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公開番号
2025181434
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-11
出願番号
2024089411
出願日
2024-05-31
発明の名称
窒化物半導体装置、半導体モジュール、および窒化物半導体装置の製造方法
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01L
25/07 20060101AFI20251204BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】窒化物半導体装置における電磁波の影響を低減すること。
【解決手段】窒化物半導体装置10は、第1封止樹脂60と、第1封止樹脂60内において、Y方向において互いに離隔して設けられたGaNチップ20AおよびGaNチップ20Bと、を含む。第1封止樹脂60のうちGaNチップ20AとGaNチップ20BとのY方向の間には電磁波シールド70が設けられている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
第1封止樹脂と、
前記第1封止樹脂内において、前記第1封止樹脂の厚さ方向と直交する第1方向において互いに離隔して設けられた第1GaNチップおよび第2GaNチップと、
を含み、
前記第1封止樹脂のうち前記第1GaNチップと前記第2GaNチップとの前記第1方向の間には電磁波シールドが設けられている
窒化物半導体装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1GaNチップおよび前記第2GaNチップの各々は、複数のチップ側面を含み、
前記第1GaNチップの前記複数のチップ側面は、前記第1方向において前記第2GaNチップに対向する第1対向面を含み、
前記第2GaNチップの前記複数のチップ側面は、前記第1方向において前記第1GaNチップに対向する第2対向面を含み、
前記電磁波シールドは、
前記第1対向面に設けられた側面シールド部を含む第1電磁波シールドと、
前記第2対向面に設けられた側面シールド部を含む第2電磁波シールドと、
を含む
請求項1に記載の窒化物半導体装置。
【請求項3】
前記第1GaNチップおよび前記第2GaNチップの各々は、複数のチップ側面を含み、
前記電磁波シールドは、前記複数のチップ側面の各々に設けられた側面シールド部を含む
請求項1に記載の窒化物半導体装置。
【請求項4】
前記側面シールド部は、前記厚さ方向において前記チップ側面の全体に設けられている
請求項2に記載の窒化物半導体装置。
【請求項5】
前記側面シールド部は、前記厚さ方向において前記チップ側面よりも上方に突出した突出部を含む
請求項2に記載の窒化物半導体装置。
【請求項6】
前記突出部は、チップ表面よりも外方に配置されている
請求項5に記載の窒化物半導体装置。
【請求項7】
前記側面シールド部は、金属層によって構成されている
請求項2に記載の窒化物半導体装置。
【請求項8】
前記金属層は、
前記チップ側面に設けられたシード層と、
前記シード層上に設けられためっき層と、
を含む
請求項7に記載の窒化物半導体装置。
【請求項9】
前記側面シールド部は、金属層によって構成されており、
前記金属層は、
前記チップ側面に設けられたシード層と、
前記シード層上に設けられためっき層と、
を含み、
前記側面シールド部は、前記厚さ方向において前記チップ側面よりも上方に突出した突出部を含み、
前記突出部における前記めっき層は、前記シード層の表面を覆っている
請求項2に記載の窒化物半導体装置。
【請求項10】
前記第1GaNチップおよび前記第2GaNチップの各々は、
チップ表面と、
前記チップ表面とは反対側のチップ裏面と、
基板表面と、前記基板表面とは反対側であって前記チップ裏面を構成する基板裏面とを有する基板と、
を含み、
前記電磁波シールドは、前記第1GaNチップおよび前記第2GaNチップの各々の前記基板の前記基板裏面に設けられた裏面シールド部を含む
請求項2に記載の窒化物半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、窒化物半導体装置、半導体モジュール、および窒化物半導体装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 3,500 文字)
【背景技術】
【0002】
導電層が形成された基板と、基板に実装された複数のスイッチング素子とを備え、ワイヤによって複数のスイッチング素子が導電層に電気的に接続された半導体装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-182330号公報
【0004】
[概要]
窒化物半導体装置における電磁波の影響の低減に改善の余地がある。
【0005】
本開示の一態様の窒化物半導体装置は、第1封止樹脂と、前記第1封止樹脂内において、前記第1封止樹脂の厚さ方向と直交する第1方向において互いに離隔して設けられた第1GaNチップおよび第2GaNチップと、を含み、前記第1封止樹脂のうち前記第1GaNチップと前記第2GaNチップとの前記第1方向の間には電磁波シールドが設けられている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態に係る例示的な窒化物半導体装置の斜視図である。
図2は、図1の窒化物半導体装置の内部構造を示す例示的な概略平面図である。
図3は、図1の窒化物半導体装置における1つのGaNチップの概略平面図である。
図4は、図1の窒化物半導体装置の裏面図である。
図5は、図3のGaNトランジスタの概略平面図である。
図6は、図5のF6-F6線でGaNトランジスタを切断した概略断面図である。
図7は、図2のF7-F7線で窒化物半導体装置を切断した概略断面図である。
図8は、図2のF8-F8線で窒化物半導体装置を切断した概略断面図である。
図9は、図7の一部を拡大した概略断面図である。
図10は、図1の窒化物半導体装置の回路図である。
図11は、第1実施形態に係る例示的な半導体モジュールの内部構造を示す概略平面図である。
図12は、図11の半導体モジュールにおける窒化物半導体装置およびその周辺の拡大図である。
図13は、図11の半導体モジュールの裏面図である。
図14は、図11のF14-F14線で半導体モジュールを切断した概略断面図である。
図15は、図11の半導体モジュールの回路構成の一部を示す回路図である。
