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公開番号2025176997
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024083451
出願日2024-05-22
発明の名称画像処理装置
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類G03G 21/00 20060101AFI20251128BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】画質再現の調整作業に手間がかからず、かつ、ユーザーの満足する画像を十分に再現することが可能な画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置は、画像形成装置により形成される画像の画質を調整することが可能な画像処理装置であって、画像形成装置の使用開始後でメンテナンス前の所定タイミングでの画質に関する画質情報を記憶する記憶部と、メンテナンス後の画質を、記憶された画質に合わせるように画質調整を実施する画質調整部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置により形成される画像の画質を調整することが可能な画像処理装置であって、
前記画像形成装置の使用開始後でメンテナンス前の所定タイミングでの画質に関する画質情報を記憶する記憶部と、
前記メンテナンス後の画質を、記憶された前記画質に合わせるように画質調整を実施する画質調整部と、
を備える、画像処理装置。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記所定タイミングは、前記画像形成装置に対して安定化処理を実行したタイミングとする、
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記所定タイミングは、前記画像形成装置に対して画像の階調補正を実行したタイミングとする、
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記所定タイミングは、前記画像形成装置における画像の不具合の解析を開始したタイミングとする、
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記所定タイミングは、前記画像形成装置を構成する部品の交換に伴う処理を開始したタイミングとする、
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記所定タイミングは、予め定められた一定間隔で行われるタイミングとする、
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記画質調整部は、前記安定化処理に伴って前記画質調整を実施する、
請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記画質調整部は、前記階調補正に伴って前記画質調整を実施する、
請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記画質調整部は、前記不具合を改善する処理に伴って前記画質調整を実施する、
請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記画質調整部は、画像全体の中の、不具合部分以外が一致するように前記画質調整を実施する、
請求項9に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、作成された原稿をカラー画像としてコピーやプリントするカラープリント機能を有するカラープリンタが普及している。カラープリンタの普及につれ、原稿をカラー画像として出力するカラー使用率が増加している。このような状況において、カラー画像の画質に対するユーザーの要求レベルが高まっている。そして、カラー画像を常に同様の品質で出力できることが重要となっている。
【0003】
カラープリンタは、温度、湿度といった使用環境によってプロセス特性が変化する。そのため、目標の画質に合わせ込むためのキャリブレーション機能を搭載している。また、使用環境だけでなく、トナーや感光体と言った消耗品の交換によってもプロセス特性が変化し画質が変化してしまう。そこで、消耗品交換後もキャリブレーションを行う事で、もともとの目標画質を可能な範囲で維持できるように補正を行っている。
【0004】
しかし、消耗品交換後に目標画質に合わせ込むと、消耗品交換前と異なる画質になってしまい、ユーザーの望まない結果となってしまうことがある。これは、主に劣化した消耗品と新品の消耗品で特性が異なる事が原因である。しかし、ユーザーにとっては、交換後の画質が目標(メーカーの狙い)の画質であるか否かは重要ではない。ユーザーにとっては、今まで使っていた画質から変化してしまう事が問題となる。一般的な使用方法では、消耗品の劣化に伴う長期的な軽微の画質変化は問題とならず、短期間で画質が変化する事が重要な問題となる。
【0005】
例えば、特許文献1に記載された画像処理方法は、特定画像のスキャンデータと、新たに出力した特定画像のスキャンデータを比較する。そして、出力用の特定画像を補正する画像処理方法である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2009-118349号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、プリンタの不具合対策として部品を交換する事がある。特に画像関連の不具合では、感光体や転写ユニットの交換が行われる。例えば、不具合の原因が感光体にあった場合、感光体を交換する事で不具合が解消する。しかし、感光体が変わる事でプリンタの特性が変化し、ユーザーの望んでいない画質の変化も同時にもたらすことがある。
【0008】
画質の差異をなくすために、ユーザーが自力で調整を行う事は難しい。この場合、サービス員に画質調整を依頼し、ユーザーの記憶、または部品交換前の印刷物などをもとに、画質再現の調整を行うことになる。しかし、画質再現の調整作業に非常に手間がかかる上に、ユーザーの満足する画質を十分に再現することが困難になるという課題があった。
【0009】
また、上記特許文献1に記載された画像処理方法は、特定の画像のみ対象として合わせ込むものである。当該方法は、現在のプリンタの特性を補正するものではないため、ユーザーの満足する画像を十分に再現することが困難である。
【0010】
本発明の目的は、画質再現の調整作業に手間がかからず、かつ、ユーザーの満足する画像を十分に再現することが可能な画像処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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