の一例を示す図である。
本実施形態の一態様に係るDCIフォーマット1_0の一例を示す図である。
本実施形態の一態様に係る端末装置1の構成を示す概略ブロック図である。
本実施形態の一態様に係る基地局装置3の構成を示す概略ブロック図である。
本実施形態の一態様に係るチャネルアクセスプロシージャ(CAP)の一例を示す図である。
本実施形態の一態様に係るチャネルアクセス優先クラス(CAPC)およびCW調整プロシージャ(CWAP)の一例を示す図である。
本実施形態に係る周波数マッピング(リソース割り当て、物理リソースへのマッピング、周波数リソース配置タイプ)の一例を示す図である。
本実施形態に係るCP拡張T
ext
および第1のOFDMシンボルのスタートポジションの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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