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公開番号2023042846
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-03-28
出願番号2021150220
出願日2021-09-15
発明の名称画像形成装置及び定着ユニット
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類G03G 15/20 20060101AFI20230320BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】シャッタを開く際にシャッタを高精度に位置決め可能な画像形成装置及び定着ユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】画像形成装置は、シートにトナー像を形成する画像形成部と、トナー像が形成されたシートを加熱及び加圧してトナー像をシートに定着させる定着部と、前記定着部に向けて搬送されるシートが通過可能な開口部を開く開位置と前記開口部を閉じる閉位置とに移動可能に設けられるシャッタと、前記シャッタを前記開位置に向けて付勢する付勢部と、前記付勢部により前記開位置に向けて付勢された前記シャッタが突き当たることで前記シャッタを前記開位置に位置決めする突き当て部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
シートにトナー像を形成する画像形成部と、
トナー像が形成されたシートを加熱及び加圧してトナー像をシートに定着させる定着部と、
前記定着部に向けて搬送されるシートが通過可能な開口部を開く開位置と前記開口部を閉じる閉位置とに移動可能に設けられるシャッタと、
前記シャッタを前記開位置に向けて付勢する付勢部と、
前記付勢部により前記開位置に向けて付勢された前記シャッタが突き当たることで前記シャッタを前記開位置に位置決めする突き当て部と、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記シャッタは、前記開位置と前記閉位置との間で回動可能に設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記開口部が形成された定着フレームと、
前記定着フレームに取り付けられるホルダと、を更に備え、
前記突き当て部は、前記ホルダを介して前記定着フレームに固定されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記シャッタは、前記ホルダを介して前記定着フレームに支持されている、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
本体フレームと、
前記本体フレームに対して開閉可能に支持される開閉部材と、
前記開閉部材の開動作と連動して、前記付勢部の付勢力に抗して前記シャッタを前記閉位置へ移動させるリンク機構と、を更に備える、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記リンク機構は、
前記シャッタから離間する離間位置と、前記シャッタに当接する当接位置と、に移動可能な第1リンク部材を有し、
前記シャッタは、前記第1リンク部材が前記離間位置に位置する際に、前記付勢部によって付勢されることで前記開位置に位置し、前記第1リンク部材が前記当接位置に位置する際に、前記付勢部の付勢力に抗して前記第1リンク部材によって押圧されることで前記閉位置に位置する、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記リンク機構は、
前記第1リンク部材を前記当接位置に向けて付勢するリンク付勢部と、
前記開閉部材の閉動作と連動して、前記リンク付勢部の付勢力に抗して前記第1リンク部材を前記離間位置へ移動させる第2リンク部材と、を有する、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記リンク付勢部の付勢力は、前記付勢部の付勢力よりも大きい、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記開閉部材は、画像形成装置の外装の少なくとも一部を構成する、
ことを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項10】
本体フレームを更に備え、
前記画像形成部は、前記本体フレームに挿抜可能なカートリッジを有し、
前記カートリッジが前記本体フレームから引き抜かれる動作と連動して、前記付勢部の付勢力に抗して前記シャッタを前記閉位置へ移動させるリンク機構を更に備える、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置及び定着ユニットに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、高温となる定着部と、定着部を囲う定着フレームと、を備える画像形成装置が知られている。この種の定着フレームは、シートが通過する開口部を有するのが一般的である。特許文献1には、ユーザが外装の開閉部材を開いた際にユーザの指が定着フレームの開口部を通じて定着部に触れないように、定着フレームの開口部を開閉するシャッタを備える画像形成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-140480号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載のシャッタは、開口部を閉じる閉位置に向かって付勢されているため、シャッタを開く際には、開閉部材と連動する連動部材でシャッタを移動させなければならない。このため、シャッタを開く際に、連動部材や開閉カバーの製造公差により、シャッタを高精度に位置決めするのが困難であった。
【0005】
本発明は、シャッタを開く際にシャッタを高精度に位置決め可能な画像形成装置及び定着ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の画像形成装置は、シートにトナー像を形成する画像形成部と、トナー像が形成されたシートを加熱及び加圧してトナー像をシートに定着させる定着部と、前記定着部に向けて搬送されるシートが通過可能な開口部を開く開位置と前記開口部を閉じる閉位置とに移動可能に設けられるシャッタと、前記シャッタを前記開位置に向けて付勢する付勢部と、前記付勢部により前記開位置に向けて付勢された前記シャッタが突き当たることで前記シャッタを前記開位置に位置決めする突き当て部と、を備える、ことを特徴とする。
【0007】
本発明の定着ユニットは、トナー像が形成されたシートを加熱及び加圧してトナー像をシートに定着させる定着部と、前記定着部に向けて搬送されるシートが通過可能な開口部を開く開位置と前記開口部を閉じる閉位置とに移動可能に設けられるシャッタと、前記シャッタを前記開位置に向けて付勢する付勢部と、前記付勢部により前記開位置に向けて付勢された前記シャッタが突き当たることで前記シャッタを前記開位置に位置決めする突き当て部と、を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、シャッタを開く際にシャッタを高精度に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタの概略図である。
第1実施形態に係る定着ユニットの斜視図である。
(a)及び(b)は第1実施形態に係る定着ユニットの断面図である。
第1実施形態に係るリンク機構及び定着ユニットの斜視図である。
(a)及び(b)は第1実施形態に係るリンク機構及び定着ユニットの断面図である。
(a)及び(b)は第1実施形態に係る定着ユニット、リンク機構及び開閉カバー103の断面図である。
変形例1の定着ユニットの断面図である。
第2実施形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタの定着ユニット、リンク機構及び前開閉カバーの斜視図である。
(a)及び(b)は第2実施形態に係る定着ユニット、リンク機構及び前開閉カバーの断面図である。
第3実施形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタの定着ユニット、リンク機構及び後開閉カバーの斜視図である。
(a)及び(b)は第3実施形態に係る定着ユニット、リンク機構及び前開閉カバーの断面図である。
第4実施形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタの定着ユニット、リンク機構及びプロセスカートリッジの斜視図である。
(a)及び(b)は第4実施形態に係る定着ユニット、リンク機構及びプロセスカートリッジの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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