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公開番号2025179918
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-11
出願番号2024086857
出願日2024-05-29
発明の名称半導体装置および車両
出願人ローム株式会社
代理人個人,個人
主分類H01L 25/07 20060101AFI20251204BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 装置の構成要素の配置の自由度を向上させることが可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】 半導体装置A10は、複数の第1半導体素子31と、複数の第2半導体素子32と、第1電力端子41と、第2電力端子42と、第3電力端子43とを備える。第1電力端子41および第2電力端子42は、第1方向xにおいて互いに離れている。複数の第1半導体素子31は、第1方向xにおいて第1電力端子41と第2電力端子42との間に位置するとともに、第1方向xに配列されている。複数の第2半導体素子32は、第1方向xにおいて第2電力端子42と複数の第1半導体素子31との間に位置するとともに、第1方向xに配列されている。第1電力端子41に印加される電圧は、第3電力端子43に印加される電圧より高い。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
各々が第1電極および第2電極を有する複数の第1半導体素子と、
各々が第3電極および第4電極を有する複数の第2半導体素子と、
前記第1電極に導通する第1電力端子と、
前記第2電極および前記第3電極に導通する第2電力端子と、
前記第4電極に導通する第3電力端子と、を備え、
前記第3電極の極性は、前記第2電極の極性と異なっており、
前記第1電力端子および前記第2電力端子は、第1方向において互いに離れており、
前記複数の第1半導体素子は、前記第1方向において前記第1電力端子と前記第2電力端子との間に位置するとともに、前記第1方向に配列されており、
前記複数の第2半導体素子は、前記第1方向において前記第2電力端子と前記複数の第1半導体素子との間に位置するとともに、前記第1方向に配列されており、
前記第1電力端子に印加される電圧は、前記第3電力端子に印加される電圧より高い、半導体装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1電力端子に導通する第1導電層をさらに備え、
前記複数の第1半導体素子の各々において、前記第1電極および前記第2電極は、前記第1方向に対して直交する第2方向において互いに反対側に位置しており、
前記第1電極は、前記第1導電層に導電接合されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第2電力端子に導通する第2導電層をさらに備え、
前記複数の第2半導体素子の各々において、前記第3電極および前記第4電極は、前記第2方向において互いに反対側に位置しており、
前記第3電極は、前記第2導電層に導電接合されている、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第2電極と前記第2導電層とに導電接合された第1導通部材をさらに備える、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第4電極に導電接合され、かつ前記第3電力端子に導通する第2導通部材をさらに備える、請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第2方向に視て、前記第2導通部材は、前記第1導通部材に重なっている、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
絶縁層をさらに備え、
前記第1導電層および前記第2導電層は、前記絶縁層の前記第2方向の一方側に接合されている、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第1方向および前記第2方向の各々に対して直交する第3方向において、前記第3電力端子は、前記第1電力端子の隣に位置する、請求項7に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第2方向において前記絶縁層を基準として前記第1導電層および前記第2導電層と同じ側に位置する第3導電層をさらに備え、
前記第3導電層は、前記絶縁層に接合されており、
前記第3電力端子は、前記第3導電層に導電接合されており、
前記第2導通部材は、前記第3導電層に導通している、請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第2導通部材は、前記第3電力端子に導電接合されており、
前記第2方向に視て、前記第2導通部材は、前記第3導電層および前記第3電力端子の各々に重なっている、請求項9に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置と、当該半導体装置が搭載された車両とに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、MOSFETやIGBTなどのスイッチング機能を有する複数の半導体素子を搭載した半導体装置が広く知られている。当該半導体装置は、主に電力変換に用いられる。特許文献1には、当該半導体装置の一例が開示されている。同文献に開示された半導体装置は、複数の第1半導体素子と、各々が複数の第1半導体素子に導通する複数の第2半導体素子とを備える。さらに当該半導体装置は、複数の第2半導体素子に導通する第1端子と、複数の第1半導体素子に導通する第2端子と、複数の第1半導体素子、および複数の第2半導体素子に導通する第3端子とを備える。第2端子および第3端子は、第1方向において複数の第1半導体素子、および複数の第2半導体素子を基準として、互いに反対側に位置する。
