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公開番号2025179721
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-10
出願番号2024086650
出願日2024-05-28
発明の名称後処理装置および画像形成装置
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人個人
主分類B41J 29/13 20060101AFI20251203BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】操作性を向上させること。
【解決手段】後処理装置100は、上方を向く操作面131を有する本体部101と、本体部101を画像形成装置に対して一方向にスライドさせるスライド機構と、本体部101を画像形成装置に固定する固定部と、ユーザーにより操作される操作部141を有し、操作部141がユーザーにより操作されることに応じて固定部による固定を解除する解除機構と、を備え、操作部141は、本体部101の操作面103に配置される。
【選択図】図5

特許請求の範囲【請求項１】
上方を向く操作面を有する本体部と、
前記本体部を画像形成装置に対して一方向にスライドさせるスライド機構と、
前記本体部を前記画像形成装置に固定する固定部と、
ユーザーにより操作される操作部を有し、前記操作部がユーザーにより操作されることに応じて前記固定部による固定を解除する解除機構と、を備え、
前記操作部は、前記本体部の前記操作面に配置される、後処理装置。
続きを表示（約 640 文字）【請求項２】
前記本体部に設けられ、複数の第１記録媒体の第１束が挿入される挿入口と、
前記本体部に設けられ、前記挿入口に挿入された前記第１束に後処理を実行可能な後処理ユニットと、をさらに備え、
前記操作面は、前記挿入口より下方に配置され、
前記操作部は、前記挿入口に挿入された前記第１束と垂直方向で重ならない位置で前記本体部の前記操作面に配置される、請求項１に記載の後処理装置。
【請求項３】
前記本体部に設けられ、第２記録媒体が載置される載置部と、
前記後処理ユニットは、前記載置部に積載された複数の前記第２記録媒体の第２束にさらに後処理を実行可能であり、
前記後処理ユニットにより後処理が実行された前記第２束が前記載置部から排出される排出部と、をさらに備え、
前記操作面は、前記排出部よりも下方に配置され、
前記操作部は、さらに、前記排出部と垂直方向で重ならない位置で前記本体部の前記操作面に配置される、請求項２に記載の後処理装置。
【請求項４】
前記操作部は、前記操作面とは異なる色である、請求項１に記載の後処理装置。
【請求項５】
前記解除機構は、前記操作部が前記一方向に移動することに応じて、前記固定部による固定を解除する、請求項１に記載の後処理装置。
【請求項６】
請求項１～５のいずれかに記載の後処理装置を備えた、画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
この発明は、後処理装置および画像形成装置に関し、特に記録媒体に所定の処理を実行する後処理装置、その後処理装置を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
ＭＦＰ（ＭｕｌｔｉＦｕｎｃｔｉｏｎＰｅｒｉｐｈｅｒａｌ）で代表される画像形成装置は、後処理装置が装着される場合がある。後処理装置は、画像形成装置により画像が形成された記録媒体にステープル針を打ち込むステープル加工などの後処理を実行する。
【０００３】
例えば、特開２０２３－２００７４号公報には、原稿の画像を読み取る読み取り部と、前記読み取り部で読み取った画像をシートに形成する画像形成部との間の胴内空間に設けられるシート後処理装置であって、シートを搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送方向に搬送されたシートが載置される処理トレイと、前記処理トレイに載置されたシートに綴じ処理を施す綴じ処理手段と、前記処理トレイと異なる位置に設けられ、装置外部から手差し挿入されたシートに綴じ処理を施す手差し挿入部と、前記胴内空間からシート後処理装置を引き出すスライド機構と、前記スライド機構を前記胴内空間に固定し、前記搬送手段にシートを搬送する搬送位置に固定する固定部と、前記手差し挿入部にセットされるシートの載置範囲と重複する位置に設けられ、前記固定部を解除する解除レバーを備えるシート後処理装置が記載されている。
【０００４】
しかしながら、特開２０２３－２００７４号公報に記載の後処理装置は、解除レバーが手差し挿入部にセットされるシートの載置範囲の下方に重なる位置に設けられる。このため、手差し挿入部にセットされるシートにステープル針が噛み込んだ場合などは、シートの下方で重なる位置に解除レバーが位置するので、ユーザーは、シートに隠れた解除レバーを視認することができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０２３－２００７４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
この発明の目的の１つは、操作性を向上させた後処理装置を提供することである。
【０００７】
この発明の他の目的は、後処理装置の操作性を向上させた画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
この発明のある局面によれば、後処理装置は、上方を向く操作面を有する本体部と、本体部を画像形成装置に対して一方向にスライドさせるスライド機構と、本体部を画像形成装置に固定する固定部と、ユーザーにより操作される操作部を有し、操作部がユーザーにより操作されることに応じて固定部による固定を解除する解除機構と、を備え、操作部は、本体部の操作面に配置される。
【０００９】
この発明の他の局面によれば、画像形成装置は、上記の後処理装置を備える。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本発明の実施の形態の１つにおけるＭＦＰの外観を示す第１の斜視図である。
ＭＦＰの内部構成の一例を模式的に示す断面図である。
本実施の形態における後処理装置の斜視図である。
本実施の形態における後処理装置の内部構成の一例を示す図である。
後処理装置の内部構造の一例を示す第１の平面図である。
後処理装置のスライド機構の一例を示す図である。
スライド機構、固定機構および解除機構の一例を示す平面図である。
解除機構を拡大して示す第１の図である。
解除機構を拡大して示す第２の図である。
後処理装置の移動を説明する第１の斜視図である。
後処理装置の移動を説明する第２の斜視図である。
後処理装置の移動を説明する第３の斜視図である。
後処理装置の内部構造の一例を示す第２の平面図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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