図16は、図1の窒化物半導体装置の例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図17は、図16に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図18は、図17に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図19は、図18に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図20は、図19に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図21は、図20に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図22は、図21に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図23は、図22に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図24は、図23に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図25は、図24に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図26は、図25に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図27は、図26に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図28は、図27に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図29は、図28に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図30は、図29に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図31は、図30に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図32は、図31に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図33は、図32に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図34は、図33に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図35は、図34に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図36は、図35に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図37は、図36に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図38は、図37に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図39は、図38に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図40は、図39に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図41は、図40に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図42は、図41に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図43は、図42に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図44は、図43に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図45は、図44に続く例示的な製造工程を示す概略平面図である。
図46は、第2実施形態に係る例示的な窒化物半導体装置の概略平面図である。
図47は、図46のF47-F47線で窒化物半導体装置を切断した概略断面図である。
図48は、図47の駆動用チップおよびその周辺を拡大した概略断面図である。
図49は、図46の窒化物半導体装置の裏面図である。
図50は、変更例の窒化物半導体装置の概略断面図である。
図51は、変更例の窒化物半導体装置の概略断面図である。
図52は、変更例の窒化物半導体装置の概略断面図である。
図53は、変更例の窒化物半導体装置の概略断面図である。
図54は、変更例の窒化物半導体装置の裏面図である。
図55は、変更例の窒化物半導体装置の裏面図である。
図56は、変更例の窒化物半導体装置の斜視図である。
図57は、図56の窒化物半導体装置の内部構造を示す例示的な概略平面図である。
図58は、図56の窒化物半導体装置の裏面図である。
図59は、変更例の窒化物半導体装置の平面図である。
図60は、図59の窒化物半導体装置の裏面図である。
図61は、図59のF61-F61線で窒化物半導体装置を切断した概略断面図である。
図62は、変更例の窒化物半導体装置におけるGaNトランジスタの概略断面図である。
【0007】
[詳細な説明]
以下、添付図面を参照して本開示の窒化物半導体装置および半導体モジュールのいくつかの実施形態を説明する。なお、説明を簡単かつ明確にするため、図面に示される構成要素は必ずしも一定の縮尺で描かれていない。また、理解を容易にするため、断面図では、ハッチング線が省略されている場合がある。添付の図面は、本開示の実施形態を例示するに過ぎず、本開示を制限するものとみなされるべきではない。
【0008】
以下の詳細な説明は、本開示の例示的な実施形態を具体化する装置、システム、および方法を含む。この詳細な説明は本来説明のためのものに過ぎず、本開示の実施形態またはこのような実施形態の適用および使用を制限することを意図しない。
【0009】
本開示における「第1」、「第2」、「第3」等の用語は、単にラベルを付して用いたものであり、必ずしもそれらの対象物に順列を付することを意図していない。
本開示において使用される「少なくとも1つ」という表現は、所望の選択肢の「1つ以上」を意味する。一例として、本開示において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が2つであれば「1つの選択肢のみ」または「2つの選択肢の双方」を意味する。他の例として、本開示において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が3つ以上であれば「1つの選択肢のみ」または「2つ以上の任意の選択肢の組み合わせ」を意味する。
【0010】
本開示において使用される「Aの寸法(幅、長さ)がBの寸法(幅、長さ)と等しい」または「Aの寸法(幅、長さ)とBの寸法(幅、長さ)とが互いに等しい」とは、Aの寸法(幅、長さ)とBの寸法(幅、長さ)との差が例えばAの寸法(幅、長さ)の10%以内の関係も含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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