【0003】
特許文献1に開示されている半導体装置においては、複数の第1半導体素子は、第1方向に対して直交する第2方向に配列されている。同様に、複数の第2半導体素子も第2方向に配列されている。これにより、当該半導体装置においては、第1方向xにおける第2端子と第3端子との間隔が、より短くなる傾向となる。ここで、当該半導体装置の用途においては、第1方向xにおける第2端子と第3端子との間隔をより長くすることが要請される場合がある。この場合、当該半導体装置の構成においては、その要請に応えることが困難となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-53801号公報
【0005】
[概要]
本開示は上記事情に鑑み、装置の構成要素の配置の自由度を向上させることが可能な半導体装置を提供することをその課題とする。
【0006】
本開示の第1の側面によって提供される半導体装置は、各々が第1電極および第2電極を有する複数の第1半導体素子と、各々が第3電極および第4電極を有する複数の第2半導体素子と、前記第1電極に導通する第1電力端子と、前記第2電極および前記第3電極に導通する第2電力端子と、前記第4電極に導通する第3電力端子とを備える。前記第3電極の極性は、前記第2電極の極性と異なっている。前記第1電力端子および前記第2電力端子は、第1方向において互いに離れている。前記複数の第1半導体素子は、前記第1方向において前記第1電力端子と前記第2電力端子との間に位置するとともに、前記第1方向に配列されている。前記複数の第2半導体素子は、前記第1方向において前記第2電力端子と前記複数の第1半導体素子との間に位置するとともに、前記第1方向に配列されている。前記第1電力端子に印加される電圧は、前記第3電力端子に印加される電圧より高い。
【0007】
本開示の第2の側面によって提供される車両は、駆動源と、半導体装置とを備える。前記半導体装置は、前記駆動源に導通している。前記半導体装置は、本開示の第1の側面によって提供される半導体装置に対して、第1導電層、第2導電層、第1導通部材、第2導通部材、絶縁層、第1信号端子および第2信号端子をさらに具備する。
【0008】
本開示のその他の特徴および利点は、添付図面に基づき以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の平面図である。
図2は、図1に対応する平面図であり、封止樹脂を透過している。
図3は、図2に対応する平面図であり、第2導通部材をさらに透過している。
図4は、図2に対応する平面図であり、第1導通部材および第2導通部材の図示を省略している。
図5は、図1に示す半導体装置の底面図である
図6は、図3のVI-VI線に沿う断面図である。
図7は、図3のVII-VII線に沿う断面図である。
図8は、図3のVIII-VIII線に沿う断面図である。
図9は、図3のIX-IX線に沿う断面図である。
図10は、図8の部分拡大図であり、第1半導体素子およびその近傍を示している。
図11は、図9の部分拡大図であり、第2半導体素子およびその近傍を示している。
図12は、図1に示す半導体装置が搭載された車両の概要図である。
図13は、本開示の第2実施形態に係る半導体装置の平面図であり、封止樹脂および第2導通部材を透過している。
図14は、図13のXIV-XIV線に沿う断面図である。
図15は、図13のXV-XV線に沿う断面図である。
図16は、図13のXVI-XVI線に沿う断面図である。
図17は、本開示の第3実施形態に係る半導体装置の平面図であり、封止樹脂を透過している。
図18は、本開示の第4実施形態に係る半導体装置の平面図である。
図19は、図18に対応する平面図であり、封止樹脂を透過している。
図20は、図19のXX-XX線に沿う断面図である。
図21は、図19のXXI-XXI線に沿う断面図である。
図22は、本開示の一実施形態に係る半導体モジュールの平面図である。
図23は、図22のXXIII-XXIII線に沿う断面図である。
図24は、本開示の第5実施形態に係る半導体装置の平面図であり、封止樹脂を透過している。
図25は、図24のXXV-XXV線に沿う断面図の部分拡大図である。
図26は、図24のXXVI-XXVI線に沿う断面図の部分拡大図であ
図27は、本開示の第5実施形態の第1変形例に係る半導体装置の平面図であり、封止樹脂を透過している。
図28は、本開示の第5実施形態の第2変形例に係る半導体装置の平面図であり、封止樹脂を透過している。
図29は、本開示の第5実施形態の第3変形例に係る半導体装置の平面図であり、封止樹脂を透過している。
図30は、本開示の第6実施形態に係る半導体装置の平面図であり、封止樹脂を透過している。
図31は、本開示の第6実施形態の第1変形例に係る半導体装置の平面図であり、封止樹脂を透過している。
図32は、本開示の第6実施形態の第2変形例に係る半導体装置の平面図であり、封止樹脂を透過している。
図33は、本開示の第6実施形態の第3変形例に係る半導体装置の平面図であり、封止樹脂を透過している。
【0010】
[詳細な説明]
本開示の詳細について、添付図面に基づき説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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