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公開番号2024056317
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022163113
出願日2022-10-11
発明の名称情報処理装置、制御方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20240416BHJP(計算;計数)
要約【課題】金銭に関わるトラブルを未然に防止できるようにすることを目的とする。
【解決手段】本発明は、サーバ装置から受信したコンテンツを表示部に表示する情報処理装置であって、前記コンテンツの配信者に対して供与する物の金銭的価値を示す情報を、該情報処理装置の自ユーザの操作に応じて前記サーバ装置に送信する送信手段と、前記自ユーザおよび他ユーザが前記配信者に対して供与した物の金銭的価値を示す情報を前記サーバ装置から受信する受信手段と、前記自ユーザが供与した物の金銭的価値を示す情報と、前記他ユーザが供与した物の金銭的価値を示す情報とを異なる形式で出力するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
サーバ装置から受信したコンテンツを表示部に表示する情報処理装置であって、
前記コンテンツの配信者に対して供与する物の金銭的価値を示す情報を、該情報処理装置の自ユーザの操作に応じて前記サーバ装置に送信する送信手段と、
前記自ユーザおよび他ユーザが前記配信者に対して供与した物の金銭的価値を示す情報を前記サーバ装置から受信する受信手段と、
前記自ユーザが供与した物の金銭的価値を示す情報と、前記他ユーザが供与した物の金銭的価値を示す情報とを異なる形式で出力するように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御手段は、
前記他ユーザが供与した物の金銭的価値を示す情報を加工して前記表示部に表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御手段は、
前記他ユーザが供与した物の金銭的価値を示す情報を価値に応じて異なる形式で前記表示部に表示するように制御することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御手段は、
前記自ユーザが供与した物の金銭的価値を示す情報を前記表示部にそのまま表示するように制御することを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御手段は、
前記受信手段により前記他ユーザが供与した物の金銭的価値を示す情報を受信したときに表示アイテムを前記表示部に表示し、
前記他ユーザが供与した物の金銭的価値を示す情報に基づいて、前記表示アイテムの色を価値の異なる範囲ごとに変更して表示するように制御することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御手段は、
前記他ユーザが供与した物の金銭的価値を示す情報を、表示アイテムに置き換えて前記表示部に表示し、
前記他ユーザが供与した物の金銭的価値を示す情報に基づいて、前記表示アイテムの色、前記表示アイテムの大きさ、前記表示アイテムの個数および前記表示アイテムの画像の少なくとも何れかを価値の異なる範囲ごとに変更して表示するように制御することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記制御手段は、
前記受信手段により前記他ユーザが供与した物の金銭的価値を示す情報を受信したときに音を出力させ、
前記他ユーザが供与した物の金銭的価値を示す情報に基づいて、前記音の種類および前記音の大きさの少なくとも何れかを価値の異なる範囲ごとに変更して出力するように制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記送信手段は、
前記自ユーザが前記配信者に対して物を供与したときのコメントの情報を前記サーバ装置に送信し、
前記受信手段は、
前記自ユーザおよび他ユーザが前記配信者に対して物を供与したときのコメントの情報を前記サーバ装置から受信することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記制御手段は、
前記自ユーザによるコメントを前記表示部に表示し、
前記他ユーザによるコメントを非表示にするように制御することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記制御手段は、
前記自ユーザによるコメントを前記表示部に表示し、
前記他ユーザによるコメントのうち、前記他ユーザが供与した物の金銭的価値を示す情報が、所定の価値未満であるときのコメントおよび所定の価値よりも大きい場合であるときのコメントの少なくとも何れかのコメントを非表示にするように制御することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、制御方法、プログラム、情報処理システムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、インターネットの動画共有サイトにおいて個人が開設したチャンネルにて行うライブ配信時に視聴者から投げ銭を行うことができる投げ銭機能を有するシステムが普及している。投げ銭機能を有するシステムは、配信者がコンテンツを無料で提供する代わりに、視聴者から配信者への経済支援としてオンライン上で投げ銭を行い、マネタイズする手段として注目を集めている。
【0003】
また、投げ銭機能を有するシステムでは、何れの視聴者からいくらの投げ銭があったかをリアルタイムに配信者も含めて全視聴者が視認でき、投げ銭に対する配信者からの謝辞やコメント返し等の即時性や意外性がある。したがって、より配信者と視聴者との双方との一体感、ライブ感を感じることができるメリットがある。一方、デメリットとして、投げ銭の金額が配信者も含めて全視聴者に見えてしまうことに起因し、例えば視聴者同士間での投げ銭の連投や高額な投げ銭による過剰な競争が配信中に起きて場が荒れてしまうことがある。
【0004】
特許文献1には、サーバでユーザごとに投げ銭累計と上限値を比較して、投げ銭要求の受付可否を判断し、視聴者の支払い能力以上、または意図しない投げ銭行為を抑止する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-120795号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の技術では、一視聴者あたりの高額な投げ銭を防止することは可能であるが、投げ銭の金額が全視聴者に見えてしまっている状況は変わらないために、良質なコンテンツ配信の場を実現する上での課題を解決する効果は限定的である。
本発明は、上述したような問題点に鑑み、金銭に関わるトラブルを未然に防止できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、サーバ装置から受信したコンテンツを表示部に表示する情報処理装置であって、前記コンテンツの配信者に対して供与する物の金銭的価値を示す情報を、該情報処理装置の自ユーザの操作に応じて前記サーバ装置に送信する送信手段と、前記自ユーザおよび他ユーザが前記配信者に対して供与した物の金銭的価値を示す情報を前記サーバ装置から受信する受信手段と、前記自ユーザが供与した物の金銭的価値を示す情報と、前記他ユーザが供与した物の金銭的価値を示す情報とを異なる形式で出力するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、金銭に関わるトラブルを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1の情報処理システムの構成を示す図である。
配信者用の情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
視聴者用の情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
配信者用の情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
サーバ装置の動作を示すフローチャートである。
視聴者用の情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
投げ銭の情報を異なる形式で表示する表示例を示す図である。
投げ銭の情報に含まれるコメントを表示する表示例を示す図である。
実施例2の情報処理システムの構成を示す図である。
コンテンツデータサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
配信者用の情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
コンテンツデータサーバ装置の動作を示すフローチャートである。
サーバ装置の動作を示すフローチャートである。
実施例3の配信者用の情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
音声のみコンテンツを配信したときに表示される表示例を示す図である。
実施例4のサーバ装置の動作を示すフローチャートである。
投げ銭が連投されたときに表示される表示例を示す図である。
実施例5の配信者用の情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
サーバ装置の動作を示すフローチャートである。
視聴者用の情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
キャンセル通知を受信したときに表示される表示例を示す図である。
実施例6の配信者用の情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
サーバ装置の動作を示すフローチャートである。
視聴者用の情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
駆け込み投げ銭がキャンセルされるときに表示される表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態は、コンテンツの視聴者がコンテンツの配信者に対して応援したり援助したりするために配信者に対して金銭的価値を有する物を供与することができるシステムを前提とするものである。ここで、物とは、いわゆる投げ銭であってもよく、システム内で用いられる通貨(システム内通貨)であってもよく、システム内で用いられるギフトであってもよい。また、物の金銭的価値を示す情報とは、例えば、投げ銭あるいはシステム内通貨の場合には金額の情報であり、ギフトの場合にはギフトの価値を示す情報である。
以下の各実施例では、配信者に対して供与する物が投げ銭である場合について説明する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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