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公開番号2023048627
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-04-07
出願番号2021158051
出願日2021-09-28
発明の名称画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 15/02 20060101AFI20230331BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】感光体の露光部電位の違いに応じた画質調整を行う。
【解決手段】帯電手段により一様に帯電処理された感光体を露光手段21で露光して形成される潜像を現像し、現像によって得られる画像を感光体から被転写材へ転写するとともに、転写後の感光体の表面を除電手段により除電する画像形成装置であって、前記帯電処理をするときの帯電電流値を検知する検知手段516aと、前記除電手段により除電した感光体に対して前記帯電処理をするときの除電部帯電電流値と、前記帯電処理されて前記露光手段で露光された感光体に対して前記除電手段により除電せずに前記帯電処理をするときの露光部帯電電流値とに基づいて、作像条件を制御する制御手段500とを有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
帯電手段により一様に帯電処理された感光体を露光手段で露光して形成される潜像を現像し、現像によって得られる画像を感光体から被転写材へ転写するとともに、転写後の感光体の表面を除電手段により除電する画像形成装置であって、
前記帯電処理をするときの帯電電流値を検知する検知手段と、
前記除電手段により除電した感光体に対して前記帯電処理をするときの除電部帯電電流値と、前記帯電処理されて前記露光手段で露光された感光体に対して前記除電手段により除電せずに前記帯電処理をするときの露光部帯電電流値とに基づいて、作像条件を制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記除電部帯電電流値は、光と放電の除電処理が実施された感光体に対して前記帯電処理をするときに前記検知手段に検知される帯電電流値であることを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項2に記載の画像形成装置において、
前記帯電手段は、直流バイアスに交流バイアスを重畳した帯電バイアスを用いて前記帯電処理を行い、
前記放電の除電処理は、前記帯電手段により前記交流バイアスを用いて行い、
前記検知手段は、帯電電流の直流電流値を検知することを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の画像形成装置において、
前記除電部帯電電流値は、感光体を周回させて光と放電の除電処理が2回以上実施された感光体に対して前記帯電処理をするときに前記検知手段に検知される帯電電流値であることを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記制御手段は、前記除電部帯電電流値と前記露光部帯電電流値と前記感光体の特性値とを用いて感光体の露光部電位を予測し、予測した感光体の露光部電位に基づいて前記作像条件を制御することを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項5に記載の画像形成装置において、
前記制御手段は、前記感光体の特性値を取得する動作を、特定の条件を満たす場合に実行することを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項6に記載の画像形成装置において、
前記特定の条件を満たす場合とは、感光体が交換された場合を含むことを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
請求項6又は7に記載の画像形成装置において、
前記特定の条件を満たす場合とは、使用する環境が所定量以上変化した場合を含むことを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
請求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記特定の条件を満たす場合とは、前記感光体が所定量以上使用された場合を含むことを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
請求項6乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記特定の条件を満たす場合とは、前記検知手段を交換した場合を含むことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、帯電手段により一様に帯電処理された感光体を露光手段で露光して形成される潜像を現像し、現像によって得られる画像を感光体から被転写材へ転写するとともに、転写後の感光体の表面を除電手段により除電する画像形成装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、帯電手段による帯電処理後の感光体の表面電位(帯電電位)を予測し、予測した感光体の帯電電位に基づいて帯電手段に印加する帯電バイアス(作像条件)を制御して画質調整を行う画像形成装置が開示されている。この画像形成装置では、光と放電とで感光体を除電した後の感光体を帯電するときの帯電電流値と、光のみで感光体を除電した後の感光体を帯電するときの帯電電流値とに基づいて、光のみで感光体を除電した後の感光体の残留電位を予測する。そして、除電した後の感光体の残留電位の予測結果を用いて、帯電処理後の感光体の表面電位(帯電電位)を予測する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、従来の画像形成装置における画質調整については、未だ改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、帯電手段により一様に帯電処理された感光体を露光手段で露光して形成される潜像を現像し、現像によって得られる画像を感光体から被転写材へ転写するとともに、転写後の感光体の表面を除電手段により除電する画像形成装置であって、前記帯電処理をするときの帯電電流値を検知する検知手段と、前記除電手段により除電した感光体に対して前記帯電処理をするときの除電部帯電電流値と、前記帯電処理されて前記露光手段で露光された感光体に対して前記除電手段により除電せずに前記帯電処理をするときの露光部帯電電流値とに基づいて、作像条件を制御する制御手段とを有することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、感光体の露光部電位の違いに応じた画質調整を行うことができるので、より好適な画質調整が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態におけるフルカラー複写機の全体構成図。
同複写機における画像形成ユニットの概略構成図。
同複写機における帯電ローラの構成例の説明図。
同複写機における感光体の構成例の説明図。
同複写機における電気回路の一部を示すブロック図。
除電部帯電電流値の取得動作のタイミングチャート。
説明のための帯電位置、露光位置、除電位置を模式的に示した模式図。
除電部帯電電流値の取得動作中における感光体の帯電前電位と、帯電後電位と、検知電流との関係を示した図。
感光体特性を取得する動作のタイミングチャート。
横軸に検知した帯電電流[μA]、縦軸に印加した帯電DCバイアス×α[V]をプロットしたグラフ。
露光部帯電電流値の取得動作のタイミングチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明を画像形成装置としてのタンデム中間転写方式のフルカラー複写機に適用した実施形態について説明する。
図1はフルカラー複写機の全体構成図である。このフルカラー複写機は装置本体100、本体を載せる給紙テーブル200、複写装置本体上に取り付けるスキャナ300、スキャナ上に取り付けられた原稿自動搬送装置(ADF)400、等から構成されている。
【0009】
本体中央には、Y、C、M、Bkの4つの画像形成ユニット18Y、18C、18M、18Bkを横に並べて配置してタンデム画像形成装置20が構成されている。タンデム画像形成装置の各画像形成ユニットは、それぞれY、C、M、Bkの各色トナー像が形成される感光体40Y、40C、40M、40Bkを有している。
【0010】
タンデム画像形成装置の上方には、露光装置21が設けられている。露光装置は、色毎に用意されたレーザダイオード(LD)方式の4つの光源と、6面のポリゴンミラーとポリゴンモータから構成される1組のポリゴンスキャナと、各光源の光路に配置されたfθレンズ、長尺WTL等のレンズやミラーから構成されている。各色の画像情報に応じてLDから射出されたレーザ光はポリゴンスキャナにより偏向走査され各色の感光体に照射される。
(【0011】以降は省略されています)

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