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公開番号
2025178928
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-09
出願番号
2024085806
出願日
2024-05-27
発明の名称
整流回路およびAC/DCコンバータ
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02M
7/12 20060101AFI20251202BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】AC/DCコンバータを小型化する。
【解決手段】第1入力端子IN1および第2入力端子IN2は、交流電源2と接続される。半波整流器202は、交流電圧V
AC
が正である半周期Tpにおいて平滑キャパシタC1を充電し、平滑キャパシタC1に半波整流された電圧V
C1
を発生する。半波整流器202は半周期Tpにおいて、平滑キャパシタC1への充電経路の導通・遮断を切り替え可能に構成される。コントローラ222は、平滑キャパシタC1の両端間電圧V
C1
に応じて、充電経路の導通、遮断を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
交流電圧を受けるべき第1入力端子および第2入力端子と、
平滑キャパシタと、
前記第1入力端子および前記第2入力端子と接続され、前記交流電圧の半周期において前記平滑キャパシタを充電し、前記平滑キャパシタに半波整流された電圧を発生するとともに、前記半周期において、前記平滑キャパシタへの充電経路の導通・遮断を切り替え可能に構成された半波整流器と、
前記平滑キャパシタの両端間電圧に応じて、前記充電経路の導通、遮断を制御するコントローラと、
を備える、整流回路。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記半波整流器は、
前記第1入力端子と前記平滑キャパシタの第1端の間に接続された片方向スイッチであるクランプトランジスタと、
前記第2入力端子と前記平滑キャパシタの第2端の間に接続された整流ダイオードと、
を含み、前記コントローラは、前記クランプトランジスタを制御する、請求項1に記載の整流回路。
【請求項3】
前記半波整流器は、
前記第1入力端子および前記第2入力端子の一方と前記平滑キャパシタの第1端の間に接続された双方向スイッチであるクランプトランジスタを含み、
前記コントローラは、前記クランプトランジスタを制御する、請求項1に記載の整流回路。
【請求項4】
前記平滑キャパシタの前記第1端が後段のDC/DCコンバータの入力端子と接続され、前記平滑キャパシタの前記第2端が前記DC/DCコンバータの接地ラインと接続される、請求項1から3のいずれかに記載の整流回路。
【請求項5】
前記平滑キャパシタの前記第1端が後段のDC/DCコンバータの接地ラインと接続され、前記平滑キャパシタの前記第2端が前記DC/DCコンバータの入力端子と接続される、請求項1から3のいずれかに記載の整流回路。
【請求項6】
請求項1から3のいずれかに記載の整流回路と、
前記整流回路と接続されたDC/DCコンバータと、
を備える、AC/DCコンバータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、整流回路およびAC/DCコンバータに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
商用交流電源から電子機器への電源供給に、AC/DCコンバータが使用される。AC/DCコンバータは、交流電圧を整流する整流回路と、整流回路の出力電圧を負荷に適した電圧レベルに変換するDC/DCコンバータを含む。
【0003】
力率改善(PFC:Power Factor Correction)を必要としない75W以下のAC/DCコンバータでは、ダイオードブリッジと電解コンデンサを組み合わせた交流整流回路を使うことが一般的であった。この構成では、電解コンデンサには、交流入力電圧のおおよそ√2倍の電圧が発生する。そのため、電解コンデンサとして、たとえば400V高耐圧の部品を選定する必要があった。この電解コンデンサは、AC/DCコンバータの小型化、低コスト化の障害となっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2024-001433号公報
【0005】
[概要]
本開示はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その例示的な目的のひとつは、AC/DCコンバータの小型化にある。
【0006】
本開示のある態様は、整流回路に関する。整流回路は、交流電圧を受けるべき第1入力端子および第2入力端子と、平滑キャパシタと、第1入力端子および第2入力端子と接続され、交流電圧の半周期において平滑キャパシタを充電し、平滑キャパシタに半波整流された電圧を発生するとともに、半周期において、平滑キャパシタへの充電経路の導通・遮断を切り替え可能に構成された半波整流器と、平滑キャパシタの両端間電圧に応じて、充電経路の導通、遮断を制御するコントローラと、を備える。
【0007】
なお、以上の構成要素を任意に組み合わせたもの、構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明あるいは本開示の態様として有効である。さらに、この項目(課題を解決するための手段)の記載は、本発明の欠くべからざるすべての特徴を説明するものではなく、したがって、記載されるこれらの特徴のサブコンビネーションも、本発明たり得る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1に係るAC/DCコンバータの回路図である。
図2は、図1のAC/DCコンバータの動作を説明する波形図である。
図3は、図1のAC/DCコンバータの変形例を示す回路図である。
図4は、実施形態2に係るAC/DCコンバータの回路図である。
図5は、図4のAC/DCコンバータの動作を説明する波形図である。
【0009】
[詳細な説明]
(実施形態の概要)
本開示のいくつかの例示的な実施形態の概要を説明する。この概要は、後述する詳細な説明の前置きとして、実施形態の基本的な理解を目的として、1つまたは複数の実施形態のいくつかの概念を簡略化して説明するものであり、発明あるいは開示の広さを限定するものではない。この概要は、考えられるすべての実施形態の包括的な概要ではなく、すべての実施形態の重要な要素を特定することも、一部またはすべての態様の範囲を線引きすることも意図していない。便宜上、「一実施形態」は、本明細書に開示するひとつの実施形態(実施例や変形例)または複数の実施形態(実施例や変形例)を指すものとして用いる場合がある。
【0010】
一実施形態に係る整流回路は、交流電源と接続されるべき第1入力端子および第2入力端子と、平滑キャパシタと、第1入力端子および第2入力端子と接続され、交流電圧の半周期において平滑キャパシタを充電し、平滑キャパシタに半波整流された電圧を発生するとともに、半周期において、平滑キャパシタへの充電経路の導通・遮断を切り替え可能に構成された半波整流器と、平滑キャパシタの両端間電圧に応じて、充電経路の導通、遮断を制御するコントローラと、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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